寝室インテリア・ベッド情報のベッドスタイルマガジン

  1. えらぶ
  2. 1891 view

体に合うものを選ぼう!介護用マットレスの選び方とおすすめ5選

長い時間をベッドで過ごす高齢の方にとって大切になるのがマットレスです。介護用のマットレスは使う人に合ったものを選ぶのが不可欠です。また、介護する側にとっても楽な構造であることも大切です。しかし、初めての介護用マットレス選びではわからないことがたくさん。

そこで今回は介護用マットレスの選び方とおすすめ商品をご紹介します。すでに介護ベッドをお使いの方も、寝具の見直しをされてみてはいかがでしょうか?

介護用マットレスとは?

介護用マットレスは、介護を受ける高齢者に合ったマットレスのことです。しかし、介護用マットレスといっても介護が必要な人全てにとって快適かというとそうではありません。介護用マットレスとはどのようなものかご紹介します。

日常生活の支援や介護が必要な人に合ったマットレス

介護用マットレスは日常生活の支援や介護が必要な人に合ったマットレスのことです。日常生活のサポートや介護が必要といってもその幅はかなり広いです。

身の回りのことを全くできない寝たきりの人もいれば、ほとんどのことを自分でできるという人もいるため、マットレスを選ぶ際にはそれに応じて選ぶ必要があります。

体の状態や用途に合ったものを選ぶ

介護用マットレスは体の状態や用途に合ったものを選ぶ必要があります。

ある程度自分の身の回りのことをできるという人であれば寝返りやベッドの上り下りが簡単にできるマットレスの方が合っていますし、ベッドで過ごす時間が長い場合は体をサポートしてくれる介護用マットレスが適しています。

立ち上がりやすさ

介護や支援を受ける度合いに関わらず、ベッドからの上り下りはできる限り力をかけずに体の姿勢を安定させてできることが大切です

立ち上がりやすさを求める際に注目すると良いポイントは、ベッドの端の部分の構造がしっかりとしていることです。ベッドの端に腰掛けても沈み込みが少ないと滑り落ちたり体勢をくずしたりするリスクが減ります。

快適な寝心地

介護が必要ない人と比べるとベッドで横になっている時間が長いため、介護や支援が必要な人にとっては寝心地はとても重要です

体が沈み込み過ぎないか、寝たり起きたりしにくくないかなどをマットレスを選ぶ際には確認することをおすすめします。

床ずれを予防できる

寝たきりの人や長時間ベッドで横になって過ごすことが多い場合、気をつけなければならないのが床ずれです。床ずれは体の特定の部分に集中して圧力や擦れが発生することによって、皮膚に障害が起きてしまうことをいいます。

軽度な床ずれは圧迫された部分に圧力がかかることを避けることによって回復に向かいますが、ひどいと細胞が壊死してしまうこともあります。体圧がしっかり分散されるものを選ぶと良いでしょう。

介護用マットレスの選び方

介護用マットレスは使う人や介護を行う人が支援しやすいものを選ぶことが大切です。また、介護用マットレスの硬さや機能性に関しては使う人の体の状態に合ったものを使うようにしましょう。続いて介護用マットレスをどのように選べばよいのか具体的にご紹介します。

使っているベッドのサイズに合わせる

介護用マットレスを選ぶ際にまず大切なことは使っているベッドのサイズに合わせることです。シングルやセミダブルといったサイズで選べば間違いないことがほとんどですが、メーカーによって若干の差がでる場合もあるため事前にサイズを測っておくと安心です。

大きすぎるとずれ落ちてしまいますし、小さすぎるとフレームに手足を挟んで骨折につながることもあります。ベッドのサイズに合ったものを選びましょう。

電動式ベッドは曲がりやすい素材のマットレスを

介護用ベッドに多く取り入れられている電動式のベッドは、足元や背もたれにリクライニング機能がついていてとても便利です。電動式ベッドを使っている場合は、ベッドの動きに合わせて対応する素材のマットレスを選ぶようにしましょう。

もし、電動式ベッドにあらかじめマットレスが付いている場合は、硬さや寝心地を確認してから購入するようにします。

介助や掃除のしやすさも大切

介護用マットレスを選ぶ際にどうしても寝る人にとって優しいかどうかで判断しがちですが、介助や掃除のしやすさもポイントとしておさえておきましょう

マットレスの表面に撥水加工が施されているものやマットレスの端の部分がフラットになっているもの、端の構造がしっかりしているものがおすすめです。

状態別の介護用マットレスの特徴

介護用マットレスは使う人の状態に合わせて選ぶことが大切です。逆に言えば状態に合わせて選べていないと介護をする方としてもらう方の両方にとって使いづらかったり快適に眠れなかったりしてしまいます。介護や支援を受ける人の状態別に合った介護用マットレスの特徴をご紹介します。

普通のマットレスでもOK

ベッドの上り下りや身の回りのことをある程度自分でできる人には普通のマットレスでも十分です。

腰痛の有無や寝返りをよくするかどうかなど、一般的なマットレスの選び方でマットレスを選びましょう。しいて言うならマットレスの端の造りがしっかりしていると安心です。

ウレタン素材

自分である程度寝返りをうつことができる人や要介護1~2の人にはウレタン素材がおすすめです。寝たときに体がマットレスに沈み込みにくく、体圧も適度に分散してくれます。

ウレタンとスプリングの混合

身の回りのことやベッドの上り下りにサポートが必要な人が多いとされる要介護3の人にはウレタンとスプリングの混合素材のマットレスがおすすめです

スプリングが入るとどうしても曲がりにくくなってしまいますので、電動式ベッドを使う場合は適合性も確認しておくと安心です。

ジェルタイプやエアマット

要介護4~5のほとんど寝たきりの状態の人にはジェルタイプやエアマットのマットレスがおすすめです。体圧をしっかり分散しながら支えてくれます。体圧が分散されるので床ずれの心配も少ないです。

おすすめの介護用マットレス関連商品

介護が必要な度合い毎に介護用マットレスの素材を選ぶことが大切です。また、介護を行いやすいマットレスの素材や硬さにも着目しましょう。マットレス付きの電動ベッドや敷きパッドなどおすすめ商品をご紹介します。

充実したシニアライフを 棚・照明・コンセント付き電動ベッド

マットレスがウレタンマットレスとポケットコイルマットレスから選べる電動ベッドです。マットレス素材はそれぞれエアー素材入りにすることも可能です。モーターの数も1つまたは2つから選択可能で、モーターが2つの場合は背上げと背脚に加えて脚上げもすることができます。ヘッドボードには小物入れや照明、コンセントがついているのでベッド生活を充実したものにしてくれます。

寝返りができる棚・コンセント・ライト付き幅広電動介護ベッド

ベッドにいる時間が長いと身の回りも近くに置けると安心です。静音設計のモーターが2つついており、シンプルなデザインなので和室にも洋室にもマッチします。一般的な電動ベッドよりも幅が広いセミダブルサイズなので寝返りも楽にできて便利です。

選べて嬉しい2タイプ 寝心地復活 ふかふか敷きパッド

今あるベッドのマットレスにプラスしてふかふかの寝心地にしてくれる敷きパッドです。体圧分散性に優れており、適度なクッション性と反発力で腰や背中をサポートしてくれます。寝心地はスムースニットと立体メッシュの2種類から選択可能です。サイズはセミシングル~ダブルまで4タイプご用意しています。

寝具にプラスして快適な寝心地に 高反発ベッドパッド

薄型の高反発ベッドパッドです。寝具のプロが開発した「ブレスエアーエクストラ」という繊維を使用しており、耐久性と体圧分散性に優れています。中材に使用している繊維はポリエステルですが、加熱圧縮に耐えられる程の耐久性がありますので、冬に電気毛布や湯たんぽなどを使用していただいても大丈夫です。通気性も良いため、蒸れずに快適にお使いいただけます。

いつもずっと快適 新構造エアーマットレス

今お使いのマットレスにプラスすることで、寝心地を向上させることができるエアーマットレス。新構造のタテ繊維編み物で作られているので、体圧分散性・高反発性・耐久性に優れています。通気性が良くシャワーで水洗いもできますので、いつまでも清潔に快適に長く愛用していただけます。

【まとめ】快適に過ごせる介護用マットレスを選ぼう

介護用マットレスは様々なメーカーから多種多様な商品が発売されています。どれも魅力的ですが、ベッドを使う人がどのぐらい介護や支援が必要なのかや体の状態から選ぶ必要があります。快適な毎日を送れる使う人にぴったりの介護用マットレスを選びましょう。

自分らしい寝室づくりをするなら ベッド通販専門店BED STYLE 我が家にぴったりの形を選べる、超・超ワイドな連結可能ベッド特集

えらぶの最近記事

  1. 「6畳の部屋にセミダブルベッド」置くことができるか徹底検証!

  2. 【同時購入ですぐ使える】マットレス付き二段ベッド特集!

  3. 【人気のノンコイルマットレス】特徴やおすすめ商品をご紹介!

  4. 日本製にこだわる方必見!安心の国産ベッド&マットレス15選

  5. 【セミシングルショートマットレス】おすすめ11選&特徴を紹介

関連記事

おすすめ商品

おすすめ特集

最近の記事

おすすめの記事

PAGE TOP