長い時間をベッドで過ごす高齢の方にとって大切になるのがマットレスです。介護用のマットレスは使う人に合ったものを選ぶのが不可欠です。また、介護する側にとっても楽な構造であることも大切です。しかし、初めての介護用マットレス選びではわからないことがたくさん。
そこで本記事では介護用マットレスの選び方とおすすめ商品をご紹介します。すでに介護ベッドをお使いの方も、寝具の見直しをされてみてはいかがでしょうか?
おすすめの介護用マットレス関連商品
介護が必要な度合いごとに介護用マットレスの素材を選ぶことが大切です。また、介護しやすいマットレスの素材や硬さにも着目しましょう。マットレス付きの電動ベッドや敷きパッドなどおすすめ商品をご紹介します。
商品名 | サイズ・おすすめポイント |
---|---|
寝返りができる棚・コンセント・ ライト付き幅広電動介護ベッド | ✔サイズ:幅118/122×長さ221/222×高さ82/87cm ✔おすすめポイント: ライトや棚付きの機能面はもちろんおしゃれなデザイン面も◎ |
選べて嬉しい2タイプ 寝心地復活 ふかふか敷きパッド | ✔サイズ:セミシングル~ダブル ✔おすすめポイント: 薄型でありながらしっかり体を支える高反発な寝心地 |
いつもずっと快適 新構造エアーマットレス | ✔サイズ:幅100×長さ200×厚み3.5cm(シングル) ✔おすすめポイント: 体圧分散や通気性に優れており毎日の眠りを快適に |
寝返りができる棚・コンセント・ライト付き幅広電動介護ベッド
ベッドにいる時間が長いと身の回りも近くに置けると安心です。静音設計のモーターが2つついており、シンプルなデザインなので和室にも洋室にもマッチします。
一般的な電動ベッドよりも幅が広いセミダブルサイズなので寝返りも楽にできて便利です。
💭「幅広電動介護ベッド」の口コミ
素晴らしい。とくに身体に問題がある訳ではありませんが、寝心地を意識して選びました。
選べて嬉しい2タイプ 寝心地復活 ふかふか敷きパッド
今あるベッドのマットレスにプラスしてふかふかの寝心地にしてくれる敷きパッドです。体圧分散性に優れており、適度なクッション性と反発力で腰や背中をサポートしてくれます。
寝心地はスムースニットと立体メッシュの2種類から選択可能です。サイズは4タイプご用意しています。
いつもずっと快適 新構造エアーマットレス
今お使いのマットレスにプラスすることで、寝心地を向上させられるエアーマットレス。新構造のタテ繊維編み物で作られているので、体圧分散性・高反発性・耐久性に優れています。
通気性が良くシャワーで水洗いもできますので、清潔に快適に長く愛用いただけます。
介護用マットレスとは?
介護用マットレスは、介護を受ける高齢者に合ったマットレスのことです。しかし、介護用マットレスといっても介護が必要な人全てにとって快適かというとそうではありません。介護用マットレスとはどのようなものかご紹介します。
日常生活の支援や介護が必要な人に合ったマットレス
介護用マットレスは日常生活の支援や介護が必要な人に合ったマットレスのことです。日常生活のサポートや介護が必要といってもその幅はかなり広いです。
身の回りのことを全くできない寝たきりの人もいれば、ほとんどのことを自分でできるという人もいるため、マットレスを選ぶ際にはそれに応じて選ぶ必要があります。
体の状態や用途に合ったものを選ぶ
介護用マットレスは体の状態や用途に合ったものを選ぶ必要があります。
ある程度自分の身の回りのことをできるという人であれば寝返りやベッドの上り下りが簡単にできるマットレスの方が合っていますし、ベッドで過ごす時間が長い場合は体をサポートしてくれる介護用マットレスが適しています。
立ち上がりやすさ
介護や支援を受ける度合いに関わらず、ベッドからの上り下りはできる限り力をかけずに体の姿勢を安定させてできることが大切です。
立ち上がりやすさを求める際に注目すると良いポイントは、ベッドの端の部分の構造がしっかりとしていることです。ベッドの端に腰掛けても沈み込みが少ないと滑り落ちたり体勢をくずしたりするリスクが減ります。
快適な寝心地
介護が必要ない人と比べるとベッドで横になっている時間が長いため、介護や支援が必要な人にとっては寝心地はとても重要です。
体が沈み込み過ぎないか、寝たり起きたりしにくくないかなどをマットレスを選ぶ際には確認することをおすすめします。
床ずれを予防できる
寝たきりの人や長時間ベッドで横になって過ごすことが多い場合、気をつけなければならないのが床ずれです。床ずれは体の特定の部分に集中して圧力や擦れが発生することによって、皮膚に障害が起きてしまうことをいいます。
軽度な床ずれは圧迫された部分に圧力がかかることを避けることによって回復に向かいますが、ひどいと細胞が壊死してしまうこともあります。体圧がしっかり分散されるものを選びましょう。
介護用マットレスの選び方
介護用マットレスは使う人や介護を行う人が支援しやすいものを選ぶことが大切です。また、介護用マットレスの硬さや機能性に関しては使う人の体の状態に合ったものを使うようにしましょう。続いて介護用マットレスをどのように選べばよいのか具体的にご紹介します。
使っているベッドのサイズに合わせる
介護用マットレスを選ぶ際にまず大切なことは使っているベッドのサイズに合わせることです。シングルやセミダブルといったサイズで選べば間違いないことがほとんどですが、メーカーによって若干の差がでる場合もあるため事前にサイズを測っておくと安心です。
大きすぎるとずれ落ちてしまいますし、小さすぎるとフレームに手足を挟んで骨折につながることもあります。ベッドのサイズに合ったものを選びましょう。
電動式ベッドは曲がりやすい素材のマットレスを
介護用ベッドに多く取り入れられている電動式のベッドは、足元や背もたれにリクライニング機能がついていてとても便利です。電動式ベッドを使っている場合は、ベッドの動きに合わせて対応する素材のマットレスを選びましょう。
もし、電動式ベッドにあらかじめマットレスが付いている場合は、硬さや寝心地を確認してから購入するのがおすすめです。
介助や掃除のしやすさも大切
介護用マットレスを選ぶ際にどうしても寝る人にとって優しいかどうかで判断しがちですが、介助や掃除のしやすさもポイントとしておさえておきましょう。
マットレスの表面に撥水加工が施されているものやマットレスの端の部分がフラットになっているもの、端の構造がしっかりしているものがおすすめです。
状態別の介護用マットレスの特徴
介護用マットレスは使う人の状態に合わせて選ぶことが大切です。逆に言えば状態に合わせて選べていないと介護をする方としてもらう方の両方にとって使いづらかったり快適に眠れなかったりしてしまいます。介護や支援を受ける人の状態別に合った介護用マットレスの特徴をご紹介します。
普通のマットレスでもOK
ベッドの上り下りや身の回りのことをある程度自分でできる人には普通のマットレスでも十分です。
腰痛の有無や寝返りをよくするかどうかなど、一般的なマットレスの選び方でマットレスを選びましょう。しいて言うならマットレスの端の造りがしっかりしていると安心です。
ウレタン素材
自分である程度寝返りをうつことができる人や要介護1~2の人にはウレタン素材がおすすめです。寝たときに体がマットレスに沈み込みにくく、体圧も適度に分散してくれます。
ウレタンとスプリングの混合
身の回りのことやベッドの上り下りにサポートが必要な人が多いとされる要介護3の人にはウレタンとスプリングの混合素材のマットレスがおすすめです。
電動式ベッドの場合、スプリングが入るとどうしても曲がりにくくなってしまいます。電動式ベッドを使う場合は適合性も確認しておくと安心です。
ジェルタイプやエアマット
寝たきりの方などベッドで横になっている時間が多いなら、ジェルタイプやエアマットのマットレスがおすすめです。
反発力が高いマットレスなら、体圧をしっかり分散しながら支えてくれます。血流をさまたげにくく、床ずれの心配も少ないです。
【まとめ】快適に過ごせる介護用マットレスを選ぼう
介護用マットレスは様々なメーカーから多種多様な商品が発売されています。どれも魅力的ですが、ベッドを使う人がどのぐらい介護や支援が必要なのかや体の状態から選ぶ必要があります。快適な毎日を送れる使う人にぴったりの介護用マットレスを選びましょう。
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