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安眠できる枕を選ぶポイントは?素材や寝相から体に合った枕を紹介!

最近、安眠のための枕が注目されてきています。体の様々な不調が和らぐと評判なんですよ。ただ、合う枕は人によって異なります。大きさ、高さ、硬さの他、素材も大切です。しかし、数ある枕から自分にはどのタイプが最適なのかを探すのは大変ですよね。そこで、今回は安眠枕を選ぶポイントを解説していきます。

安眠枕と寝姿勢

安眠できる枕は、寝姿勢を正しくキープしてくれるものです。正しい寝姿勢とは、頸椎のS字カーブが自然に保たれている状態のことを言います。具体的は、肩口から頭が10~15度、顔が5度くらいの傾斜になっている状態です。正しい寝姿勢は、首や肩への負担を軽くし、睡眠中の体をきちんと休ませてくれます

また、気道の通りがスムーズになるので、いびきの症状が緩和されますよ。姿勢が原因の不調であれば、安眠枕に替えるだけで解消される可能性があります。寝姿勢に問題があるかもしれないと思ったら、自分に合った枕を探してみましょう。

素材で選ぶ安眠枕

安眠枕を選ぶポイントの一つに素材があります。枕には頭や顔が直に触れますよね。ものによっては寝返りで音がする、中身の質感がわかるタイプもあります。何より、アレルギーのある素材を避けることも忘れてはいけませんよね。そこで、ここでは枕の素材をいくつか紹介していきます。素材の特徴を見て、どんなものが自分に合いそうか考えていきましょう。

へたりにくいパイプ

パイプ枕は、枕の中に短いストロー状のものが入ったタイプです。潰れにくいので、硬めの枕に分類されますが、ものによっては柔らかいタイプもあります。そんなパイプ枕の特徴はへたりにくいこと。長く使っていても底付きしないので、タオルなどで厚みを足さなくても良いんです

また、通気性が良い、水洗い可能という点もメリットですね。毎日使う枕は、なるべく清潔にしておきたいもの。お手入れしやすいのは嬉しいですよね。ただし、寝返りの際に中の素材がぶつかり音が出ることがあるので、多少音が鳴っても気にならない方に向いていると思います。

フィット感重視の低反発ウレタン

しっかり頭部にフィットした枕をお探しなら、低反発ウレタンがおすすめです。低反発ウレタンは、頭の重さや体型に合うように形を変えます。使う人それぞれに、ちょうどよい沈み込み方になるんです。頭を包み込む感覚が、体をリラックスさせてくれますよ。枕の中は、細かく砕いたウレタンフォームや、ウレタンチップが入っています。寝返りで音が鳴ることはなく、静かに安眠できるでしょう。

問題点としては、枕の柔らかさが気温に左右されること。ウレタンは柔らかいですが、硬くなりやすい素材です。環境によっては寝心地が変わることもあります。寒い日は寝る前に寝室を暖めておくと良いでしょう。お手入れはこまめな陰干しが有効です。

お手入れしやすいポリエステル

ふんわりした柔らかさとボリュームがお好きなら、ポリエステルわたの枕がおすすめです。枕の中に入っているのは、衣類にも使われるポリエステルがわた状になったもの。柔らかくふっくらした質感で快眠できそうですね。ポリエステル枕の特徴は、お手入れしやすいことです。丸洗い可能で乾きやすいので、清潔にお使いいただけます。

また、ポリエステルは化学素材なので虫やカビにも強いんです。カビアレルギーのある方も安心ですね。そんなポリエステル枕のデメリットは、長く使うとへたってしまうこと。その分比較的安価で手に入りますが、枕の寿命は長くないと思っていた方が良いでしょう。

寝方で選ぶ安眠枕

安眠枕を選ぶには、寝方も重要です。人それぞれ自分が心地よい寝方がありますよね。枕は、睡眠中の体を楽にしてくれるものなので、自分がよくとっている姿勢と合わせて選ぶと良いですね。ここからは仰向け、横向きの姿勢と、寝相が悪い方に合う枕を紹介します。

仰向けの場合

仰向けで寝ることが多い場合、標準タイプの形が良いでしょう。標準タイプとは、枕の中央に頭を乗せる仕様となっているものを指します。

頭を枕が支えて、睡眠中の姿勢を安定させてくれるので、体をしっかりと休ませることができますよ。仰向けで眠る方、寝相の良い方にぴったりの枕です。

横向きの場合

横向きで眠る場合は、波型タイプが良いでしょう。波型とは、枕がウェーブ状の形をしているタイプの枕です。頸椎のS字カーブに沿ったつくりなので、寝ている間の姿勢が崩れにくくなります

首を支えることで、横向きの正しい寝姿勢をキープしてくれるので、起床時に肩や腰が痛む方にもおすすめですよ。

寝相が悪い場合

最後は睡眠中何度も寝返りを打つ方、あまり寝相が良くないという方に合う枕です。こちらのタイプの方には、中央にくぼみのあるタイプがおすすめです。頭がくぼみに収まり、安定することで姿勢が正しい状態に保たれます。

寝返り自体は体温調節や血流が滞るのを防ぐ役割がありますし、悪いものではありません。しかし、寝返りのし過ぎで体を痛める方も少なくないです。しっかりと体を休ませるには、ある程度姿勢を安定させることも大切ですね。


サイズで選ぶ安眠枕

ぐっすり眠れるかどうかには、実は枕のサイズにも関係しています。枕は大きければ大きいほど良い、小さい枕は寝にくいといったイメージがありませんか?枕は、使う人の体格でぴったりな大きさが決まっています。
本来なら、小柄な方には小さめの枕、大柄な方には大きめの枕が良いと言われています。そこで、ここからは安眠枕をサイズで選ぶコツを解説していきますね。

小柄な方

身長が低い、または細身などの小柄な方は、枕も35㎝×50㎝程度の小さいサイズで問題ありません。ただ、小柄でも寝返りが大きい場合は、大きめの枕の方が安眠できるでしょう。もしくは、小さめの枕でも横幅が長いものを選ぶと良いと思います。

大柄な方

身長が高い、がっしりとした体格の大柄な方は、大きい枕が良いでしょう。サイズは50㎝×70㎝です。また、大きく寝返りする方も、小さい枕では寝返りで頭が枕から落ちるリスクがあるので、大きめのサイズにすることをおすすめします。

安眠枕で毎日の眠りを快適にしよう

寝姿勢を安定させてくれる安眠枕は、人によって合うタイプが異なります。体に合う安眠枕を使うと肩こりや腰痛、いびきなどが軽減する可能性が高いです。体の不調でお悩みの方は、今使っている枕を見直してみることをおすすめします。枕の素材や寝相から、本当に自分に合う枕を見つけましょう!

おすすめの商品

おすすめの枕①新構造エアーマットレスピロー

こちらはオールシーズン快適に使える枕です。枕内部の繊維がタテ編みなので、底付き感がなく抜群のクッション性があります。通気性と耐久性にも優れているんですよ。枕の高さは4段階で調節可能です。ホコリやダニを寄せ付けないので、衛生面でも安心です。

おすすめの枕②消臭機能付き低反発・高反発枕

こちらは枕の匂いでお悩みの方にうってつけの製品です。消臭機能付きのウレタンが、加齢臭をはじめとする不快な匂いをカットします。枕は低反発と高反発の2つから選べます。頭部、首、肩にフィットする構造なので心地よくお休みいただけますよ。生地は綿入りで肌触りも抜群です。

おすすめの枕③顔にシワがつかないナイトケアピロー

こちらは、お肌を気にする方に人気の安眠枕です。ナイトケアピローという名前の通り、美容に配慮した製品となっています。枕はパルプの量を調節できるので、高さを自由に変えられるんです。どんな形にもフィットするので、寝心地も抜群ですよ。また、表と裏で枕の質感が異なるので、オールシーズン快適に使えます。

おすすめの枕④寝ながら高さ調節サラサラ枕

こちらは、寝ながら高さ調節ができる枕です。横になったままで操作できるのが魅力的ですね。調節の仕方も、ジッパーを開けて中身を引き出すだけなので簡単です。丸洗いできる上に速乾性にも優れているので、お手入れもしやすいですよ。枕をいつも清潔に保てるのもメリットですね。

おすすめの枕⑤睡眠の質を向上させるいびき軽減枕

こちらは、いびき軽減に役立つ枕です。低反発素材が頭と頸椎をしっかり支えてくれます。頭と首へのフィット感が心地良いですよ。この独特な枕の形で、寝ている間も正しい姿勢をキープすることができます。いびきを心配することなく、安眠できるでしょう。

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