「ミッドセンチュリー」とは、「1世紀の中間」という意味。1940~1960年代にデザインされた家具やインテリア、建築物などを「ミッドセンチュリー家具」、「ミッドセンチュリーインテリア」、「ミッドセンチュリースタイル」などと呼びます。デザインの特徴としては、曲線を多用したデザイン、ポップなカラーなどが挙げられます。
それまでほとんど直線で成り立っていた家具は自由度を増し、新時代の幕開けを象徴するエネルギッシュで開放的なスタイルを楽しむようになりました。
そんな個性的なミッドセンチュリーインテリアの魅力をのぞいてみましょう。
照明
1958年にデンマークのポール・ヘニングセンが発表したペンダントライトの名作、PH5。北欧スタイルを代表するライトです。木のぬくもりを感じる北欧ミッドセンチュリースタイルに柔らかい光を灯します。イームズチェアもミッドセンチュリーを語るには欠かせない存在です。
同じくポール・ヘニングセン作のアーティチョークは、たくさんの羽を使ってグレア(まぶしい光)を漏らさないよう設計されています。
独特な彫刻的デザインが見るものを魅了します。
重厚な大理石のベースから伸びたポールが大きなアーチを描いた形状から「アルコ(=アーチ)」と名付けられたフロアライト。1960年代にイタリアで生まれました。
自由奔放なデザインがいかにもミッドセンチュリーらしいですね。
スプートニクは1960年代のアメリカンモダンを代表するライト。
中央から放射状に広がるライトは、自由の象徴であるアメリカらしさを存分に感じますね。
デザイナーズチェア
20世紀の北欧デザイン界に多大な影響を与えた家具デザイナー、ハンス・J・ウェグナーによって作られたピーコックチェア。
孔雀が羽を広げた形になっているため、その名がつけられました。
特徴的な背部は人間工学的な美を表現しています。
バタフライスツールは1954年に発表された柳宗理の代表作です。日本を代表するデザインとして、海外でも高く評価されています。
蝶のような構造はシンプルで、和モダンインテリアにもマッチします。
ネルソン・クロック
ミッドセンチュリースタイルの時計といえば、ジョージ・ネルソンによってデザインされたネルソン・クロック。
こちらは太陽をイメージした「サンバーストクロック」です。
個性的でアート性の高いネルソン・クロックの中でも特に際立った存在を放つのがアイクロック。
オブジェのような奇抜なデザインはパワーが満ち溢れていますね。
寝室
ミッドセンチュリースタイルの寝室は、北欧レトロのあたたかい雰囲気が溢れます。ヴィンテージ感のある木の風合いに時の流れを感じますね。大胆なアートもエッジが効いていて洗練された印象です。
小物
ミッドセンチュリーな家具でお部屋を作ったら、あとは小物を飾って完成。
ペンダントライトに合わせてレトロなガラスを飾って統一感が出ていますね。
おすすめの商品
おすすめのベッド①
★存在感のあるお洒落なデザイン 寄せ木柄ベッド
味のある木目柄がミッドセンチュリースタイルにマッチするデザインベッド。高さを抑えめにしたロースタイルなので、天井までの高さがありお部屋を広く感じさせます。ヘッドボードの棚には2口コンセント付き、すっきりとしたベッド周りに役立ちます。
おすすめのベッド②
★人気のシャビーウッド 棚・コンセント付きユーズドデザインすのこベッド (シングル)
ユーズド感が独特の表情を見せる。一点物のように愛着がわく素材感で自由なミッドセンチュリースタイルを作ります。棚とコンセント付きで機能性も◎。
おすすめのベッド③
★木目の貫禄 ヴィンテージデザイン棚・コンセント付収納ベッド (シングル)
あたたかみのある木目デザインが優しい雰囲気のベッドルームを作ります。シンプルなフォルムで、奇抜で個性的なミッドセンチュリー家具を引き立てます。革新的なデザインと古木の風合いの融合をお楽しみください。