旅行や出張で滞在したホテルのベッドの寝心地が忘れられない…という方も多いのではないでしょうか?ホテルのベッドには、「スチールボトム」と「ボックススプリングボトム」の2種類のフレームが使われています。どちらもホテルならではの快適な寝心地が人気ですが、実はご自宅でもその寝心地を堪能できるのです!
今回は、スチールボトムとボックススプリングボトムのそれぞれの特徴や違いについて、詳しくみていきましょう。
目次
スチールボトム&ボックススプリングボトムとは?
スチールボトムとボックススプリングボトム。この2つの名称を耳にしたことがある人は、少ないのではないでしょうか。 これらは、ホテルのベッドの下部・フレーム部分を指します。
ホテルに宿泊したときに、ベッド下部にまで注目している人は少ないと思いますが、スチールボトムとボックススプリングボトムには、それぞれ特徴があるのでこの機会に覚えておきましょう。
スチールボトムの特徴
スチールボトムのベッドは、簡単にいうとスチール製のベッドの脚が見えるベッドです。ベッドスカートを付けている場合は、スチールボトムであっても気づきにくいですが、スチールボトムには次のような特徴があります。
デザイナーズホテルを中心に採用されている
スチールボトムのベッドは、スッキリと洗練された外観になるため
●外資系のホテルチェーン
●デザイナーズホテル
といった場所で、多く採用されています。
スチールボトムのベッドは、足元がスッキリとしているためベッドカバーやシーツといったアイテムでベッドメイキングをすると、見た目がシンプルなデザインになります。
少し固めの寝心地
スチールボトムのベッドはクッション性がないため、寝心地は少し固めです。その分、ベッドの下に20cm前後のスペースが空くため、掃除がしやすく常にベッド周りを清潔に保てるといったメリットがあります。
ルンバといったお掃除ロボットも、スチールボトムのベッドでは快適に使用でき、ベッド下のスペースを収納部分としても利用できるのが特徴です。
空気がベッド下に抜ける設計
ホテルに宿泊したことがある人であればイメージしやすいと思いますが、通常ホテルの部屋は窓を開けることができません。客室の窓が開けられない分、ホテルのベッドは高い通気性が求められます。
スチールボトムは、マットレスを載せる部分がメッシュ・周りも通気性が高い布井で覆われています。そのため、マットレスからの空気が全てベッド下に抜ける設計になっており、通気性がバツグンで快適に利用できるのです。
ボックススプリングボトムの特徴
ボックススプリングボトムはスチールボトムの反対で、ベッド下にあまりスペースがないベッドを指します。
伝統的なホテルで多く採用
ボックススプリングボトムは、箱のような外観でベッドの脚部分があまり見えないのが特徴です。古くからホテルベッドとして使用されているため、ボックススプリングボトムは伝統を重んじるホテルで多く採用されています。
クッション性があり寝心地が良い
ボックススプリングボトムは、ボトム内部にもコイルが組み込まれています。そのため、ボトム部分にもクッション性があり、気持ちの良いやわらかな寝心地です。
使う人の体重とマットレスの荷重がボトム部分で上手に分散されるため、耐久性もあり長く使えるのも魅力ですね。
空気はベッドの下と側面に抜ける設計
ボックススプリングボトムは、内部もコイル構造になっており通気性の高い布で周りが覆われています。そのため、ベッドを使うことで発生する空気圧は全てベッドの下や側面から抜ける設計です。
常に高い通気性を誇り、カビが発生しにくいので、衛生面も問題ありません。
一流ホテルのベッドを自宅で使用するメリット
一流ホテルのベッドなんて自宅で使えない、と思っている方。実は、自宅でも一流ホテルのベッドを利用できるのをご存知ですか? プロの厳しい検査をクリアした、一流ホテルのベッドには次のようなメリットがあるのです。詳しくみていきましょう。
通気性バツグン
自宅でベッドを使うときに気になるのが、衛生面。毎日使うベッドは常に快適な状態にしておきたいものですよね。 湿気が多い時期はベッド周りにカビが発生する心配がありますが、ホテルのベッドは上記でも説明したように通気性がバツグンです。
今までカビに悩まされていた…という方にとっても、通気性の高いホテルのベッドは強い味方といえそうですね。
ベッドをジョイントすることも可能
ホテルベッドは、希望すれば同じベッドを2台連結して使うこともできるので、わざわざ大きなベッドを購入しなくても済みます。
子供が小さなときはベッドをつなげて使い、成長に合わせて分割し、それぞれ1台のベッドとしても使えるのです。ライフスタイルに合わせて使えるのは大きなメリットと言えます。
特徴を理解してスチールボトムかボックススプリングボトムを選ぼう
スチールボトムとボックススプリングボトムの違いはお分かりいただけましたか?最後に本記事の内容を簡単におさらいしておきましょう。
- 「スチールボトム」「ボックススプリングボトム」は、ベッドの下部・フレーム部分の種類
- スチールボトム…スチール製の脚が使用されている
- ボックススプリングボトム…箱のような外観で、脚がほとんど見えない
それぞれに特徴があるため、自分の寝室のインテリアに合ったデザインを選ぶと良いでしょう。こちらの記事を参考にしながら、ぜひあなたのご自宅でもホテルライクなベッドを楽しんでみてください。
おすすめのボトムベッド
ここからは、カヴァースのラインナップからおすすめのボトムベッドをご紹介します。
ホテルダブルクッション 脚付きマットレスボトムベッド
ホテルのベッドのように上質な寝心地をご家庭でも。高級感と安定感を兼ね備えたボックススプリングボトムのベッドです。フレームが分割可能で、女性でも約10分で組立ができます。 マットレスを乗せても圧迫感を感じにくい薄型ボディなので、寝室が狭く感じることもありません。スリムなヘッドレスデザインで、コンパクトさと心地よい寝心地を両立させました。
小さいからすっきりデザイン ショート丈脚付マットレスボトムベッド
「ワンルームに置ける、小さめのボトムベッドがほしい」という方には、こちらがおすすめです。通常よりも15cm短めのショート丈で、今まで諦めていた場所にもベッドを設置できるはず。さらにこちらは分割可能ですので、搬入経路の心配もありません。ベッド内部は、通気性に優れたすのこ仕様です。
上質な肌触り シンプルデザイン脚付きボトムベッド
シンプルで使い勝手のいいボトムベッドです。分割式で搬入ラクラク&組み立ては10分で完了の優れもの。またベッド下の高さが20cmありますので、衣装ケースなどを使って収納スペースとしても活用できます。マットレスセットもご用意しており、2種類のマットレスからお選びいただけます。
自分だけの寝心地良いベッド ロール式脚付きボトムベッド
こちらのボトムベッドはロール式。他のパーツも小さめ設計ですので、コンパクトにお届けします。すのこ構造のフレームをウレタンフォームで包み込んだ、優しい触り心地が魅力です。さらに、木脚には無垢のパイン材を採用。お部屋をナチュラルな雰囲気に仕上げます。
すのこ構造脚付きマットレスハイクラスファミリーボトムベッド
小さなお子さまをお持ちのファミリーに最適な、連結タイプのボトムベッドです。2台のベッドを連結して、1台の大きなベッドとしてお使いいただけます。もちろん分割も可能。ライフスタイルの変化に、柔軟に寄り添うベッドです。連結テープと大型シーツで、しっかりと固定できますよ。