「ヨガ」という言葉を聞いたことはありますか?
「ヨガ」とは、特別な道具がなくても、どんな場所でも、どんな人でも、気軽にできる健康法です。
「ヨガ」にもいろいろな種類があり、手軽にできるものからストイックに上級者向けのものまで幅広くありますが、ここでは、難しい「ヨガ」のポーズではなく、暮らしにちょっと取り入れてみたい「ヨガ」のスピリットをご紹介します。
目次
「ヨガ」とは
「ヨガ」とは、サンスクリット語で「つながり」という意味だそうです。
心と体、そして魂が「つながっている」状態のことをさします。
呼吸・姿勢・瞑想を組み合わせることで、心と体の緊張がほぐれ、癒しやリラックス効果を与えてくれます。
「ヨガ」から得られるもの
「ヨガ」から得られるものは、癒しやリラックス効果だけではありません。
多くの国の人々から愛されている「ヨガ」には以下のようなものが得られるとされています。
●正しい体の使い方や骨盤の位置を知ることで、肩こりや腰痛などが改善される
●呼吸を意識することで自律神経・ホルモンバランスが整いやすくなる
●さまざまなことから美容や健康効果も期待できる
「ヨガ」中に意識すること
呼吸を意識する
「ヨガ」=「呼吸」
というくらい、ヨガでは呼吸がとても大切です。
「ヨガ」を体験すると、いかに自分がふだん浅い呼吸をしているかと思い知らされます。
鼻から息を吐いて鼻から吸う呼吸法が基本ですが、吸った空気をお腹に入れる「腹式呼吸」、吸って空気を胸に入れる「胸式呼吸」があります。
姿勢を意識する
自分の意識で変えられるものは、「呼吸」のほかにもうひとつ「姿勢」があります。
猫背になっていたり、また姿勢をよくしようと腰が反り返ってしまっていては、肩こりや腰痛につながってしまうばかりか、内臓にも負担がかかってしまいます。
姿勢を正すと難しく考えずに、自分の腰骨である骨盤を立てるイメージを持ちましょう。
骨盤を立てると自然と背筋がスッと伸び、よい姿勢をキープすることができます。
朝起きたら太陽の光を浴びて深呼吸
「ヨガ」のスピリットを取り入れる方法として、まず朝起きたら太陽の光を浴びて深呼吸してみましょう。
深呼吸は「胸式呼吸」で胸にいっぱい空気を取り入れてあげます。
「胸式呼吸」は、交感神経を活発にしてくれるため、一日の活動を始める朝にはぴったりです。
そのときに一緒に伸びをしましょう。寝ている間に凝り固まった肩や首のまわりの筋肉がほぐれていきます。
眠りにつく前には、腹式呼吸がおすすめ
夜、眠りにつく前には「腹式呼吸」がおすすめです。
できれば「ヨガ」の基本ポーズである瞑想のポーズで、骨盤を立ててあぐらをかき背筋を伸ばして、手をひざの上において上を向けます。ゆっくりと空気を鼻から吸っておなかに入れたら、風船が膨らむのをイメージしながらお腹に空気を入れます。
「腹式呼吸」は、副交感神経にはたらきかけてからだとこころをリラックスしてくれるため、ここちよい眠りへと導いてくれます。
まとめ
骨盤を立ててスッと伸びた「姿勢」からは、空気の通り道である気道もしっかりまっすぐ整い、呼吸もスムーズになります。また、普段、私たちはおそらく緊張すればするほど、ストレスがかかればかかるほど「呼吸」が浅く浅くなっているはずです。そんなときは、ゆっくりと息を長く細く吐くと、副交感神経が優位になり、リラックスすることができますよ。
忙しい毎日ですが、今日から「ヨガ」のスピリットを是非取り入れてみてくださいね。