プリンセス麻耶の素敵なロマンティック姫系アイアンベッド

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ベッドと私の楽しい関係

プリンセス麻耶の素敵なロマンティック姫系アイアンベッド

妹の麻耶が、ロリータファッションに凝り始めたのは、高校1年生の時でした。

その麻耶の部屋は、2階にあります。私の部屋の真向かいなのです。

誰でもそうですが、麻耶も、他の誰かに、勝手に自分の部屋に入られることを嫌がります。
だから私も、出来るだけ麻耶の部屋には、入らないように気を使っています。

しかし、時どき見える(麻耶がドアを開けた時に偶然私がそこにいる場合など)
麻耶の部屋の中に、私はとても興味がありました。

それは、そこはかとなく鮮やかなのです。

何といえばいいのか、いい形容の仕方が分からないほど、明るくて、華やかで、
夜でも何処からか光が射し込んでいるようなピンクなのです。

偶然、その部屋の中を見てしまった私は、一瞬、その場に立ち止ってしまいます。
すると麻耶は、「見ないで」と、少し不機嫌そうに私にいいます。

「見てないわよ」と、私はいうのですが、実際は、その部屋の中から目が離せない、
のでした。

そんな麻耶が、最近、新しいベッドを購入するのだといい始めました。
彼方此方へ出かけては、探している様子なのです。

私は、麻耶が一体どんなベッドを買うのか、とても興味がありました。
想像するだけで、何だか楽しく?なってしまいます。

そうして、ついに、あの麻耶の部屋に入る、新しいベッドが決定しました。

「明日の日曜日に持ってくるから」と、麻耶も、とても楽しみ…という眼をして、
家族の皆に話したのです。

ついに、その日曜日がやってきました。
いつもは、午後にならないと起きてこない麻耶が、8時に起きてきました。

9時に家具屋さんがやってきて、大きなダンボールを、2階の麻耶の部屋に運び入れました。
それから約1時間後、家具屋さんは帰りました。

両親と私の3人は、麻耶の部屋のドアの前に、立っていました。
すると、気配を感じたのか、「見たいなら入ったら」と、麻耶の声です。

恐る恐る?入ってみると、窓際の壁に沿って、割と普通に見えるベッドがありました。

でも、じっと観察すると、やはりそのベッドは麻耶のベッドらしい、とても可愛いい
ベッドでした。

名前も、ロマンティック姫系アイアンベッド、というので、私は充分に納得しました。
このベッドなら、私でもいいかな…そう思って、少し羨ましいほどでした。

2012年2月11日 / タグ:[ , , ]