ベッドでの朝食、その内容は…

先日、海外ドラマをＤＶＤで見ていて、目にしたワン・シーン。ヒロインを心から愛する男性が、”Breakfast in Bed” 「ベッドでの朝食」のサプライズをプレゼントしていました。

その男性は性格もルックスもパーフェクト。非の打ちどころのない相手としてヒロインの前に現れます。彼は、まるでヒロインの揺れる心を試すかのように、これでもかと「考えうる限りのロマンティックなデート」を提供してくれるのです。

最終的に、ヒロインが「パーフェクトな彼を振って、元の恋人を選ぶ」という展開をドラマチックに演出するための味付けなのでしょう。彼の本性に邪悪でダークな部分は一切なく、純粋に世の一般女性の「理想の男性」を象徴しているわけです。

その彼が、ある朝、いじらしくもヒロインのために特別に準備して用意したのが「ベッドでの朝食」。そこには、世の女性の夢が全て詰まっていました。

• 彼の家、彼のベッドの上で
• 自分が寝ている間に、彼がサプライズで朝食を準備
• Breakfast in Bed 用のトレイにのせて
• トレイにはオレンジジュースとトースト
• そして、花
  瓶に飾られた一輪の薔薇
• さらに、小さな真四角のジュエリー・ケースがさりげなく添えられて
• 「指輪じゃないから、怖がらないで」と照れてはにかむ彼
• ジュエリーケースを開けると、そこにはハートのネックレス

徹底したお姫様待遇です。騎士道精神のなせる技でしょうか。折角ベッドで寝ているのだから、武士道精神を遺伝子に持つ日本男児も、勇気を出してこんな求愛の仕方を試してはいかが?「ベッドが汚れるから、ちゃんとテーブルで食べよう」と大和撫子の彼女に優しくたしなめられるかも知れませんが。。。

2012年4月21日 / タグ：[ ドラマ, ベッド, 海外 ]