「ベッドが湿気でカビてしまうのを防ぎたい」「通気性の良いベッドが欲しい」と思っていませんか?
そんな方にはすのこベッドがおすすめです。本記事ではすのこベッドの良さや、木の種類別おすすめベッドをご紹介します。梅雨から夏にかけてじめじめした日々が続き、ベッドの湿気に困っている方はぜひご覧ください。
目次
すのこベッドの良さ
まず初めに、すのこベッドのどんなところが良いのか、下記の3つのメリットについてご紹介します。
- 通気性
- 夏は涼しい
- 木の香りで癒し効果がある
通気性が良い

すのこベッドの最大の良さは通気性が良いことです。
人は寝ている間に汗をかきます。汗の湿気がダニやカビの繁殖の原因になることもあります。すのこベッドは床板に風が通る隙間があり、寝ている間に出た湿気を、日中乾かしやすい構造になっています。
夏は涼しい

すのこベッドは床板に隙間があるため、ベッドの下からも風が通りやすいベッドです。
日本の夏は気温も湿度も高く、ムシムシしていて寝心地が悪いですよね。すのこベッドは空気がよどむことなく常に流れているので、寝る時間を涼しく快適に過ごすことができます。
木の香りで癒し効果がある

すのこベッドの木からは「フィトンチッド」と呼ばれる木の香りがします。フィトンチッドとは樹木が発する物質のことで、森林浴をした時に感じる木の香りはフィトンチッドによるものです。
フィトンチッドを浴びる森林浴に癒し効果があるように、ベッドに使われている木の香りをかぐだけでも癒し効果があります。
すのこベッドの木の種類と特徴
続いてすのこベッドの木の種類と特徴についてご紹介します。それぞれ特徴が違うので、好みのすのこを見つけてみましょう。
- ひのき
- 桐
- パイン材
ひのき

ひのきは耐久性が高く、昔からお寺の建築材としてもよく使われてきました。
香りも良く、ひのきから抽出したオイルでアロマを楽しむ人もいるほど人気です。木の中でも特に湿気、水気に強い種類となります。防虫、抗菌効果もあり、ダニやカビも防ぐことができます。
桐

桐には目に見えない小さな穴が沢山あり、その小さな穴が湿気吸ったりはいたりすることで湿度を調整できる特徴を持っています。
虫を寄せ付けない効果もあるため、昔からタンスの素材として使われてきました。熱伝導率が低く、冬は冷たくなりにくく、夏は熱くなりにくいため、ベッドの素材としてもぴったりです。
パイン材

パイン材は温かみがあり、美しい木目が特徴的な木材です。
熱や衝撃を吸収するため、建築材としても良く使われており、ベッドの素材としても適しています。柔らかく加工もしやすいため、安価で購入しやすいのも魅力の一つです。
【木の種類別】おすすめすのこベッド6選
それでは、木の種類別におすすめベッドを6種類ご紹介します!
ひのきを使ったおすすめすのこベッド
森林浴気分で上質な睡眠を ひのきすのこベッド
高知四万十産のひのきを使ったすのこベッドです。コンセントと棚も付いているため、スマートフォンを充電したり、目覚まし時計を置くこともできます。床面の高さも21cm~36cmの中で4段階で調整可能です。布団でもマットレスでも使用できます。
暮らしに馴染む優しい形 国内製造 ひのきすのこベッド 角丸タイプ
国産ひのきを使用し、職人が一つ一つ手作りしたすのこベッドです。ヘッドボードが無く、とてもシンプルな造りとなっています。ベッドの脚は円柱で可愛らしく、ベッドを6本の脚で支えているので、とても丈夫です。布団でもマットレスでもご利用いただけます。
桐を使ったおすすめすのこベッド
桐材を贅沢に使用した 総桐 天然木すのこベッド
桐材を贅沢に使用したベッドです。桐材は湿気に強く、熱伝導率が低いので夏は熱を逃して涼しく、冬は保温効果であたたかく、1年を通して快適にお休みいただけます。シンプルなデザインなのでお部屋のインテリアの邪魔をせず、どんなお部屋にも合わせやすいのも嬉しいポイントです♪
極上の寝心地 桐天然木二つ折りすのこベッド
みやび格子状のすのこで、より通気性に優れたすのこベッドです。みやび格子状のすのこは身体を面ではなく点で支えるため、寝心地も追求したベッドとなっています。ストッパーや手持ちバンドが付いており、ベッドを半分に折って立てることができます。干すのが大変な布団も、ベッドを立てるだけで簡単に干せるところが魅力です。
パイン材を使ったおすすめすのこベッド
丈夫で美しいパインフレーム 3段階高さ調節脚付きすのこベッド
北欧の天然木で作られたシンプルなすのこベッドです。耐荷重が約200kgと大人3人が乗っても大丈夫なくらい頑丈に作られています。ベッドの脚を付け替えることで床面6cm、16cm、26cmと高さを変えることができます。LVLすのこを使用しているので、強度に優れ、通気性も抜群です。
自由な収納 高さ調節・布団対応 天然木すのこベッド
カントリー調のおしゃれなすのこベッドです。色はホワイトウォッシュとライトブラウンの2種類から、お部屋の雰囲気に合わせて選べます。今お使いのマットレスや布団をそのまま使うことも可能です。2段階で高さ調節可能なので、ベッド下を大容量の収納空間としても活用いただけます。
すのこベッドのメリットを生かすための注意点
最後に、すのこベッドの最大のメリットである「通気性」を生かすために注意すべき点を2つご紹介します。
- ベッドを選ぶ際の注意点
- 部屋で使う際の注意点
ベッドを選ぶ際の注意点

すのこベッドを選ぶ際は、ベッドの下に十分な空間のあるすのこベッドを選びましょう。
ローベッドや収納付きベッドのように脚が無く、ベッドフレームがぴったりと床に付いているタイプは通気性が良くありません。脚付きで、床面が高めのベッドは空気が流れやすいので、通気性を十分に発揮してくれます。
部屋で使う際の注意点

すのこベッドを部屋で使う際は、ベッド下に物を置き過ぎないように注意しましょう。
せっかく脚付きで床面が高いすのこベッドを買ったとしても、ベッド下にぎゅうぎゅうに物を置いてしまっては空気が流れづらくなってしまいます。ベッド下の空間は無駄なスペースと思われるかもしれませんが、風を通し、湿気やカビを予防するためには必要なスペースです。物を置くとしても、空気の流れを妨げないよう少量、一部のみに置くことをおすすめします。
まとめ
すのこベッドの良さや木の種類、メリットを生かす方法についてご紹介しました。すのこベッドの最大の良さは通気性です。その良さを生かすためにはベッド下に空気が流れる空間を作ることが大事です。物を置きすぎないように注意しましょう。
すのこベッドを作る木材は主にひのき、桐、パイン材の3種類。ひのきは香りの良さと耐久性、桐は湿度調整と熱伝導率の低さ、パイン材は温かみがあり安価、という特徴があります。一口にすのこベッドといっても使用する木材によって機能が変わってきます。部屋に合うベッドを選ぶのはもちろんですが、ぜひすのこベッドの機能性にも注目してみてくださいね。