TOP > ベッドスタイルコラム > ベッドに纏わるアレコレの綴り > ホテルに泊まる楽しみ
ホテルステイが好きだ。遠くへ旅行しなくても、近くのホテルで安い宿泊料金で
泊まったりする。
最近は、ホテルで女子会!なんてキャッチフレーズで集客しているホテルもある。
一日中ガールズトークができるように、スイートルームでも割と手ごろな値段で
泊まれるようになっている。
ホテルなら、泊める側も、泊まる側もなく、後片付けも考えず、ただひたすら、
おしゃべりや、おいしい食事を堪能することに集中できるから。
友人同士で宿泊すると、際限なくしゃべり続け、気付けば夜明けの日差しが
部屋に差し込んでくるなんてこともよくあるものだ。
そういった、友人同士でのホテルステイも好きなのだけれど、
一人での宿泊がさらに好きなのだ。
大抵のホテルは、ビジネスホテルでなければ、良いマットレスを使用しているし、
ベッドサイズも大きい。シーツもパリッとしていて、きちんとベッドメイクされたシーツを
剥がすことも、一つの楽しみだ。
まず、部屋に入って第一にすることが、きっちりと整えられたシーツを剥がすこと。
たとえ、まだ寝るには早い日の高いうちにチェックインをしたとしても、
ベリベリっとシーツを剥がしていく。そしてそのまま、仰向けに倒れこみ、
マットレスの硬さチェックをする。(まだ靴は脱いでいない。)
それからバスルームのチェックも兼ねて、洗面台に必要な小物を並べる。
それが終わると、開けられる窓を開け、景色をチェックする。
その後、ソファに腰掛け部屋を一望する。そこで、部屋の様子を改めて観察。
最後に靴を脱いでもう一度ベッドに横たわる。
これが、お一人様ステイの私の儀式だ。
私にとって、お一人様ステイは、一種のレクリエーションだ。
おひとり様ステイは、生活臭のほとんどない場所に、何にもしないために行く。
だから、部屋からの景色が良いことがとても重要。
ベッドから外が一望できるなら、非常に良い。
地元横浜のホテルは、海を一望できることを売りにしたりしているので、
それはとてもうれしい。