お部屋の広さが限られている時に、どのようなベッドを選べばいいのか迷うことはありませんか?収納付きのベッドなら、ベッド下のスペースを有効活用できます。また、マットレスの種類によって、理想の寝心地を叶えることができます。今回は、収納付きベッドを選ぶ時のポイントなどをご紹介していきたいと思います。
収納付きベッドを選ぶ時のポイント
それでは、収納付きベッドを選ぶ時のポイントからご紹介していきましょう。
容量
まず1つ目のポイントは、容量を確認することです。収納付きベッドは、収納部分が「浅型収納」と「深型収納」に分かれているものがあります。それぞれ使う人の目的に合わせて、収納容量を変えることができるのです。そのため、どのくらいの収納容量が必要なのかを、あらかじめ知っておくと選ぶ時の参考になりますよ。
引き出し・跳ね上げの向き
2つ目のポイントは、引き出しと跳ね上げの向きを確認することです。収納付きベッドの場合は、引き出しを取り付ける位置が決まっているものや、左右どちらでも取り付け可能なものがあります。お部屋のどの位置にベッドを置くかによっても、引き出しやすい向きは変わるので確認しておくと便利です。
また、跳ね上げ式の収納付きベッドの場合は、ベッドの上にある程度の空間が必要になります。全開まで跳ね上げた時に、必要になる空間を調べておくと選びやすいでしょう。
そして、跳ね上げ収納は、横向きと縦向きがあります。縦に跳ね上げる場合は、横向きよりも上方向に空間が必要になるので注意しましょう。
部屋の広さ
そして3つ目のポイントは、ベッドを置く部屋の広さの確認です。収納付きベッドの場合は、引き出しや跳ね上げ分のスペースが必要になります。シングルサイズやダブルサイズなど、ベッドのサイズによっても、合うお部屋の広さは変わってくるので、お部屋全体の広さを調べておくと、ベッドを選ぶ時に迷わずにすみます。
マットレス付きを選ぶ時のポイント
それでは次に、マットレス付きを選ぶ時のポイントをご紹介したいと思います。
厚み
まず1つ目のポイントは、マットレスの厚みです。マットレスの厚みは、7cm前後のものが多いのですが、厚さによって寝心地がだいぶ違ってきます。5~15cm前後の厚みのものは、女性でもお手入れがしやすい特徴があります。
また、20cm以上の厚みがあるマットレスは、体圧分散性に優れているので、腰への負担を少なくしたい人におすすめです。ただしチェストベッドなどフレーム自体に高さがあるベッドには、薄型マットレスを合わせるのが一般的です。
素材
2つ目のポイントは、マットレスの素材です。マットレスの素材は、目的別に分かれています。反発力を調節できる「ウレタン」のみを使用しているマットレスや、柔らかさが特徴のやしの実(パーム)の繊維を使用しているものもあります。
また、高反発と低反発の間くらいの寝心地である、天然ゴム由来のラテックスという素材を使用しているものもあります。ラテックスは、アレルギー反応が出る場合があるので、アレルギーがある人は注意が必要です。
ウレタン素材には、高反発と低反発の2種類のタイプがあるので、好みの寝心地に合わせて選ぶと良いでしょう。
コイル数
そして3つ目のポイントは、コイル数です。コイルマットレスの寝心地は、コイル数によって違います。一般的に、シングルベッドの場合のコイル数は、400~600本ほどで作られています。コイル数が多くなればなるほど、体を支える点が多くなるので、寝た時の体にかかる負担が少なくなるという特徴があります。
また、コイル数が多くなるとマットレスの耐久性も上がるので、使う目的に応じてコイル数を選ぶと良いでしょう。
マットレスの種類と特徴
マットレスには、大きく分けて4つの種類があります。それぞれに特徴があり、寝心地も変わってくるのでご紹介していきたいと思います。
ボンネルコイルマットレス
ボンネルコイルマットレスは、張力があってしっかりとした寝心地が特徴です。寝心地は硬めで、通気性が高く、全体的に体を支えてくれるマットレスになっています。
ポケットコイルマットレス
ポケットコイルマットレスは、寝る人の姿勢に合わせて、体圧分散してくれる特徴があります。荷重がかかる部分はしっかり支え、体のラインに合わせてフィットしてくれるマットレスになっています。
プレミアムボンネルコイルマットレス
プレミアムボンネルコイルマットレスは、通常のボンネルコイルマットレスよりも、高密度のコイルを使用している特徴があります。高密度のため、耐久性もアップし連結された張力を感じることができます。
プレミアムポケットコイルマットレス
プレミアムポケットコイルマットレスは、通常のポケットコイルマットレスの体圧分散を備えつつ、一般的なポケットコイルマットレスの2倍近くのコイルを使用しており、さらに快適な睡眠へと導きます。
ベッドサイズに合う部屋の広さ
それでは最後に、ベッドサイズごとに合う部屋の広さをご紹介していきたいと思います。
シングル
シングルベッドは、一般的に縦195cm、横98cm程度の大きさです。このサイズの収納付きベッドの場合は、4畳半~6畳のお部屋がピッタリです。ベッド下に収納できるので、大型のタンスなどを置かない状態でしたら、4畳半でもじゅうぶん余裕があります。
もし、ちょっとしたタンスやテーブルなどをお部屋の中に置きたい場合は、6畳くらいのお部屋が良いでしょう。収納部分が引き出しの場合は、ベッド横を50cm以上は確保すると使いやすいです。
セミダブル
セミダブルベッドの寸法は、縦195cm、横120cm程度が一般的です。そのため、セミダブルの収納付きベッドの場合は、6畳~8畳程度のお部屋がピッタリです。収納の形は、引き出し式と跳ね上げ式どちらの場合も、50cm程度のスペースを開けられるように設置するようにしましょう。
ダブル
ダブルベッドの寸法は、一般的に縦195cm、横140cm程度です。このサイズの収納付きベッドの場合は、8畳以上のお部屋に設置すると良いでしょう。ダブルサイズになると、跳ね上げ式の収納を開く時に50cm以上のスペースが必要になります。
まとめ
限られた空間の中で、収納と寝心地を同時に叶えることができる収納付きベッド。また収納の形も、お部屋の雰囲気に合わせて、引き出し式や跳ね上げ式を選ぶことができます。寝心地を左右するマットレスは、素材やコイル数によって目的別に選ぶことができるということが分かりましたね。収納付きベッドを選ぶ際は、ぜひ参考にしてみてください。
おすすめの商品
それでは最後に、様々なタイプの収納付きベッド、おすすめ商品のご紹介をしていきたいと思います。
収納充実のベッドボード スライド収納付き 大容量チェストベッド
こちらの収納付きベッドは、ベッド下に長物を収納できるスペースもあるので、スーツケースやカーペットなど使用頻度の低いものを収納するのに便利です。マットレスは薄型ボンネルコイルや薄型ポケットコイル、マルチラススーパースプリングなど5種類から選ぶことができ、それぞれ中材の種類はウレタン、フェルト、パームパッドなど異なります。
シンプルに生活する スリム棚・多コンセント付き収納ベッド
こちらの収納付きベッドは、大きな引き出し収納が2杯ついていて、左右付け替え可能になっており、配置換えやお引越しの時にもスムーズです。ベッドの両サイドにコンセントがついているので、就寝中にスマホの充電をすることができます。マットレスはボンネルコイル、ポケットコイル、マルチラススーパースプリングなど6種類から選ぶことができ、それぞれ中材はウレタン、フェルト、パームパッドなど異なります。
ヴィンテージ・モダン風引出収納バイカラーベッド 引き出し4杯
こちらの収納付きベッドは、4杯の引き出しがセットになっていて、高さと奥行きに余裕のある作りとなっています。耐荷重が600kgの頑丈設計で、しっかりと体を支えてくれます。ウォルナット×ホワイト、ウォルナット×ブラックのデザインから選ぶことができ、お部屋を一気におしゃれ空間に。マットレスは、ボンネルコイルやポケットコイルなど6種類からお選びいただけます。
必要な機能が揃った棚・コンセント付きモダンデザイン収納ベッド
こちらの収納付きベッドは、シンプルなデザインの中に、抜群の機能性をプラスして作られております。左右取り付け可能なキャスター付きの引き出しが2杯あり、取り外し可能なのでお掃除をする時も簡単です。マットレスは3Dメッシュポケットコイル、アンサンブルポケットコイルからお選びいただけます。
すっきり片付く 大容量収納ベッド 引き出し4杯付
こちらの収納付きベッドは、統一感のあるカラーの引き出しが4杯ついていて、収納力抜群のベッドです。ヘッド部分に出っ張りがなく、限られた空間にも置きやすい作りになっています。マットレスは、薄型ボンネルコイル、薄型ポケットコイルなど4種類から選ぶことができ、中材はそれぞれウレタン、フェルトなど使用しております。
驚きの機能 通気性抜群棚コンセント付 跳ね上げすのこベッド 横開き
こちらの収納付きベッドは、横開きタイプの跳ね上げ式の収納ベッドです。引き出し式とは違い、左右にスペースがあまりなくても収納することができます。ベッド下は押入れ並みの収納力があるので、大容量な収納スペースが欲しい方におすすめです。マットレスは、薄型のボンネルコイルやポケットコイル、マルチラススーパースプリングから選ぶことができます。