ベッドと海よりも深いきずなで結ばれている私

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ベッドと私の楽しい関係

ベッドと海よりも深いきずなで結ばれている私

ベッドと私は、世の中のどんなモノよりも、深いきずなで結ばれています。

そんな関係を、海よりも深いきずなで結ばれていると、よく言葉で表現しますが、
まさにその通りなのです。

私はベッドを、とても深く愛しています。
普通の人に比べると、眠っている時間がとても長いのです。

それは偶然、友達と話をしているときに分かったことでした。

人が1日のあいだに眠る時間というのは、普通なら大抵、6時間から8時間だそうです。
それなのに私は、毎日10時間以上は眠っていたのです。

「あなた、そんなに長いあいだ本当に眠れるの?」
友達は驚いたようにして私を見ますが、私にとってそれは至極当然のことだったのです。

まず私はベッドに寝転んで、窓の外の風景を眺めます。
本棚から本を取り出してきて、読書を始めます。

眠くなってきたら、今日一日の出来事をあれこれと思い出してみます。
そんなことをしているうちに、私は自然と眠りにつくのです。

といっても、勿論、私は会社へも毎日行っています。
ときどきは友達と遊んだり、何処かへ出かけたりもします。

ただひとつ思い当たることといえば、それは私が、家族の中で一番早くベッドに
横になり、一番遅くまでベッドに居るということです。

ようするに私は、この世の全てモノの中で、ベッドと一緒にいる時間が一番長いのです。
家族の誰よりも、友達の誰よりも、ベッドと長く一緒にいるのです。

人は誰でもそうですが、毎日一緒にいるうちに、その人に親しみがわいてきます。
毎日同じコーヒーカップやスプーンを使っているうちに、愛着がわいてきます。

それと同じように私は、自分のベッドにとても愛着があって、ベッドはもう第二の
自分自身なのです。

夕食を終えて、私はお風呂に入りました。
パジャマに着替えると、髪の毛を乾かして、すぐにベッドに寝転びます。

窓の外には、大きなぼたん雪が舞っています。
街灯に照らされながら、きらきらと舞い降りてきます。

そんな光景に見惚れながら、私はベッドで横になっています。
どうやらベッドの方もうとうととしてきたらしく、私といっしょに眠り始めるのです。

2011年12月26日 / タグ:[ , , ]