寝室インテリア・ベッド情報のベッドスタイルマガジン

北欧ベッドの魅力の1つは、そのシンプルなデザインです。過度な装飾がなくナチュラルなので、飽きることもないでしょう。寝具や小物次第でどこまでもオリジナルのコーディネートができるのも嬉しいですね。

また、北欧ベッドは同じデザインでも材木の種類や経年変化で色味が変わってきます。こういった移り変わりを見られるのも、味わいがあって素敵ですね。

北欧ベッドは機能面でも優れているんです。北欧風インテリアには、パイン材やオーク材といった天然木が使われているのですが、この天然木に虫を寄せ付けにくくする性質があるんです。また、湿気にも強いので、ベッドの環境を気にする方にもおすすめですよ。

北欧ベッドの最大のメリットと言えるのは、耐久性です。北欧には「古いものを大切に」という価値観があります。良い家具の条件は、長期間使えることでした。ベッドもその価値観から、寿命が長く持つように作られています。インテリアの中では重くて大きいベッドは、買い替えも処分も簡単ではありません。だからこそ、丈夫な設計で長年使えるという点は、魅力的ですね。

ウォルナット材は、西洋胡桃の木材です。世界の三大銘木の1つと言われています。深いブラウンの色味が、落ち着いた印象です。ヨーロッパでは古くから人気のあった木材ですが、日本で好まれるようになったのはごく最近です。

その最大の特徴は、頑丈で壊れにくいという点でしょう。硬いのでネジや釘がしっかりと固定され、耐久性は抜群というわけです。

パイン材はマツ科の木材です。節が多い木材なので、完成した製品にも節が入っているという特徴があります。柔らかいので加工しやすいのがメリットですね。色味は白または薄い黄色で、木目は柔らかくナチュラルといった印象です。また、香りもパイン材の魅力と言えます。

優しい木の香りと柔らかい色味で、まるで森林浴をしている気分になれそうですね。自然の温もりを感じられるでしょう。

3つ目はオーク材です。オークとは、ブナ科の広葉樹を指します。特徴は、耐久性と木目の美しさでしょう。色合いは明るくナチュラルです。ベッドのように大きな家具に使われていると、お部屋の印象が爽やかになりそうですね。

また、オーク材は年数がたつと、ナチュラルな色から褐色へと変化していきます。明るい色から濃い色に変化することで、味わいのある雰囲気も楽しめますよ。

北欧ベッドには、天然木が使用されます。実はこの天然木の持つ温かみが、日本人にとって魅力的なものなんです。自然に囲まれて生活してきた日本人にとって、木の優しい風合いは馴染み深いもの。テーブルやベッドなど、お部屋にあるインテリアから天然木の質感を感じられると、気持ちが落ち着いてきますよね。

北欧ベッドは、材料の天然木の質感を活かすため、余計な着色はされていません。完成したベッドも、白や薄い黄色、濃い茶色といったナチュラルカラーが一般的です。実はこの自然な色味が、日本家屋と相性抜群なんです。日本では、天井や壁のほとんどが白などの淡い色、もしくは茶色ではないでしょうか。馴染みやすいナチュラルカラーが、人気の秘訣というわけです。

寝室を北欧風にするなら、すのこベッドがおすすめです。すのこベッドは、和風なイメージがある方も多いと思いますが、実は天然木の長所を活かせるベッドなんですよ。デザインもシンプルなヘッドレスタイプから、ヘッドボードが高級インテリアのようなものまで様々あります。

寝具のカラーやライトでいくらでも雰囲気を変えられるので、北欧テイストを目指すなら、すのこベッドを検討してみてください。

北欧風を意識するなら、大切なのはカラーです。ベッドとお部屋の色を合わせたら、サブカラーを取り入れてみてください。サブカラーにおすすめな色は、アースカラーと呼ばれるブラウン、グリーン、ブルー、グレーです。これらの色を寝室のインテリアに取り入れます。

ソファ、テーブル、カーテンなどをこれらの色にするだけで、大分雰囲気が変わりますよ。シンプルでナチュラルな北欧風ベッドルームの完成です。

モダンな北欧スタイルにしたいのなら、色味を抑えてみましょう。お部屋のインテリアにはモノトーンカラーを使います。寝具やカーテン、サイドテーブルなどをモノトーンにするだけで、一気に印象が変わりますよ。

少しクール過ぎるかも、という時は照明をプラスしてみてください。照明は白よりオレンジ色が良いです。木目の風合いと優しい光で、寝室に温かみが出ますよ。

北欧風のお部屋に取り入れたいのが、ファブリックです。白い壁に花や鳥がデザインされた天然素材のファブリックがあるだけで、一気に北欧テイストになります。ベッドがシンプルな分、壁にファブリックを足すと空間が華やぎますし、北欧の文化も取り入れられますよ。