ベッドを長持ちさせるには、丈夫なベッド選びをすることが重要になってくることをご存知でしたか?
「せっかくベッドを購入するなら長持ちするものがいい…」と思う方は多いはずです。
本記事ではそういった方向けに、丈夫なベッドの特徴とどのようなものか、どうしたら長く使い続けられるのかをお伝します!
目次
丈夫で長持ちする寿命の長いベッドの特徴
床板が厚くしっかりしている

ベッドの床板部分は、ベッド全体の耐久性を決める大切な部分となっています。
ベッドの床板は、分厚く構成されいて1本1本の板が太い桟で補強されているものが良いでしょう。ベッドも家の建築と同じように、梁(重荷を支える部分)が多い方が丈夫なものに仕上がっているのです。
脚の数が多い

4本より6本の脚、6本より8本の脚、8本の脚よりサイドフレーム全体でベッドを支えているほうが、1本の脚にかかる負担が分散されます。脚の面積が大きいベッドは、長持ちするうえに揺れやきしみも少ないといえます。
重心が低い

フレームの中でも一番長持ちするとされているタイプは「ロータイプ」のベッドです。重心が低いため安定感があり、丈夫な木材で作られていればより長持ちします。
パイプ製より木製

ベッドの素材として使われているのは主に、木材とパイプ製がありますが、パイプベッドは木製に比べ一部の負荷に対して強くないため、木製の方が長持ちしやすい傾向にあります。
丈夫な木材が使用されている

長持ちするベッドの特徴に、丈夫な木材で作られていることが挙げられます。木材の中でも桐やヒノキは特に耐久性が強いため、桐やヒノキのベッドがおすすめです。
桐の性質
桐は湿度の調整機能に優れています。桐の中にたくさんある小さな気泡が水分を吸い上げたり吐き出したりして、湿度の調整を図ってくれるのです。桐は生育が簡単で、比較的リーズナブルに購入することができることも魅力です。
ただ、害虫被害にもかかりやすい傾向があるため、綺麗な状態を保つことができるよう、お手入れが必要です。
ヒノキの性質
ヒノキは、水に耐性があり梅雨の時期でも強いことで知られています。防腐効果も高く、伐採から1000年以上たっても同じレベルの強度を保つことができるといいます。リラックス効果のある香りも特徴的ですね。
油分が多いので塗装しづらく、カラーバリエーションが少ないのが難点です。
床板は「スノコ」がおすすめ

作りが頑丈
数多くの種類があるベッドの中でも床板部分がスノコ状となっているベッドは、基本的に頑丈な木材で作られていることが多いため、ベッドフレーム自体が頑丈で長持する傾向にあり、大変おすすめです。
また、同じ床板部分がスノコ状のベッドでも「薄いタイプのもの」や「強度の強いもの」などメーカーによって作りも違ってきます。
腐食の原因であるカビの発生を抑える
ベッドフレームの通気性は、ベッドを長持ちさせるのにとても大切なポイントです。
床板にカビが発生してしまうと根絶させることが難しくなり、カビは根を張るため、再発してしまう可能性が高いでしょう。そのため、カビを発生させないように隙間があるスノコだと防腐効果を期待できます。
ベッドの買い替えを検討する目安は?
寿命の年数が経っても、決して買い替えが必要なわけではありません。いくつか状態を見ながら判断しましょう。では、どんな状態が買い替えのサインでしょうか。
ベッドフレームの買い替え目安

軋み音が気になる
ベッドに上がったとき、寝返りをしたときなどにベッドの軋み音が気になりはじめたら、買い替えのサインかもしれません。まずはネジの緩みを確認し、緩んでいたら締め直しましょう。
それでも軋みが解消されない場合は、ベッドの新調を検討しましょう。
ウッド系フレームに虫がいる
木製のフレームには、ダニをはじめとする小さな虫たちがいることがあり、特にスノコなどを好むキクイムシには要注意です。床に細かい木くずが落ちている場合は、キクイムシの存在を疑ってください。
キクイムシを完全に駆除することはプロでも難しいそうなので、ベッドフレームが多少でもかじられていたら、買い替えを検討してみましょう。
マットレスの買い替え目安

全体的にへこみを感じる
マットレスのへこみは、背骨の歪みや腰痛、血行不良などの原因となり、身体に大きな負荷をかけてしまいます。マットレスの交換で改善できればいいものの、床板までへこんでしまっていることもあります。
マットレスにへこみが生じてしまった場合は、なるべく早く買い替えるようにしましょう。
寝返りを打つと軋む
ベッドの軋みは、ベッドフレームの劣化のほかにマットレスのスプリング(バネ)の劣化が原因の1つです。 マットレスが古くなるとバネの弾力性が均一でなくなるため、快適な睡眠を取るとこができなくなります。
質の良い睡眠はとても重要になってくるため、こういった場合は買い替えを検討しましょう。
まとめ

《丈夫で長持ちするベッドの特徴》
・床板が厚くしっかりしている
・脚の数が多い
・重心が低い
・木製
・丈夫な木材
・スノコがおすすめ
サイクルの短いベッドを選ぶと、運び出しと処理に時間やコストがかかってしまい、経済的にもエネルギー的にも合理的ではありません。丈夫で長持ちするベッドで充実した睡眠スタイルを楽しみましょう!
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