朝起きて体がかゆくなることはありませんか?もし、赤い虫刺されのような跡があるなら、それはダニの仕業かもしれません。特にお子さんがいる方、アレルギーがある方は、寝床の環境に気を遣いますよね。この記事では、防ダニシーツの特徴と種類を紹介します。この他、ベッドを清潔に保つコツも解説しますよ!
目次
防ダニシーツとは
ダニは、普段気を付けていても発生してしまいます。まめに布団を干したり、シーツ取り換えたりしていても、気温や汗の量で増えてしまうんです。まして、布団やシーツは、物によっては簡単にお手入れできないタイプもあります。それでも、ダニでつらい思いはしたくないですよね。実はそんな時に役立つのが防ダニシーツなんです。ここでは、防ダニシーツの特徴や加工方法についてまとめました。
防ダニシーツの加工方法
防ダニシーツの見た目は、普通のものと違いがありません。防ダニシーツがどのようにしてダニを防ぐのでしょうか。防ダニシーツは基本的に、布団の中にいるダニがシーツを通れないよう作られています。そして、シーツによって加工の仕方も異なります。
生地そのものにダニを寄せ付けないよう薬品を使ったもの、防水加工を施したものなどがあるんですよ。防ダニシーツのタイプを知っておくと、自分に合った製品を見つけやすくなるので、ぜひチェックしてみてください。
なぜ防ダニシーツが必要なのか
防ダニシーツが必要なのは、ダニが人間の健康に悪影響を及ぼすからです。肌に虫刺されのようなかゆみ、腫れを引き起こす他、鼻水や鼻づまり、咳の原因になることもあるんです。
本来体をゆったり休める場所で体調を崩していたら、意味がありませんよね。それに、症状が気になってぐっすり眠れないと、アレルギー以外にも心身の不調が出てきてしまいます。ダニから身を守るためにも、防ダニシーツは必要ですね。
防ダニシーツの素材と特徴
防ダニシーツには、素材ごとに特徴があります。どの素材を選ぶかによって、寝心地や機能が違うんです。ここでは、よく防ダニシーツに使用される素材の化学繊維と綿について解説していきますね。どちらの素材が好みか、体質に合っているかなど、確認してみましょう。
安く購入できる化学繊維
化学繊維は安価で手に入る素材です。機能性は綿に比べたら落ちますが、安く購入したいならこちらがおすすめです。
化学繊維のデメリットとして、通気性の悪さがあります。汗の量が多い、夏場は部屋が蒸し暑いといった方には不向きなことも。どうしても化学繊維の防ダニシーツを使いたい場合は、他の寝具を化学繊維でないものにする方法もあります。枕や掛け布団など、ベッドに化学繊維のものが多いと通気性の面から寝苦しくなってしまいます。
シーツを化学繊維にするなら、布団や枕の素材を通気性に優れたものに変えると、寝心地も改善されますよ。
肌触りの良い綿
綿100%の防ダニシーツは、価格は化学繊維より高価です。しかし、その分機能性に優れています。綿のメリットは、湿気を効率的に逃がすことです。布団の中に湿気が溜まりにくくなれば、ダニの発生も抑えられます。
また、綿は肌触りも良いです。体に触れても暑苦しさがないので、オールシーズン快適に眠れますよ。 特にアレルギーのある方、敏感肌の方は、綿素材の防ダニシーツの方がおすすめです。
3種類の防ダニシーツ
防ダニシーツには「防水加工シーツ」「薬剤加工防ダニシーツ」「高密度防ダニシーツ」の3種類のタイプがあります。ここでは、それぞれの特徴やメリットを見ていきたいと思います。どちらのタイプが合うのか、検討してみてくださいね。
防水加工シーツ
名前の通り、防水加工が施されている防ダニシーツです。シーツの裏面には、樹脂のラミネートを使用しています。ダニはもちろん、優れた防水性により汗も通しません。
このシーツ1枚で、寝具にダニが繁殖しにくい環境を敷寝具の環境を作れるんですよ。また、ダニ避けはもちろん、皮脂や汗汚れが気になる方にもおすすめです。やや重いのがデメリットですが、防ダニ効果は抜群です。
薬剤加工防ダニシーツ
薬剤加工の防ダニシーツは、ダニが嫌う薬剤を使ったものです。人の体に対して悪影響が出ないよう、しっかりテストされたシーツなので、安心してお使いいただけます。
しかし、ごくまれにですが、防ダニ加工剤によるアレルギーもあるので、肌が敏感な方はシーツの成分などをチェックすることをおすすめします。お手入れの度に防ダニ効果が弱くなるというデメリットがありますが、シーツの使用感を長くキープできるメリットもあります。寝心地を重視する方にぴったりです。
高密度防ダニシーツ
小さなダニが生地内に入り込まないよう、高密度に織り込まれたものもあります。これらのシーツは薬剤を使用していないため、小さなお子様がいるご家庭でも安心してお使いいただけます。薬剤を使用していなくてもその効果は絶大ですよ。
ダニを防いでベッドを清潔に保つシーツとは?
防ダニシーツが全てのダニを消してくれるわけではありません。寝ている人間に近付いて来なくなっただけで、存在はしています。あくまで「寝床から隔離されるだけ」と思っておきましょう。
では、防ダニシーツ以外でできる対策はあるのでしょうか。ここからは、ダニの発生を防ぎベッドを清潔に保つコツについて紹介します。また、ダニ予防になるシーツも見ていきます。
着脱が簡単なシーツ
ダニを防ぐなら、日頃からベッドや布団周りを清潔にしておくのがベストです。そのためには、シーツは着脱が簡単にできるものにしましょう。布団を持ち上げてシーツをはがすのは、寝具のお手入れの中でも結構面倒な作業ですよね。洗濯しようにも、その作業が手間でつい先送りにしてしまうことはありませんか?そんな時、簡単に着脱できるシーツはおすすめです。
中でもボックスシーツは、マットレスを覆うように装着できるので、フラットシーツよりも手間がかかりません。これなら気軽に洗濯できますね。
速乾性に優れているシーツ
シーツは面積が広いので、洗濯の後乾くまで時間がかかりますよね。せっかく洗っても、生乾きではかえって雑菌が繁殖し、ダニを引き寄せてしまいます。日当たり・風通しなど干す場所に恵まれていればまだ良いのですが、間取りや家の周辺環境によっては、難しいこともあります。
この場合は、速乾性に優れたシーツがおすすめです。洗濯物が乾きにくい時期にも重宝しますよ。また、乾かした後にダニの死骸を掃除機で吸うとより防ダニ効果が高まります。
吸湿性が高いシーツ
吸湿性が高いシーツも、ダニ予防にうってつけです。寝床はダニが最も好む場所と言っても過言ではないでしょう。寝ている人間の体温や汗、濡れた髪の毛など、ダニにとっては最高の環境なんです。そんな時、シーツが湿気を吸い取ってくれれば、ベッドは清潔でいられます。シーツはベッドと違って丸洗いできますし、替えも簡単に用意できますよね。
吸湿性の高いシーツをお手入れしながら使えば、ダニの繁殖を抑えられます。
【まとめ】ダニを防ぐならお手入れしやすいシーツを選ぼう!
ダニ対策には、防水加工か薬剤加工のシーツを使うと良いです。また、生地が化学繊維か綿かもチェックしておくと良いですね。そして、ダニの予防なら、着脱や洗濯、乾燥の面を考えてお手入れしやすいシーツを選ぶことをおすすめします。毎日使うベッドだからこそ、ゆっくり休んでより健康に過ごすために使いたいですよね。
ダニ予防におすすめの商品
ここからはBED STYLEおすすめの、ダニ予防できる寝具をご紹介します。
365日ふわふわさらさら 日本製・洗える・抗菌防臭防ダニベッドパッド
吸水性に優れたコットン100%を表生地に使用したベッドパッド。また、防ダニ・抗菌防臭加工が施された中綿を使用しており、ダニを寄せつけにくくし、嫌なニオイを防ぎます。安心の日本製でお子さまにも優しい要素がいっぱい詰まっています。欲しいサイズが見つかるワイドキングまで取り揃えた全7サイズ展開です。
ダニを通さずふわふわ続く気持ち良さ 洗える 防ダニ枕
こちらは、ダニを通さない枕です。高密度に織られた生地が、枕をダニからしっかりガードしています。また、薬品不使用なので、肌が弱い方もお使いいただけます。素材には耐久性の高い中綿を使っており、家庭で洗濯可能。乾きやすいのも魅力です。
どこでも気軽に清潔空間 消臭・抗菌仕様 洗える防ダニシート
こちらは、消臭・抗菌に優れた防ダニシートです。丸洗い可能なので、いつでも清潔にお使いいただけます。薄型なので乾きやすく、ベッドの寝心地にも影響はありません。ベッドや布団に限らず、押し入れにも使えます。気になる箇所のダニ対策ができるのは嬉しいですね。
毎日干したての気持ちよさ 1枚で寝られるオールインワン敷布団
敷き布団、クッションマット、除湿シートが1枚になり、1年を通して使用できるオールインワン敷き布団です。布団全面で寝汗や結露を吸湿し、カビやダニ、ニオイを防ぎます。裏面に吸湿センサーが付いており、湿気を吸うとピンクになるので、布団を干すタイミングが一目瞭然。使い勝手のいいアイテムです。
汗を逃す フランスベッド マルチラススーパースプリングマットレス
日本人のためのベッドを開発してきたフランスベッド社のマットレス。防ダニ、防臭、抗菌加工を施しているため清潔な状態をキープできます。高密度連続スプリングを内蔵し、腰が沈みにくく、寝返りがしやすいのが特徴です。通気性にも優れ、蒸し暑い時期も快適な使い心地です。2年間の保証も付いているので安心ですね。