不眠は何科にかかればいいの?(その1)

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睡眠を知って、睡眠を得る

不眠は何科にかかればいいの?(その1)

「不眠」自体は今に始まった病気ではありませんが、一昔前は不眠で病院にかかるとはあまり考えられませんでした。

それが後年になって不眠の患者さんが増え、診療は内科から枝分かれして心療内科、精神科と広がり、いまでは「睡眠障害専門外来」なる名前の診療科まで出来てきたようです。

それだけ昔よりも深刻な不眠に悩む人が増えたと言うことでしょうか?「睡眠障害専門外来」は不眠症を始めとした睡眠障害全般を診てくれる診療科ですがこれほど睡眠に特化した診療科は全国でまだそれほど数は多くありません。

2011年8月の段階で日本全国で400人弱の日本睡眠学会の認定医が居ます。認定医の名前は「日本睡眠学会」のホームページにて発表されています。
その実、心療内科、精神科、睡眠障害専門外来ともに不眠の診断方法はほとんど同じで最初は問診からはじまり、睡眠ポリグラフ検査、そして睡眠を阻害する睡眠時無呼吸症候群や歯ぎしりの治療のために装着する口腔内装具、いわゆるマウスピースが必要となる場合があります。また、その専門の認定歯科医の診療が必要となる場合もあります。

放置したり、自己判断で不眠をほおっておくよりも、睡眠障害のそれぞれの科のエキスパートに治療を委ねて不眠に悩む皆さんが1日でも早くベッドで快適な眠りにつかれることを願っております。

2012年2月13日 / タグ:[ , , ]