高照度光療法(こうしょうどひかりりょうほう) - 用語辞典 - ベッド選びための豆知識

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高照度光療法(こうしょうどひかりりょうほう)

概日リズム障害の治療に用いられる一つの療法。

人は太陽が昇ると目覚め、太陽が沈むと寝るといった一日のリズムをもっていますが、現代社会で夜勤やストレスで睡眠が困難になる人が増えてきました。体内時計の狂いを戻すため、太陽の光やその同等の光(高照度光療法器具)を用いて朝、5000ルクス以上の光を浴び、目から光を取り込こむと自律神経に刺激を与え、交感神経の働きを活発にさせます。血圧、体温を上げることによって身体を目覚めさせリセットします。一日の始まりです。日中の光を浴びることでメラトニン(眠気を用いる)というホルモンを作り、メラトニンは暗くなると分泌を始めます。これで本来一日のリズムが出来上がります。光療法がうまく習慣化されれば概日リズムができ健康的な状態になります。

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終夜睡眠脳波(しゅうやすいみんのうは)
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