毎日何気なく使っている「マットレス」。実はたくさんの種類があるのをご存知でしょうか?種類によって寝心地が違うので、自分の体に合っていないマットレスを気づかずに使用している場合も。
そこで今回は、「ポケットコイルマットレス」と「ボンネルコイルマットレス」をピックアップ。腰痛が気になる人は?などの素朴な疑問から、それぞれの寿命や音、どういう方に合っているかなど、その違いを解説します。ぜひあなたのベッドマットレス選びの参考にしてみてくださいね♪
目次
コイルスプリングマットレスとは
マットレスの内部ってどうなっているか、なかなか見ることはないですよね。
コイルスプリングマットレスの内部は、金属のコイルがくるくると巻かれたものが入っています。
このコイルスプリングの巻き方や形状によって、「ポケットコイルマットレス」と 「ボンネルコイルマットレス」 に分類されます。
ポケットコイルマットレスとは
ますは、ポケットコイルを使用したマットレスについてご説明していきます。
ポケットコイルの構造と特徴
「ポケットコイルマットレス」は、コイルひとつひとつを不織布の小さな袋に入れてマットレスに敷き詰めたものです。
ぎっしりと詰まったコイルは、それぞれ独立して体を「点」で支えるため、体圧分散性にすぐれ、理想の寝姿勢に寄り添ってくれます。
コイル(スプリング)でできているので樹脂製のものと比べると寿命は長く、8~10年が目安です。
また、荷重がかかる部分しか沈まないため、ボンネルコイルに比べるときしみ音も比較的静かと言えます。
ポケットコイルマットレスのメリット・デメリット
それでは次に、ポケットコイルマットレスのメリットとデメリットを見てみましょう。
メリット
- 体圧分散性に優れている
- 柔らかめの寝心地で体にフィット
- 横揺れが少なく振動が伝わりにくい
デメリット
- ボンネルコイルに比べると通気性に劣る
- 製造の手間がかかるため高価
- 腰痛が気になる方には柔らかすぎることも
ポケットコイルのメリットは、何と言っても柔らかく体にフィットして包み込まれるような寝心地や振動の少なさなどが挙げられます。一方で、独立したコイルをひとつずつ袋に包む構造のため、ボンネルコイルマットレスに比べると通気性が低く、製造に手間がかかる分高価なことがデメリットです。
ポケットコイルマットレスが向いている方
では、ポケットコイルマットレスはどんな方に向いているのでしょうか?
体重が軽めの方
ポケットコイルは、点で体を支えるため体重が思いと沈みやすくなります。
劣化が早まる可能性もあるので、体重が軽めの方や、小さなお子様に向いていると言えるでしょう。
硬めのベッドが苦手
ポケットコイルを使用したマットレスは、比較的柔らかいので硬めのベッドが苦手という方にもおすすめです!
体へのフィット感が抜群で、包まれるような寝心地を味わえます。
寝返りが少ない
ポケットコイルを使用したマットレスは、柔らかく体にフィットするからこそ、寝返りはしにくいという点もあります。
寝返りを打つ際はどうしても体へ負荷がかかりますので要注意です!
2人以上でベッドを使いたい
ポケットコイルは、点で体を支えるので耐圧分散性に優れており、振動が伝わりにくい仕様です。
2人以上で使っても、起き上がった際や寝返りの際に影響が少ないので、睡眠を邪魔される事がなくおすすめですよ♪
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ボンネルコイルマットレスとは
次に、ボンネルコイルを使用したマットレスについて見ていきましょう。ポケットコイルとは何が違うのでしょうか?
ボンネルコイルの構造と特徴
「ボンネルコイルマットレス」は、ひとつひとつのコイルを連結させることでひとつの土台となっているマットレスです。
コイル全体が「面」となって身体を受け止めるため、緩やかに沈むという特徴があります。
ポケットコイルと同様、コイル(スプリング)でできているので寿命は比較的長いと言えます。6~8年を目安にすると良いでしょう。
また、ひとつのコイルが独立しているポケットコイルに比べ、マットレスに荷重がかかると全体が動くため、きしみ音は出やすいと言われています。
ボンネルコイルマットレスのメリット・デメリット
ボンネルコイルマットレスのメリット・デメリットは下記のとおりです。
メリット
- 硬めの寝心地
- 通気性と耐久性が高い
- 価格が安め
デメリット
- 振動が伝わりやすい
- 体に沿わないので隙間ができる
- 硬いので腰痛を感じることも
ボンネルコイルマットレスのメリットは、体を面で受け止めるしっかりとした硬めの寝心地や通気性・耐久性の高さなど、構造によるものが多く挙げられます。一方、コイルが連結している構造により、振動が伝わりやすい上、体とマットレスの間に隙間が生まれるため寒く感じるというデメリットもあります。
ボンネルコイルマットレスが向いている方
では、ボンネルコイルマットレスはどんな方に向いているのでしょうか?詳しく見ていきましょう!
体重が重たい・体格ががっちりしている
ボンネルコイルは面で体を支えるので、沈み方が緩やかです。体重が重たい方や、体格の良い男性にピッタリのアイテムですよ!
コイル全体で受け止めてくれるので、安定感があるのが特徴です。
寝返りが多い
ボンネルコイルを使用したマットレスは、適度な弾力があります。
寝返りがしやすく体への負荷が少ないので、子どもなど寝返りが多い方にもおすすめです。
暑がりで汗を良くかく
ボンネルコイルを使用したマットレスは、通気性に優れています。
人は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくと言われていますので、暑がりの方や寝汗をかきやすい小さなお子様にもおすすめです!
寝心地は硬めが好み
寝具は硬めが好き!という方にも、ボンネルコイルのマットレスがおすすめです。
ポケットコイルに比べて弾力性が強く、適度な硬さを楽しめますよ♪
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詳しく比べたいときのポイント
「ポケットコイル」か「ボンネルコイル」自分に合ったマットレスを選んだものの、さらにその中でもどの商品にしようか?と迷ってしまいますよね。
そんなときには、商品ページに記載されているコイル数と線径の太さを確認しましょう。
ポイント①:コイル数
コイル数とは、その名のとおりマットレス内部に使われている「コイル」の数です。このコイルの数は、多ければ多いほど身体を支える部分が多くなり、体圧分散もよりすぐれたマットレスになります。
ただコイル数が多いほどマットレス自体の値段も高くなります。
ポイント②:線径の太さ
一般的にマットレスのコイルをつくるときに使用されるのは、硬鋼線やピアノ線などの鋼線です。簡単にいうと針金のようなものを加工してコイルスプリングをつくるわけです。線径の太さというのは、その鋼線の口径の太さのことをいいます。もちろん線径が太ければ太いほど寝心地はかたく、細い方が寝心地はやわらかくなります。
BED STYLEの表記例
圧縮ロールパッケージ仕様のポケットコイルマットレスを例にして、【詰め物(コイル)】と書いてあるところを見てみましょう。
コイルの線径は、2.0mmのポケットコイル。コイル数は、セミシングルで348個、シングルで406個、セミダブル522個、ダブル609個、クイーン696個、キング812個となります。
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おすすめのポケットコイルマットレス
ここからは、BED STYLEおすすめのマットレスをご紹介します。まずは体を「点」で支えるポケットコイルマットレスから見てみましょう。
ショート丈対応 コンパクトマットレス三つ折り薄型ポケットコイル
こちらは、コンパクトベッドにぴったりなショート丈を選べるポケットコイルマットレスです。薄型なので、二段ベッドなどに使っても◎。使わない時は三つ折りにしてスリムに収納できるのもポイントです。収納時に便利なゴムバンド付き。軽量で持ち運びもラクラクです。
畳める ポケットコイル入り敷布団マットレス ショートタイプ
布団派のみなさん必見!そのままでもベッドに敷いても使えるポケットコイル入り敷布団です。布団のように畳めるのに、折り目がないので寝心地アップ♪子供から大人まで使いやすいようにショート丈もご用意。セミシングル~キングサイズまで8つのサイズ展開です。
ホテルプレミアムマットレス (デュオソフト・2層ポケットコイル・ダブル)
まるで高級ホテルのベッドのような寝心地を、ご自宅でも味わってみませんか?こちらは、2層のポケットコイルを使用したプレミアムマットレスです。2層構造により適度な柔らかさと反発力があり、快適な寝心地を与えてくれます。へたりにくい仕様になっているので、新品の時の寝心地を長い間楽しむ事ができますよ♪
自然な寝姿勢 ホテル品質 ポケットコイルマットレスベーシックタイプ
こちらのマットレスは、こだわりの9層構造で厚みが20cm。ポケットコイルの上にウレタンやわた等をたっぷり詰め、ふんわりとした寝心地になっております。横揺れが少ないので、マットレス特有のきしみも感じません。また、わたには抗菌・防臭・防ダニ加工が施されているので、衛生面も安心!ホテル基準の厳しいチェックをクリアした、高品質な使い心地をお楽しみください。
体にフィット ポケットコイル スプリング マットレス
こちらのマットレスは、座った時はかなり柔らかさを感じますが、横になると体が沈み込まずしっかりと支えてくれるのがわかります。コイルは、シングルサイズで450個を使用しており、程よく硬めな寝心地になっています。両面仕様ですので、定期的に表と裏を入れ替えればへたりも気になりませんよ♪
こだわりの快眠設計 体圧分散 高密度ポケットコイルマットレス
快適な寝心地を追求する方におすすめの、こだわり設計が魅力のポケットコイルマットレスです。コイルの硬さや径、巻き数に徹底的にこだわった一点。高品質な銅線を採用した高い耐久性もポイントです。表地は、ふんわり柔らかなニット生地。心地よい眠りへといざなってくれますよ。
家族全員が寝られる理想の寝床 日本製ポケットコイルマットレスベッド (連結タイプ)
「家族みんなで眠りたい」というファミリーは、ぜひ連結タイプのポケットコイルマットレスベッドをご検討ください。2台のベッドを並べて、1台の大きなベッドとしてお使いいただけます。もちろん分割も可能ですので、お子さまが大きくなったら1台を子ども部屋に移動しても◎です。こちらのベッドは、連結タイプも2種類からお選びいただけます。
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おすすめのボンネルコイルマットレス
続いて、通気性・耐久性に優れるボンネルコイルマットレスのおすすめ商品をピックアップしてご紹介します。
一年中気持ちいい寝心地 国産高通気性ボンネルコイルマットレス
日本の気候に合わせて徹底的に「通気性」を追求したボンネルコイルマットレスが登場!日本人好みの硬めの寝心地と寝返りを促す適度な弾力性で快適に眠る事ができます。サイズ展開もセミシングル~キングサイズまでと豊富です。
すっきりデザイン ベーシック脚付き ボンネルコイルマットレスベッド
できるだけコストや手間をカットしたいなら、ベッドとマットレスが一体になった脚付きボンネルコイルマットレスがおすすめです。組み立てはマットレスに脚を付けるだけで簡単!サイズ展開はセミシングル~クイーンサイズまでご用意しております。
見た目も目覚めもスッキリ 脚付きボンネルコイルマットレスベッド
子ども部屋や女性の一人暮らしにおすすめの、セミシングルサイズのボンネルマットレスベッドです。コンパクトなので、省スペースに役立ちます。マットレスはロール梱包で、搬入経路の心配も無用です。内部はすのこ構造で、通気性も抜群。
分割式コンパクトショート丈 ボンネルコイル脚付マットレスベッド
こちらはなんと、分割できるマットレスベッド。ベッドを半分に分けられるので、ラクに搬入できます。軽量&コンパクトで、女性1人での設置も可能ですよ。さらにこちらは、長さが短めのショート丈。通常よりも15cmほど短いので、諦めていた場所にも置けるはずです!
子ども向け ボンネルコイルマットレス レギュラー
お子様にこんなマットレスはいかがでしょうか?こちらは、ボンネルコイルを使用したお子様向けのマットレスです。子供部屋によくある二段ベッドやチェストベッドに合うよう、厚さは11cmと薄めで重さも10kgと軽量になっています。寝心地は勿論の事、3次元メッシュ生地を使用しているので速乾性と通気性に優れており、寝汗をかきやすいお子様でも安心してご利用いただけますよ♪
両面仕様で使いやすい ホテル品質 薄型ボンネルコイルマットレス
こんな多機能のマットレスはいかがでしょうか?両面仕様・薄型・防ダニ加工・ロール梱包と便利な機能が目一杯つまったボンネルコイルマットレスです。厚み12cmの薄型ながらも、中は9層構造になっているので寝心地は抜群です。耐久性の高いコイルを使用しているので、長い間ご利用いただけますよ!ロール梱包でお届けしますので、搬入が苦手という方でも安心です♪
圧縮ロールパッケージ仕様のボンネルコイルマットレス
コンパクトな圧縮ロール梱包でお届けする、ボンネルコイルマットレスです。圧縮されていても、復元力は97%と高く安心。日本のマットレス技術者によるこだわり設計も魅力です。通気性の高いコイルを採用しており、湿気が気になる季節も快適にお休みいただけます。
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寝心地や機能でボンネルコイルかポケットコイルどちらかを選ぼう
ポケットコイル or ボンネルコイル。硬めの寝心地は、ボンネルコイルマットレスです。硬めの寝心地がお好みの方は、ボンネルコイルがおすすめです。また、体圧分散性を求める方や2人でベッドをお使いになる方は、コイルひとつひとつが独立しているポケットコイルがおすすめです。
さらに詳しく比べたいときには、商品スペックのコイル数や線径までチェックしてみて下さいね♪