不眠について(その5)

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睡眠を知って、睡眠を得る

不眠について(その5)

不眠にはいろいろなタイプがあり、身体が原因なもの、心の病気が原因なもの、その他外因性のものなどがあります。

ここでは「心の病気が原因のタイプ」についてです。心の病気など心理的なものは不眠に大いに関係があります。どれもがかなり深刻な症状を引き起こします。

不眠を引き起こす心の病気とは病名でいうと、うつ病、神経症、統合失調症をはじめとする精神疾患、さらにはナルコレプシー、むずむず肢症候群、睡眠時無呼吸症候群などがこれに当たります。

これらの症状は病気が完全に治らないと改善しないケースが多く、もっとも不眠の症状が治りにくいと言えるかも知れません。

不眠の人の中には精神的なストレスから一時的に眠れなくなる人も居ます。けれども、睡眠に人一倍こだわりが強い人は眠れない時に「眠らないといけない」と考えすぎてこれが逆にがストレスとなり、もんもんとベッドの上に起き上がり、さらなる不眠に陥ってしまうこともあるようです。

また鬱病などにかかっている場合は脳の中の睡眠を誘発する物質を蓄えるメカニズムに異常があって、睡眠物質がなかなか溜まらないという症状のため眠りに落ちるのに時間がかかり、そればかりではなく熟睡できない、などのトラブルがあるようです。

2012年1月28日 / タグ:[ , , ]