ここ数年で人気が上昇してきて、種類もどんどん増えている「連結ベッド」。家族が並んで広々眠れる安心感や、分割して長く使える利便性に注目が集まっています。
しかし、無視できないのがマットレス間の「スキマ問題」。この問題に頭を悩ませている方は少なくありません。そこで今回は、連結ベッドをより快適に使えるよう、スキマ問題に切り込んでいきます!
目次
連結ベッドとは
一言で連結ベッドと言っても、様々な特徴があります。ここからは、連結ベッドについて細かくご紹介いたします。
連結ベッドのサイズ感
連結ベッドは「サイズを作っていく」タイプのベッドが多くございます。横幅の長さを組み合わせていくことで、ベッドの大きさを変化させるタイプです。長さは195㎝の物が多い為、こちらでは一般的な横幅をご紹介いたします。
- シングル:約横幅97cm
- セミダブル:約横幅120cm
- ダブル:約横幅140cm
主に上記のサイズ感のベッドを組み合わせて、ご家族のイメージに合うベッドスペースを作っていくことができますよ。
連結ベッドの分割タイプ
連結ベッドは大きく分けて2種類ございます。
まず1つめがロフトタイプ。床置きもできますが、きょうだいやご夫婦で1つの部屋を使うことが想定されていて、二段ベッドとしても使いたい!という方におすすめのタイプです。
2つ目が今回のテーマ「スキマ」ができてしまうのでは?と感じる方が多い床置きのみの連結ベッドです。
お子様が小さいご家庭で、添い寝を長い期間したいという方や、ご夫婦でベッドを繋げて広々寝たいという方におすすめのタイプですよ。
連結ベッドの仕組み
ロフトタイプなど様々な連結ベッドがございますが、連結ベッドには床に置いてお使いいただける機能がついているのがほとんどです。わかっていても、「床に置いたらベッドとベッドの間にスキマができるのでは?」と不安になるものです。その不安を解消していただけるよう、連結ベッドの仕組みをご紹介いたします。

ベッドを単に並べるのではなく、こちらの画像のように金属などの連結パーツでがっちり連結させます。そのため、ずれる心配がなく、スキマができない広々としたベッドを作ることができます。
スキマができない連結ベッド
ここからは、スキマができないおすすめの連結ベッドをご紹介いたします。どの連結ベッドも、おすすめの特徴が様々ございますので、ご家庭に合ったベッドをお選びください。ド
ベッドにもなる シェルフ棚・引出収納付フローリング調デザイン小上がり
高さのないローベッドは、小さなお子様との睡眠にも安心。お部屋への圧迫感も軽減してくれるため、お部屋を広々感じていただけるのもメリットです。ベッド下一面が収納スペースになった収納付きベッドで、4杯の引き出し収納スペースには普段使いの衣類などを、フット側のシェルフ棚にはお気に入りの小物などをお洒落に飾ることができます。
選べる2タイプ コンパクトに収納できる連結ファミリーベッド
ベッド下一面が収納スペースになった使い勝手も抜群のベッドです。最大幅約250cmで豊富なバリエーションから、お部屋やご家族に合わせてお好みのベッドタイプをお選びいただけますよ。収納タイプを選べるので、お部屋のレイアウトに合わせていただくことができます。連結ストラップでしっかりと固定できますので、ずれてスキマができる心配もなく安心してお休みいただけます。
こだわりの安心設計 家族が一緒に寝られる天然木ファミリーベッド
こちらはスキマを極力減らせる内寸で設計された連結ベッド。連結して使うことが前提となっているので、ベッド間のサイドフレームがありません。分割して使う場合は別売りのサイドフレームをご購入いただく形となりますが、形を変えても長くお使いできる設計なのは魅力ですよね。また、通気性のよいすのこ採用しているのも、長くお使いいただけるポイントです。
「スキマ」ができる理由
連結できるんだからマットレスもぴったりくっつくんじゃないの?と疑問に思いますよね。上記のようなタイプのベッドは、サイドフレームがないのでベッドもマットレスもくっつけることができるんです。

しかし、四方をフレームで囲む連結ベッドは、2台の間のサイドフレームを取り外す必要があります。すると、1台ずつではマットレスがちょうどはまっていたのが、取り外したサイドフレームの分スペースができてしまうんです。



中央でマットレスをくっつけると両サイドに、両サイドにマットレスを寄せるとマットレス同士の間にスキマが!
数cmと言えどインテリア性が損なわれてしまいますし、何よりそのスキマに挟まってケガをしてしまう危険性があります。
深刻な「スキマ問題」 解決法は?
家族でゆったり就寝できるはずのベッドに、スキマができてしまっては睡眠が妨害されてしまいます。ここからはそんな「スキマ問題」の対策方法をご紹介いたします!
実践されているさまざまな方法
両サイドにスキマが出来てしまった場合、原始的な方法ではありますが、タオルなどを詰めることが簡単で気密性も高いです。見栄えを重視すると、取り外したフレームで埋めるという方法もありますが、商品によってはそれでもわずかにスキマが残ってしまう可能性があります。
真ん中にスキマがある場合は、マットレスの上にウレタンなどの薄い敷き布団を置くのも一つの方法です。
「スキマパッド」という選択肢
マットレスだけでぴったり埋めたい!という方には、1台につき3cmほど幅の広いマットレスの購入をおすすめします。ただし、ベッドを分割して1台ずつ使うときにはマットレスがはまらない場合があるのでご注意ください。
最も有効な手段は、「スキマパッド」を活用すること!両サイドにマットレスを寄せて、マットレス間のスキマにT字のパッドを入れるのです。
すきま問題も一気に解決 マットレスのスキマを埋めるスキマパッド

「スキマパッド」とは、ウレタンを湾曲にカットして、マットレス間の落ち込みを緩和するアイテムのこと。長年悩んでいたスキマ問題も、8000円台でスッキリ解決できます!
さらにこの上から、2台分のマットレスが覆える大型のボックスシーツをガバッとかけると、パッドのずれを防止でき、境目も気にならなくなるんです!!


これは目からウロコの解決法!見た目もスッキリするうえに、スキマに挟まる危険もありません。
スキマパッドと併せて使いたいおすすめアイテム
スキマパッドとの併用でさらに境目をなくしてくれるのが、「パッド一体型ボックスシーツ」という優れモノ。ボックスシーツに敷きパッドが付いているので厚みがあり、シーツだけかける場合より凹凸がフラットになります。
嬉しい機能はそれだけではありません。敷きパッドとボックスシーツが一つになっているので、洗濯の手間も半分に!これは忙しい主婦にとってはありがたいですよね。連結ベッドには厚みのあるボリュームタイプがおすすめ。
ユーザー様の実際のお声
BEDSTYLEの連結ベッドをご購入いただいた the_house_of_turtle 様が、実際にご使用いただいている様子をインスタグラムでご投稿くださっています。ここでお写真とキャプションをご紹介させていただきます。
ご家族の愛がひしひしと感じられる素敵なご投稿です。the_house_of_turtle 様、ありがとうございます。BEDSTYLEの連結ベッドを長くご愛用いただけますと幸いです。
最大幅280cm 暮らしにあわせて選べる モダンフロアベッド
elefantti_home_様にご購入いただいたベッドはこちらです。ダブルとセミダブルを並べて、ご家族でお使いいただいております。
クイーンサイズから、超ワイドな幅280cmタイプまで選べる、連結タイプのモダンフロアベッド。分割して2台のベッドとしてもお使いいただけます。床からの高さを抑えたフロアタイプなので、お部屋を広々とした空間に。連結部分はしっかりと固定されているので、スキマの心配も御座いません。枕元には棚とコンセント機能付きなのもポイントですよ。
まとめ
連結ベッドのスキマ問題と解決法についてご紹介いたしました。快適な睡眠を得るため、またケガを防ぐためにも、スキマに悩んでいる方にはぜひ参考にしていただき、早めに対策なさることをおすすめします。