懐かしき風景

先日実家に用があったので何日か帰省していました。
地元を離れて１０年ほど経ちますがこれまでじっくりと滞在する事はなかったので、今回かなり街並みが変わっていることに気付きました。
１０年ほどしか経っていないのに知らない建物が建っていたり、知らない道が出来ていたり。

新しいものが出来ているのは『ここはこういう建物が建ったんだね』ですむのですが、昔から知っている物がなくなっているととても悲しいですね。
そこで過ごした思い出の一部がなくなってしまったようで。
あまりに違う風景だと“帰ってきた”という感覚よりも、変わっていないものを探す、なんてさみしいことになってしまいます。

それに、私が子供の頃は家の近くで鬼ごっこをしたり自由に遊べましたが、今の子供たちは世の中が物騒で外で遊びまわれる場所が少なくなってきましたよね。
いつか大人になった時に思い出す風景はその頃にはもう変わってなくなってしまっているかもしれませんが、楽しい思い出が少しでも残るように、色々なところへ行って一生懸命遊んでほしいものです。

また私が帰るまでに“知らない街”へと変わってしまっていませんように。
みなさんも、帰ってみたら街並みがすっかり変わっていてビックリした、なんて経験はありませんか？