男の子のベッド選びは、女の子と比べると少し慎重になるという人も少なくありません。購入する時期にもよりますが、ベッドは長く使うことを考えますよね。体格が大きくなるのを想定するとシングルサイズで大丈夫なのかなど様々なことが気になります。
そこで今回は、育ち盛りの男の子のベッドの選び方や長く使えるおすすめの商品をご紹介します。
男の子のベッド、どう選ぶ?
育ち盛りの男の子のベッドを選ぶときは、長く使えるものを選びたいものです。ベッドは大型家具なので、一度購入するとなかなか簡単に買い替えるのは難しいです。成長期にグンと身長が伸びることが多い男の子のベッドの選び方についてまとめてご紹介します。
とにかく丈夫なものがおすすめ
男の子のベッドを選ぶ際は、とにかく造りが丈夫なものがおすすめです。フレームがしっかりしていて床板の構造も丈夫なものを選ぶようにしましょう。ベッドを選ぶ際には耐荷重が大きいものを選ぶと安心です。
体の成長や生活習慣の変化にも対応できる
体の成長や生活習慣の変化にも対応できるベッドは、長年使えるベッドを選ぶ際に大切なポイントです。高さや長さが変えられるタイプのベッドや収納スペースが充実しているものもおすすめです。特に収納スペースに関しては小学校6年間で子どもの荷物が5倍に増えるともいわれているため、大型家具のベッドに収納スペースがあることは役立つ要素です。
必要に応じて機能性もプラス
ベッドで過ごす時間を快適にするためにはコンセントやライトも欠かせません。しかし、機能性の部分は後からプラスすることも可能ですので、まずは丈夫な構造であるかや収納スペースの大きさなどに着目して選びましょう。たくさんのものを収納できるヘッドボードのサイドにまで収納棚がついているおしゃれなベッドもありますし、メタルパイプを使ったシンプルでカッコいいベッドフレームも人気です。
おすすめのベッドスタイル
成長期の男の子のベッドを選ぶ際には丈夫さや成長に応じて長く使えることなどが大切ですが、毎日使うものですので、生活スタイルに合ったものがおすすめです。男の子のベッドを選ぶ際に注目したいおすすめのベッドスタイルをご紹介します。
シンプルなベッド
あれこれこだわらずにどんな部屋にも合うベッドならシンプルなデザインのベッドがおすすめです。ライトや複雑なフレーム構造のベッドではなく、ベッドとしての機能のみを果たしてくれるベッドはインテリアを選びません。
また、タイミングに応じて枕元に照明をプラスしたりベッド下に収納ボックスを置いたりするなど機能をプラスすることが可能です。
収納付きベッド
子どもの荷物は成長に応じてどうしても増えていくものです。服もサイズがアップすることでかさが増すのでいつまでも子ども用の収納ケースでは対応できなくなっていきます。ベッドを買うタイミングで収納スペースがたくさんあるものを選べば、後から衣装ケースを追加で購入する必要がありません。収納スペースもベッドによって様々で、引き出しタイプのものや大容量の跳ね上げ式の収納がついたものなどがあります。
ロフトベッド
「自分の城」というイメージが強いロフトベッドは、男の子の憧れのベッドのひとつです。ロフトベッドといえば足元が不安になるコンパクトな梯子タイプのものが主流でしたが、足元が安定している階段タイプのロフトベッドも選ぶことができるようになりました。ロフトベッドの魅力はベッド下の収納スペースがとにかく大きいことです。普段使いのものを収納したり、ベッド下にテーブルを置いて作業スペースにしたりとアレンジ自在です。
長さが調整可能なベッド
高さを調節できるベッドはたくさんありますが、長さを調節できるベッドもあります。男の子は女の子と比べると身長の伸び幅がかなり大きい場合があるので、一般的な長さのベッドだと狭く感じてしまうこともあります。一般的なベッドの長さは195cmなので180cmぐらいまでであれば快適に眠ることができます。180cm以上の場合はロングタイプのベッドに切り替えるのがおすすめなので、長さを調整できるととても便利です。
男の子のベッドを選ぶときのポイント
個人差はあるものの、身長が伸びるときはグッと伸びることが多い男の子は成長に合わせてベッドも調整できると買い替えの必要がありません。また、活動的な男の子は新陳代謝も活発で大人以上に快適に眠れるよう工夫できると安心です。男の子のベッドを選ぶときのポイントをお伝えします。
柵の高いもの
男の子のベッドを選ぶ際は柵が高いものを選ぶことをおすすめします。寝ている間によく動いたり寝返りが多めだと、布団から飛び出してしまうというケースもあります。敷布団で寝ていてあちこちに移動してしまう場合はしっかりとした柵がついていて、ある程度高さがある方が安全に眠ることができます。
通気性
育ち盛りの男の子はとにかく新陳代謝が活発。夏だけでなく年中たっぷり汗をかくことが多いです。そのため、マットレスの通気性は良いに越したことはありません。ベッドの床板がすのこタイプ・メッシュタイプのものや、マットレスの通気性が良いものを選ぶようにしましょう。
耐久性
ベッドで暴れるという概念は大人にはあまりありませんが、寝てる間に動き回ったりすることを考えると耐久性がある素材のベッドの方が長く使うことができます。体重がそれほど重くなくても耐荷重を確認して構造上頑丈なものを選んでおくことをおすすめします。耐荷重が120kg以上あるベッドだと安心ですね。
男の子におすすめのベッドをご紹介
成長著しい男の子にぴったりのベッドは、耐久性や高めの柵など安全面に気遣ったものがおすすめです。寝相や性格なども踏まえて合うものを選びましょう。男の子におすすめのベッドを5つご紹介します。
シンプルで通気性の高いすのこベッド
年齢に関係なく長く使えるのがシンプルで洗練されたデザインのベッドです。ヘッドボードの棚やライト、床下の収納などはありませんが、時期に応じてアイテムをプラスすることで自分好みのベッドにすることができます。床板部分はすのこになっているので通気性抜群です。抜け感のある脚付きベッドはベッドの圧迫感もそれほど感じずに済みます。
大容量収納付き!フレームが選べるシンプルベッド
大容量の収納が付いた、フレームが選べるシンプルなデザインのベッドです。必要な収納量に合わせてベッドの高さを30cmと40cmから選ぶことができます。ベッド下がまるごと収納スペースになるので、スーツケースやオフシーズンの衣類などをまるごと収納できるのが魅力です。耐荷重は安心の120kgで、床面中央部は約300㎏の重さに耐えることが可能です。
ヘッドボードにも充実の収納スペース!大容量チェストベッド
本棚とタンス、ベッドがひとまとめになった、大容量収納のチェストベッドです。ヘッドボードにもスライド式の収納が付いており、漫画やDVDなどを収納することができます。また、ベッド下には畳2畳分ほどの収納スペースがあるのでたっぷり収納することが可能です。また、ベッド横の引き出しは密閉性が高いBOX構造になっているのでほこり防止にもなります。
寝返りしても安心!足元の安定感も抜群のロフトベッド
ベッド下がまるごと自由スペースになるロフトベッドの中でも人気の階段付きロフトベッドです。耐荷重120kgのしっかりした設計になっており、階段で上り下りするので足元に安定感があります。高さはハイタイプとミドルタイプがあり、部屋のタイプに合わせて選ぶことができます。また、ベッド下にハンガーパイプ、階段下に収納スペースがあるのでたっぷり収納することができるのも魅力です。
収納スペースと自分スペースも確保できるミドルタイプのロフトベッド
収納スペースがたっぷりできるロフトベッドの中でもおすすめの自分スペースも確保できるタイプです。1人暮らしの狭い空間でもベッド下を収納スペースにすることで部屋がすっきりとまとまります。また、ハイタイプのロフトベッドにすれば、ベッド下をリビングスペースにしたりワークスペースにすることも可能です。アイデア次第で部屋をより充実したものにすることができます。
成長に合わせて長さの調節可能!長く使えるロフトベッド
ロフトベッドの中でも珍しい、ベッドの長さを調整できるロフトベッドです。150cmから210cmまで7段階に長さを調整することができるので、小学生から大人まで幅広い年齢層の人が使うことができます。子どもの成長に合わせて調整したり、部屋のスペースに合わせて長さを変えることが可能です。長さの調整は再度フレームに記載されている数字を目安に簡単に行うことが可能です。
まとめ
男の子にぴったりのベッドはおしゃれなデザインや機能性よりも、安全性や耐久性が大切です。また、成長に合わせて長く使えるものだと買い替えをせずに済みます。男の子に合ったベッドを選んで快適な寝室作りをしましょう。