友達と旅行に行くときや知人の家に泊まるときなど、同じ部屋に自分以外の人と寝るときに「電気を消すか、付けたまま寝るか」について議論になった経験はありませんか?真っ暗にしないと眠れない方もいれば、オレンジの豆電球(常夜灯)を付けていないと不安という方もいます。はたまた、明るい照明を付けたまま寝る方もいたりと、それぞれ眠りやすい明るさがありますよね。
では、眠りにとって一番良い明るさはどれなのでしょうか?睡眠のメカニズムについても交えて考えていきましょう。
あなたは真っ暗派?豆電球派?
明るさは個々の睡眠を左右しますが、あなたはどの明るさが一番快眠できる空間ですか?真っ暗派と豆電球派それぞれの意見をご紹介いたします。
真っ暗派

「真っ暗じゃないと眠れない!」という方は多いようです。少しでも灯りが付いていると気になって寝付けないので、視覚を遮断することで就寝モードに切り替えます。ちなみに筆者も「真っ暗派」です。
少し明るい派

シーリングライトの豆電球(常夜灯)や間接照明を付けたまま寝る「少し明るい派」も真っ暗派の次に多いです。真っ暗だと怖いという理由の他に、夜中トイレに行くときや子どもの夜泣きのときに便利という理由から、まぶしくない灯りを付けておきます。
明るい派

少数派になるかとは思いますが、部屋のメインの照明を付けたまま寝る「明るい派」もいます。日中に寝る夜型生活の方も「明るい派」に分類されますね。
どの明るさが一番眠れる?
「寝室の明るさ」が「睡眠の質」を左右する大きな要因であることは、人間の身体のしくみや本能の観点から明らかになっています。質の良い睡眠をとってハツラツとした毎日を送るために、寝室の照明を見直しましょう!
明るいままだとメラトニンの分泌を促せない

睡眠メカニズムを語る上で欠かせないのが、セロトニンとメラトニンというホルモンです。日中にしっかりセロトニンが分泌されると、夜には睡眠を促すメラトニンがつくられ自然と眠くなる、というサイクルになっています。
質の良い眠りをつくるためには、就寝前にリラックスした状態になることが必要です。メラトニンの分泌は明暗に依存します。夜になり暗くなるにつれて徐々にメラトニンが分泌され、睡眠のスイッチが入ります。
つまり「明るい派」の方は最も睡眠の質を落としてしまっているということ。一定時間明るい光を浴び続けていると、身体が覚醒してしまうのです。夜型の方は遮光カーテンなどで部屋を薄暗くすると良いでしょう。
真っ暗だと本能的に不安になる

遠い昔、私たちの先祖は夜は火を焚き、星や月の薄明かりの下で眠っていました。これは身の安全を確保し安心するためです。真っ暗闇は明かりが一切ないという良くない状況をあらわすため、無意識に不安を感じてしまいぐっすり眠れなくなるそうです。悪い夢を見ることが多くなるという研究結果も出ているとか。「少し明るい派」さんたちが真っ暗だとなんだか怖いと感じることは、本能的に自然なことなんですね。
風水の考えにおいても、真っ暗な中で寝ることは悪い気が充填されるとされています。どうしても真っ暗でないと眠れない方は、アイマスクをすることをおすすめします。
ほんのり明るい環境がベスト!

心理的にも科学的にも、常夜灯や間接照明、ベッドに付いているライトを使ってほんのり明るくすることが眠りにとっては一番良い環境だということがわかりました。さらに、夜中に起きたときもサッと行動できるので、災害時にも役立ちますね。
電気代がもったいない!という理由で真っ暗にしていた方もご安心ください。LEDの常夜灯の場合、1日8時間点灯させたとしても1年間で約20円とかなり経済的です!
快眠につながる照明づくり
心地良い寝室をつくる照明計画には、次のことがポイントとなります。
- 暖色系の光にする
- 光源が目に入らないようにする
- 寝る前から明るさを調節する
暖色系の光にする

明るくすると言っても、まぶしさを感じないことが大切です。リラックス効果のある暖色系の電球色を選びましょう。青白い光はメラトニンの分泌に悪影響を及ぼします。寝ながらスマホは厳禁ですよ!
光源が目に入らないようにする

まぶしさを抑えるためには、光源が直接目に入らないようにすることも重要です。ランプシェードで覆われたナイトランプや、足元に置くタイプを選ぶと良いですよ。
寝る前から明るさを調節する
寝る1~2時間前から明るい照明は消して、間接照明だけの空間で過ごしてリラックスしましょう。そうすることで副交感神経が優位になり、徐々に睡眠モードにスイッチが切り替わります。寝る前のルーティンをつくることもおすすめです。
まとめ
ほんのり明るい環境が睡眠にとって一番良いというお話をさせていただきました。質の良い睡眠は環境づくりから。なかなか寝付けないことにお悩みの方は、寝室の照明を見直してみてはいかがでしょうか?
おすすめの商品
それでは、数ある商品の中からライト付きのベッドと間接照明をご紹介いたします!どれも人気のある商品ばかりですので、是非チェックしていってくださいね。
飾らない美しさ 棚・コンセント・ライト付シンプルモダンフロアベッド
シンプルモダンデザインが魅力的なセミダブルサイズのベッド。フロアタイプなので、お部屋をリゾートホテルのような雰囲気にしてくれます。ヘッドボードにはコンセント機能とライトつき。豆電球派の方でも真っ暗派の方でも、枕元でライト調整ができるので、安心してリラックスタイムをお過ごしいただけますよ。棚は仕切りつきのため、小物類を整理して収納することもできます。そのため、快眠できる寝室を保つことができるベッドです。
贅沢空間 高級ウォルナット材ワイドサイズ収納ベッド
広々としたキングサイズのベッド。ご家族でお使いいただける広さを確保しています。嬉しいのはベッド下収納が完備されていること。キングサイズ分の収納を装備しているので、寝室を整えることができるベッドです。ヘッドボードには棚、コンセント、ライトつき。コンセント、ライトは左右わかれてついているのも特徴です。同じ部屋でも、快眠できる明るさを追求できるベッドになっています。
リラックスできる安らぎの空間へ スリムモダンライト付き収納ベッド
やわらかな光を放つライトを完備した、モダンテイストのベッド。優しい光なので、就寝前にお使いいただいてもリラックスしていただけます。ヘッドボードは棚つきながらスリムなデザインを採用。様々なお部屋の雰囲気に合わせていただけるようなデザインに仕上がっています。ベッド下に2杯の収納がありますので、寝室の整理整頓にも役立てていただけるベッドです。
憧れの高級感 棚・コンセント付きツインすのこベッド (別売り専用ナイトテーブル)
高級感漂う木目が美しいナイトテーブル。とてもスリムな造りになっているので、寝室に取り入れていただきやすいサイズ感です。引き出しがついているため、寝室のこまごまとした小物を収納することも可能。引き出し下には雑誌を収納できる高さの棚もご用意いたしました。2口コンセントつきですので、ライトを置いて就寝時の明かり調整に役立つアイテムです。
高級感あるデザイン 憧れのフレンチエレガントベッドシリーズ ナイトテーブル
フレンチエレガントなお部屋を作れるナイトテーブル。とてもエレガントなデザインになっているので、このアイテムだけでお部屋の雰囲気をぐっとお洒落にしてくれます。引き出し収納と扉収納どちらも兼ねそろえておりますので、収納に困ることもございません。テーブルにはお好きなデザインのライトを置いて、小物を置けるスペースがありますので、睡眠もインテリアも楽しんでいただける1品です。
50年以上前から愛されているデザイン AJ フロアランプ
寝る前のお供に、こんなお洒落なランプはいかがでしょうか?円筒状のフォルムが個性的なAJフロアランプです。独特なフォルムで光が下に向かって放たれるので、お部屋を程よい明るさに照らしてくれます。また、シェードは可動式になっているので、光の方向をお好きに調整することが可能です。カラーはブラックとホワイトの2色。デザイナーズランプならではの、個性感溢れるデザインや使い心地をお楽しみください。
間接照明としても使用できる トロメオ テーブルランプ
アームやワイヤーの工業的なデザインが特徴のテーブルランプです。ヘッドボードやサイドテーブルに置けば、ベッドに程よい明るさをプラスしてくれます。アルミニウムのヘッド部分は、360度回転するので、光の方向を自由に変えることができます。天井や壁に向ければ、明るすぎない光で寝室をムーディーに仕上げてくれますよ!金属系のスタイリッシュなデザインがお洒落で、どんなお部屋にも馴染んでくれます。
和室、洋室に合わせやすい アバカ素材ペンダントライト
こちらは、アバカ素材を使用したペンダントライトです。半円状のフォルムが可愛らしく、和室と洋室のどちらにも馴染んでくれるデザインとなっております。アバカ素材特有のナチュラルさが、お部屋に暖かみと優しさをプラスしてくれます。傘が広いので、光がお部屋にじんわりと広がってくれ、寝る前のリラックスタイムにピッタリですよ。見た目もとってもお洒落なので、思い切って寝室の照明を変えてみるのもおすすめですよ!