寝室インテリア・ベッド情報のベッドスタイルマガジン

地域にもよりますが、日本の夏は夜でもかなり暑い日があります。熱帯夜が続くことも多く、暑さで寝られずに疲れが取れず、体調を崩す人もいます。

そのような熱帯夜は、涼しい寝具が大活躍します。寝苦しい夜でも寝やすくり、朝も爽快です。

熱帯夜にはエアコンを使うように奨励されていますが、エアコンでは寒すぎると感じる人もいます。そのような人には涼しい寝具がぴったりです。

エアコンほど冷えすぎず、ちょうどいい涼しさでお休みになれます。電気代の節約にもなりますね。

夏の暑い時期用のプレゼントとして、涼しい寝具を贈るのもいいものです。自分で購入する手間が省かれるほか、余計な出費もなくなり、喜ばれますよ♡。

ケット類はいずれも薄い肌掛け布団のこと。素材や構造によりそれぞれ呼び方があります。

• キルトケット：キルティング加工が施された薄い掛け布団のこと。中には薄い綿が入っているだけで、夏用の掛け布団として使用
• エアーケット：ひんやり素材とメッシュ構造になった涼しい寝具。
• タオルケット：タオル地でできた吸水性のいい寝具
• ガーゼケット：薄いガーゼを重ね合わせた寝具で、軽いのが特徴。夏以外の季節にも使えます。

敷パッドはマットレスや敷布団の上に乗せて使う寝具です。敷きパッドには汗や汚れがマットレスに付かないよう保護する役割があります。

敷きパッドには冷感タイプもあり、寝るとひんやり気持ちよく寝られます。。

竹シーツの特徴は、触れた瞬間に熱を奪うこと。熱伝導率が高く、体の熱をすぐに取り去ってくれます。

通気性もよく放熱性に優れているため、蒸れにくいのもメリットです。

マットレスの中にも、夏用のものがあります。通気性がよく蒸れにくいなど、涼しく寝られる構造です。

枕や枕カバー、枕パッドにも涼しいタイプがあります。首元や頭付近がひんやりして、気持ちよく寝られますよ。

シーツにも冷感素材があり、触れた瞬間にひんやりするもの、涼しさが持続するもの、通気性・吸湿性で涼しさを感じせてくれるものなど、さまざまなタイプがあります。

綿の熱伝導率は0.54。まずまずといったところでしょうか。それでも、綿は吸水性・吸湿性がいいので、さわやかです。

麻の熱伝導率は0.63で、天然繊維のうちでは一番高いです。それだけにひんやり感は抜群。

麻は通気性や吸水性、吸湿性もいいので、とても快適です。夏用寝具の素材にぴったりです。

再生繊維のうち、植物系のものは熱伝導率が高くなっています。それだけにひんやりした触感があります。

再生繊維は植物が原料のため、吸水性・吸湿性にも優れています。

ポリエステルは、夏用の敷パッドなどによく使われます。

吸水性・吸湿性がない分、汗などの水分をしっかり放出します。

涼しい寝具は夏に使用するので、汗にまみれ、雑菌が繁殖したり、ニオイが発生したりします。

それを少しでも抑えるためには、抗菌・防臭加工が施されたタイプを選ぶのがおすすめ。清潔に使用できます。

寝具は夏中使っていると、効果が薄れ、雑菌やニオイが発生することもあります。そこでおすすめするのが、気軽に洗えるもの。

家庭用洗濯機で洗えれば、キレイになり、気持ちよく使えます。冷感タイプならら、またひんやりした感触が味わえますよ。

寝具は涼しさだけでなく、寝心地にもこだわりましょう。

いくら涼しい寝具だといっても、寝心地が悪ければ、快適ではありません。涼しさばかりを追及して、寝心地がおろそかになってしまいます。

涼しい寝具はとても快適ですが、一品一品別々に購入するとなると、費用がかさみます。それなら、セット販売されている商品を買うのも◎。

一式セットなら、すぐにベッドや布団に使うことができ、その日から涼しさを味わえます。