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【ローベッドの選び方】メリットや種類を徹底解説!

ベッドを置いたら寝室が狭くなったように感じる…。そんな経験ありませんか?せっかくベッドを買うなら、家の中で1番リラックスできる空間にしたいですよね。

そこでおすすめしたいのが、空間を広く見せられる「ローベッド」です。こちらの記事ではローベッドのメリットや種類を細かく解説し、ローベッドの選び方もご紹介していきます。

この記事を通して、一緒にあなたにぴったりのローベッドを探してみましょう。

目次

『ローベッド』とは

ローベッドとはその名の通り、床板までの高さが「低い」ベッドのことです。

脚が付いていないものが多く、付いていてもその高さは20㎝以内と短く設計されています。

『ローベッド』の種類一覧

ローベッドの種類は「床板」「ベッドの高さ」「フレーム」で分けることができます。

床板一覧

  合板 すのこ メッシュ
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メリット

一定の強度があり、耐久性が高い

通気性に優れ、湿気がたまりにくい 通気性に優れ、カビにも強い
注意点 マットレス下が湿気でカビやすい すのこの厚さによって強度が異なる サビが発生することがある

高さ一覧

  脚あり 脚なし 調節可能タイプ
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床からの距離 10㎝~15㎝ 0㎝ 10㎝~25㎝
特徴

・マットレス下の湿気対策になる

・ベッドの掃除がしやすい

・きしみや揺れが気にならない

・寝室が最も広く開放的に見える

・必要に応じて高さを変えられる

・お子様の成長に合わせて使える

フレーム一覧

  囲みタイプ ステージタイプ
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特徴 床板をフレームで囲み、マットレスを落とし込んで使う 床板とフレームの高さが水平で、マットレスをのせて使う

『ローベッド』を選ぶ5つのメリット

ここまでローベッドの種類について詳しく説明しました。次に、ローベッドを使うメリットについて解説していきます。ローベッドを選ぶメリットは「シンプルなデザインでカッコいい!」というだけではありません。

メリット①:部屋が広く開放的に見える

ローベッドはベッド特有の圧迫感を感じさせないので、寝室に開放感が生まれます。大きめサイズのベッドでも部屋が狭く見えません。

メリット②:他のベッドと比べて値段が安い

ローベッドは他のベッドと比べてフレームの構造がシンプルです。そのため比較的値段が安く、予算重視の方や初めてのベッドにも向いています。

メリット③:転落によるケガの心配がない

一般的なベッドは転落してしまうとケガをするおそれがありますが、ローベッドならその心配がありません。

ベッドから床までの距離が短いので、寝返りが多い方やお子様が万が一ベッドから落ちても安心です。

メリット④:連結可能タイプが多い

シンプルな構造のローベッドは耐久性が高いものが多く、並べて使っても隙間ができにくくなっています。

そのため連結可能タイプが多く、家族全員で寝られるような大きさにして使うことも可能です。家族の成長に合わせて分割して使うこともできます。

メリット⑤:布団派の人でも使えるフレームが多い

ベッドフレームに布団を敷いて使う場合、重要なのは「耐久性」と「通気性」です。

ローベッドは重心が低く、ネジの本数も少ないので耐久性に優れています。また、床板がすのこになっているものは通気性も問題ありません。

布団派でも安心して使えるベッドフレームと言えます。

『ローベッド』の失敗しない選び方

ローベッドのメリットが理解できたところで、ローベッドの選び方のポイントを解説していきます。買ってから後悔することのないように、この手順に沿ってローベッドを選んでいきましょう。

ステップ①:サイズとカラー、テイストを絞り込む

サイズを決める

まずはベッドのサイズを決めましょう。体形はもちろん、寝室の大きさも考慮しながら決めていきます。下記の画像や記事を参考にしてみてください。

カラーとテイストを決める

ローベッドのフレームカラーは寝室の床やドアの色と合わせると失敗しません。お好みのインテリアに合うデザインをあらかじめ調べておくのも良いでしょう。

カラーやテイスト選びの参考になる記事を載せておきますので、気になるものがあればぜひご覧ください。

ステップ②:高さ調節がほしいか考える

「ローベッドの種類」でも説明したとおり、ローベッドには脚の高さを調節できるタイプがあります。

高さを変える必要があるのかどうか購入前に決めておきましょう。

ステップ③:追加にほしい機能を考える

最後に、ベッドにどんな機能が必要かを考えます。

  • コンセントやライト
  • 枕元の棚
  • 連結の可否

コンセントや枕元の棚はヘッドボード付きのローベッドを選ぶことで追加することができる機能です。

並べて使う場合には連結用の器具が付く場合もあるので、「連結可能」の表記があるローベッドを選びます。

『ローベッド』の組み立てについて

ローベッドのほとんどがお客様自身で組み立てを行う「組み立て品」です。一般的なベッドよりも組み立てはしやすく、1番シンプルなタイプは床板を囲むようにフレームを取り付ければ完成です。大人2人であれば問題なく組み立てができるでしょう。大人1人でもなんとか組み立てできる難易度です。

不安な方はプロが組み立てを行う「組み立て設置サービス(有料)」を積極的に利用してください。

『ローベッド』のメンテナンス方法

ローベッドを長く使っていただくためには定期的なメンテナンスも必要です。ローベッドの種類別に簡単にできるメンテナンス方法をご紹介しましょう。

ほこり対策と掃除方法

ローベッドは高さがない分、床から舞ったほこりを吸い込みやすいと言われています。そこで大切なのが、

  • 寝室の換気をこまめに行う
  • ベッドフレームやベッド下を1週間に1回は掃除する

この2点です。掃除機やクイックルワイパーをかける際にはほこりが舞いすぎないように、勢いよく動かすことのないように気をつけましょう。

ベッド下に隙間がない場合

掃除の手順
  1. マットレスをどかして床板を外す
  2. 床板全体に掃除機をかける
  3. フレーム全体に掃除機をかける
  4. 床の目に沿って掃除機をかける
  5. 床板を元に戻す
  6. マットレスは壁に立てかけて風を通す(扇風機での送風がより◎)
  7. マットレスを元に戻す

ベッド下に隙間がある場合

掃除の手順(掃除機が入る場合)
  1. マットレスをどかして床板に掃除機をかける
  2. フレーム全体に掃除機をかける
  3. 床の目に沿ってベッド下に掃除機をかける
  4. マットレスは壁に立てかけて風を通す(扇風機での送風がより◎)
  5. マットレスを元に戻す
掃除の手順(掃除機が入らない場合)
  1. マットレスをどかして床板に掃除機をかける
  2. フレーム全体に掃除機をかける
  3. ベッド下をクイックルワイパーで掃除する(1カ月に1回は床板を外して床に掃除機をかける)
  4. マットレスは壁に立てかけて風を通す(扇風機での送風がより◎)
  5. マットレスを元に戻す

湿気とカビの対策方法

ローベッドはベッド下に空気の通り道がない、または少ないので湿気がこもりやすいベッドです。対策をしておかないと、フレームやマットレスにカビが発生するおそれがあります。

対策としては以下のような方法があります。

湿気&カビ対策

・寝室の換気は1日1回

寝室全体に湿気がこもっていると臭いやカビの原因になります。6~8畳のお部屋であれば5分で空気が入れ替わるので、1日1回は換気をするようにしましょう。

・マットレスに1週間に1回風を通す

人間は1晩でコップ一杯分の汗をかくと言われています。ベッドマットレスを壁に立てかけて風を通すことで、湿気を外に逃がす効果があります。

・すのこや除湿シートを使う

1番湿気がこもりカビが発生しやすいのがマットレスと接している床板です。そこにすのこを敷いて風の通り道をつくったり、除湿シートで湿気対策をしたりすることができます。

『ローベッド』購入前によくある質問を解決!

BED STYLEでローベッドの購入時にお問い合わせが多い質問をまとめました。

Q.高さが低いので、ホコリを吸いやすいですか?

はい。一般的なベッドと比べるとホコリを吸いこみやすいです。ホコリは床から30㎝までを多く舞っていると言われます。ローベッドは30㎝よりも低いものがほとんどなので、ホコリが気になってしまう方もいらっしゃいます。

しかし、こまめな換気と掃除をすれば安心してご利用いただけるベッドです。こちらの記事でご紹介した掃除方法をぜひ参考にしてみてください。

Q.脚なしの場合だと、通気性は低いですか?

脚ありのローベッドに比べると通気性は低いです。空気がベッド下にこもりやすいので、湿気対策をする必要があります。

こまめな換気はもちろん、すのこや除湿シートを一緒に使うことでカビ発生のリスクを軽減することが可能です。

Q.子供と添い寝したいのですが、2台連結できますか?

連結可能です。ただし、連結できないタイプもございますので必ず商品詳細にて確認をお願いいたします。

おすすめ商品

それでは、数ある商品の中からBED STYLEおすすめのローベッドをご紹介していきます。

上質な癒し空間 モダンライト・コンセント付き大型ローベッド

こちらは、高級ホテルにあるようなお洒落なデザインのローベッドです。直線的でスマートなフォルムに加え、マットレスはフレームにはめ込むような構造になっているので高級感があります。フレームには幅があるので、ちょっとしたサイドテーブルとしてもご利用いただけます。ヘッドボードにはモダンライトがついておりますので、お部屋の電気を消せばムード溢れる空間をつくることができますよ。

美しく贅沢に リクライニング機能付モダンデザインローベッド

こちらは、ヘッドボードに8段階のリクライニング機能がついたローベッドです。お好きな角度に調整でき、完全に伸ばした状態にすればハイバックになりますので、首までしっかりサポートしてくれます。張り地にはツヤ感のあるレザーを使用しており、ゴージャスな見た目が魅力的です。水や汚れに強く、お手入れが簡単な点も嬉しいですよね。

好きなものを好きな場所に 可動棚付きフロアベッド

こちらは、ヘッドボードに2枚の可動板がついたフロアベッドです。板をお好きな位置に動かすことができるので、小物を自分好みの位置に移動させることが可能です。脚がないフロアタイプで、見た目もとってもお洒落。木目調のデザインがナチュラルで、どんなカラーや素材とも馴染んでくれます。圧迫感もないので、狭いお部屋にもおすすめですよ。

布団感覚で使えるスーパーロー設計 棚・コンセント付フロアベッド

とことん低さにこだわりたいのであれば、こちらがおすすめです。フレームの暑さはわずか6cm。布団感覚で使用することができるスーパーロー設計のフロアベッドです。圧迫感が出やすいヘッドボードも平面タイプにしており、どこまでもスマートな見た目になっています。コンセント付きですので、機能性が劣ることはありません!カラーは、ウォルナットブラウン・ナチュラル・ブラックの3種類ご用意しております。

選べる引出収納付シンプルデザインローベッド 引き出し2杯

ローベッドでも収納は欲しいという方には、こちらがおすすめです!ベッド下に2杯の引き出しがついた商品で、引き出し無しと4杯タイプのご用意もございます。2杯の場合は、反対側に自前の衣装ケースを置いたり、フリーで収納スペースとしてご利用いただけます。マットレスを置かずに小上がりとしても使用できますので、リビングにもピッタリです。

クッションボード連結ローベッド フラットタイプ+棚付クッション (連結セット)

小さなお子様と一緒に寝る場合は、ベッドからの落下が心配ですよね。こちらのベッドはクッションボード付きとなっており、壁と合わせて設置すればお子様を完全に囲っておくことができます。クッションボードは可動式になっているので、色々なレイアウトを楽しむことができますよ!こちらのベッドは連結タイプになりますので、お部屋の間取りや家族構成に合わせてお好みの組み合わせを見つけてみてくださいね。

スタンド式でラクラク室内干し 通気孔付きスタンド式すのこベッド

毎日使う寝具は、衛生面が気になるもの。こちらは、通気孔がついたスタンド式のすのこベッドです。すのこはただでさえ通気性が良いとされていますが、通気孔がついたことによりさらに性能がアップ!ジメジメとした時期でも快適に眠ることができます。スタンド式なので、布団干しとしても活躍してくれます。使わない際はぱたんと折りたためばコンパクトに収納しておくことができますよ。

まとめ

こちらの記事では、ローベッドのメリット・デメリットや種類を徹底解説してきました。最後に、メリット・デメリットを簡単におさらいしておきましょう。

★ローベッドのメリット

  • 部屋が広く開放的に見える
  • 他のベッドと比べて値段が安い
  • 転落によるケガの心配がない
  • 連結可能タイプが多い
  • 布団派でも使えるフレームが多い

★ローベッドのデメリット

  • ホコリを吸い込みやすい
  • ベッド下の通気性が低い

ローベッドのデメリットはこまめな換気と掃除をすれば対策をすることができます。組み立てもしやすくメリットも多いので、使いやすいベッドの1つです。好みのデザインと機能を選択して、ローベッドで理想の寝室をつくりましょう。

もっとローベッドをご覧になりたい方はこちら↓

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