不眠と太白ごま油(その1)

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睡眠を知って、睡眠を得る

不眠と太白ごま油(その1)

人間は不眠が続くと当然のことながら、体調不良を引き起こします。
一体どんな体調不良が出てくるかといいますと、動悸、息切れ、頭痛、体重減少、
めまい、胃腸不良、慢性疲労、腰痛、肩こりなどさまざまな症状が出ます。

不眠の解消法には入眠剤の他には牛乳などでカルシウムを摂るとか、
アロマ効果もあるハーブティーなどを飲むとかセロトニンに似た物質が
出るレタスを食べる、またはマッサージなど、昔からいろいろと対策が考えられてきました。

一般にはあまり知られていない不眠の解消に使うものとして「ごま油」をマッサージに使う
方法があります。
それも「太白ごま油」という種類のもので、一般に売られている茶色をしているもの
ではなく、焙煎前のゴマを搾ったものを使った、ほぼ透明なごま油です。
アロママッサージはエッセンシャルオイルの香りで脳を刺激するタイプですが
この太白ごま油はその成分が身体に効くタイプです。
眠れない時などはこの「太白ごま油」を手に取り、ベッドから一度起き上がって
足を立て、ふくらはぎから足の裏をマッサージするとよいでしょう。

ごま油の原料であるゴマは日本でも生産されていますが、実はその量はごくわずかで
そのほとんどを外国からの輸入に頼っています。世界で第一位のゴマ生産国は実はインドです。
太白ごま油は5000年の歴史のあるインドの伝統療法「アーユルベーダ」にも使われているほどです。

2012年2月10日 / タグ:[ , , ]