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「寝すぎ」が健康を害する!?正しい睡眠の取り方

一週間お仕事を頑張ったら、週末はついつい昼まで寝てしまうことってありませんか?平日睡眠不足が続いている方は特に、週末「寝だめ」をしてしまいがちですよね。もちろん睡眠不足は健康に悪影響を及ぼしますから、眠れるときに眠ろう!と思うのはごく自然なこと。しかし、「寝すぎ」が睡眠不足よりも健康に有害だということを覚えておいてください…!

この記事では、寝すぎによるデメリットとその対策法についてご紹介していきます。

<はじめに>睡眠をとる理由

起きている間に健康的に動けるよう、脳と体を休める(メンテナンスする)ことが睡眠をとる理由。睡眠には、脳も体も休んでいるノンレム睡眠と、体は休んでいるが脳が働いているレム睡眠があります。

ノンレム睡眠では眠りが深くなるほど脳がしっかり休み、副交感神経が優位になることで体がリラックスします。レム睡眠状態の脳内では情報の整理や記憶の強化が行われています。このようにそれぞれの睡眠において異なるメンテナンスがなされているのです。そしてノンレム睡眠とレム睡眠が交互に繰り返されることによって、適切な睡眠をとることができます。

つまり、そのサイクルが正しく繰り返されていれば、寝る時間帯はさほど重要ではないということ。「ゴールデンタイム」と言われている22~2時に寝ていなければ質の良い睡眠がとれない、なんてことはありません。また、無理に早寝早起きをする必要もないんです。大事なのはどれだけ深く眠れるか、ということ。

適切な睡眠時間

適切な睡眠時間は年齢によって変わってきます。

20代が必要な平均睡眠時間は7時間ほどなのに対し、60代では6時間ほどと短くなります。

赤ちゃんや小さい子どもってたくさん寝ますもんね。成長期に睡眠を妨げるようなことをするのは絶対NGです。

寝すぎが引き起こすデメリット

では、寝すぎてしまうことによるデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?具体的な症状についてご説明していきます。

一日のリズムが乱れる

寝すぎることによって、「概日リズム」と呼ばれる人間の体内時計の周期が狂うというデメリットが挙げられます。

そうすると、睡眠をコントロールするセロトニン・メラトニンの分泌がうまくいかず、その日の夜は寝付きにくい、また朝遅くまで寝てしまう…というような悪循環に陥ることに。

起きたときの倦怠感

寝すぎには、体内時計が狂うことによって疲労を感じるというデメリットもあります。

これは時差ボケとよく似た仕組みです。「寝すぎて頭が痛い…」、「たくさん寝たのにまだ眠い…」という経験をした方も少なくないのでは?

中途覚醒

年齢に応じて必要な睡眠時間が決まっているので、それ以上に眠ってしまうと、夜中に何度も目が覚める「中途覚醒」が起こります。

一度目が覚めてしまうともう眠れなくなる、ということが続いて不眠に繋がる恐れが。これも大きなデメリットになりますので、しっかり把握しておきましょう。

腰痛の原因にも

寝すぎは、長時間横になっているわけですからもちろん体への負担も長時間にわたってかかっています。

仰向けで寝ている状態では腰部分に体重の44%の負荷がかかります。あまり寝返りを打たず同じ姿勢で眠っている方は特に、腰痛や肩こりの原因になります。

病気のリスクが高まる

実は、寝すぎが糖尿病や肥満、認知症などに関連しているという研究結果も報告されています。

脳や心臓への負担が大きくなり、寿命が縮まる恐れもあると言います。これらの症状は睡眠不足にも原因がありますが、睡眠をとりすぎている場合のほうがリスクが高まることも・・・。

寝すぎを防ぐためには

睡眠を取りすぎると、様々なデメリットが生じることがわかりましたね!下記では、そんな寝すぎを防ぐための対策法をご紹介しますので、是非参考にしていってください。

起きたらまず伸びをする

目が覚めたら、上半身を起こし両手を大きく伸ばしストレッチをしましょう。

ストレッチには、寝ている際の凝り固まった筋肉をほぐしてくれ血流をよくしてくれる効果があります。すると体が無意識のうちに”活動モード”になるので、気分もスッキリします!手軽にできる方法ですので、是非試してみてくださいね。

カーテンを開けて日光を浴びる

ストレッチが終わったら、カーテンを開けてお部屋に日光をたっぷり取り入れましょう。

日光を浴びることで、脳が活性化し目覚めが良くなります。日光には、「骨を強くする」「気分をリフレッシュする」といった2つの効果がありますので、毎朝の習慣にするのがおすすめです。

水分を摂る

朝食の前には、コップ1杯分の水分を胃に入れるのがおすすめです。

胃と腸の働きがよくなり、その後の朝食の消化もよくなります。用意するのが面倒な方は、夜枕元にペットボトルを置いておくのがおすすめです。水分が体内に入ることで、気分もスッキリしますよ!

予定を入れておく

何も予定がない日は、ついついベッドでごろごろして寝すぎてしまうもの。

何も予定がないという日を無くし、友達と会う約束をしたりショッピングの予定を積極的に入れましょう!約束や予定があれば強制的に起きることになりますので、案外効果的な方法なんですよ。

おすすめ商品

それでは、数ある商品の中から寝すぎ防止に役立つおすすめのアイテムをご紹介していきます!

両面仕様で使いやすい ホテル品質 薄型ボンネルコイルマットレス

寝すぎを防止するためには、質の良い睡眠を取ることも大切です。こちらは、適度な弾力のあるボンネルコイルを使用したマットレスです。やや硬めの寝心地で、薄型ながらも中は9層構造になっており、理想の寝姿勢をキープしてくれます。ふわふわとした心地いい手触りのニット生地を使用しており、直接肌に触れてもチクチクしません。ホテル基準の厳しいチェックをクリアした、高品質なマットレスになっております。

いままでの眠りの質を劇的に変える テンセル高反発ベッドパッド

お手持ちの寝具に、こんなアイテムを合わせてみてはいかがでしょうか?高反発タイプのベッドパッドで、なんと上から生卵を落としても割れないほどの体圧分散性を誇ります。腰や肩の沈み込みを軽減してくれ、朝目覚めた時も倦怠感がなくスッキリ起きられますよ!吸水性が良く、さらにウォッシャブルなのでお手入れも簡単です。お手持ちの寝具の質をあげたいという方は、是非チェックしてみてくださいね。

この一枚をプラスするだけ 寝心地が進化するV-LAPニットベッドパッド

こちらは、内側からぐぐっと押し上げてくれるような感覚を味わえるベッドパッドです。繊維を縦方向に編み込んだV-Lap繊維を取り入れており、沈み込みを防いでまっすぐな姿勢をキープしてくれます。反発があるので寝返りもしっかりサポートしてくれ、お手持ちのマットレスの質を格段にアップしてくれます。サイズは7種類、カラーは4種類と豊富にご用意しておりますので、是非お気に入りの1点を見つけてみてください。

憧れの高級感 棚・コンセント付きツインすのこベッド (別売り専用ナイトテーブル)

朝の水分補給の際にベッド横にテーブルがあると便利ですよね。こちらは、引き出しと2口のコンセントがついたナイトテーブルです。ベッドサイドにピッタリのサイズ感で、ペットボトルを置いたり本や小物を収納しておいたりできます。スマホの充電は勿論、間接照明を置くこともできお部屋が見違えるようにお洒落になりますよ!

まとめ

睡眠不足ばかりに注目しがちですが、「寝すぎ」にも様々なデメリットがあり、健康に及ぼす影響は大きいことが分かりましたね。正しい睡眠をとって生活リズムを整えるのが理想的です。ただ、あまりにも睡眠不足が続いてしまったら、体と心をしっかり休めることが最優先です。「睡眠だけとればいいんでしょ」と軽視せず、お医者さんに相談することも大切です。

今回ご紹介した、寝すぎによるデメリットや対策法を参考にして、毎日の生活を見直してみませんか?


【参考文献】

『anan(アンアン) 2019/09/11号 No.2166』 マガジンハウス

【参考URL】

眠りすぎると体に悪い? 7つの気になる研究結果 | ハフポスト
https://www.huffingtonpost.jp/2015/03/02/sleeping-too-much-health_n_6782032.html

眠り過ぎは寝不足よりも身体に悪い!? 正しい睡眠を知る方法。 | Vogue Japan
https://www.vogue.co.jp/beauty/worldbeauty/2018-11-19/are-you-getting-too-much-sleep/cnihub

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