最近耳にすることが多くなってきた「琉球畳」。ぜひ我が家でも使ってみたいという方も多いのではないでしょうか。もともと沖縄で栽培されていた特別な井草(いぐさ)を使用しており、一般的な畳よりも小さく縁(ふち)がないことが大きな特徴です。
そのシンプルで使いやすいデザインが注目されインテリアとして定着し、今では縁のない半畳の畳全般が「琉球畳」と呼ばれています。そんな琉球畳を使ってみたい方のために、こちらの記事では琉球畳の基本と実際に琉球畳が使われている例をご紹介します!
目次
琉球畳の基本
まずは琉球畳の材料やサイズなど基本的なことをご説明します。
琉球畳の材料
琉球畳に使われている井草は一般的なものとは異なります。その材料は七島イ(「しちとうい」または「しっとうい」)と呼ばれる希少な井草です。
通常の井草よりも強度が5倍~6倍あると言われ、使い込むほどに柔らかく素足に馴染んでいきます。
現在は通常の井草・和紙・化学素材(ポリエステルなど)を使った「琉球風畳」も登場しています。
琉球畳のサイズ
琉球畳のサイズは一畳の半分の大きさが基準になっています。そのため、880×880㎜が一般的なサイズです。
その他にも820×820㎜や850×850㎜も販売されているので、ご自宅のお部屋のサイズに合ったものを購入します。
厚さは15㎜~60㎜までと幅広く、用途によって選ぶことができます。
- フローリングの床に置くなら15㎜~20㎜でも十分
- 和室や床に敷き詰めて使う場合は60㎜が一般的
琉球畳でつくる理想のお部屋
ここからは実際に琉球畳または琉球風畳を利用したお部屋をご紹介します。畳の色に注目しながらご覧ください。
一般的な畳の色
畳らしい色合いを使ったお部屋です。琉球畳の特徴である縁なしのデザインのお陰ですっきりとした印象になり、和の雰囲気が強くなりすぎません。木製の家具との相性も抜群ですね♡
黒・グレー
畳とは思えないほどシックな色合いがなんともカッコいいモダンなデザインです。そこに畳らしい柔らかい素材感が加わりどこか温かみを感じさせます。寝室や趣味部屋の床に取り入れてもお洒落です。
深みのある渋色
一般的な畳の色よりも濃い、アンティーク家具のような深い色味も人気の配色です。画像のようにライトの光も映えるので、よりリラックスできるお部屋に仕上げることができます。
個性爆発!カラフル畳
「和室でももっと自分の個性を表現したい!」
そんな方には赤や青などカラフルな畳もおすすめです。琉球畳特有の市松模様を上手く活用して、自分だけの特別なお部屋を作ってみてはいかがでしょうか?
おすすめの商品
BED STYLEで取り扱っている商品の中から、琉球畳の上に置いて使いやすいベッドを選びました。
極上の寝心地 桐天然木二つ折りすのこベッド
独自の機能美を追求した「みやび格子すのこ」を取り入れたデザインで、通常の2倍の通気性をほこります。マットレスにも敷き布団にも合わせられ、琉球畳のあるお部屋でも使いやすくなっています。ストッパー付きなので、二つ折りにして収納も可能。そのまま布団も部屋干しできますよ。
高級感のある上質なベッドルーム レザーフロアベッド ホワイト
重心が低いベッドなら、ベッドの脚が畳に沈み込んでしまう心配もありません。こちらは上質なレザーが心地いいフロアベッドです。直線的なフォルムがスタイリッシュで、琉球畳のあるお部屋を格上げしてくれます。
ベッドにもなる シェルフ棚・引出収納付フローリング調デザイン小上がり
あえて畳ではなくフローリング調の小上がりを選ぶことでよりモダンな雰囲気に。もちろん琉球畳を敷いて使っても素敵です♪下には便利な引き出しとシェルフ棚がついていますので、お部屋がスッキリ片付きます。
まとめ
やはり和室は日本人にとってどこか懐かしく和める空間です。リビングの一角や寝室などに畳を感じるだけでリラックスできるような気がしますよね。
琉球畳はベッドや木製家具との相性が良いので、和モダンな部屋づくりを楽しむことができます。
- 使いたい部屋のサイズに合わせたものを選ぶ
- 自分の好みの色で楽しむ
この2点を踏まえて、ぜひあなただけの部屋作りを楽しんでみて下さい♪