雪かきの後はソファベッドで夢の世界へ

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ベッドと私の楽しい関係

雪かきの後はソファベッドで夢の世界へ

降らないと思っていた雪が、一晩で30センチも積りました。
昨日の夜、戸締りのために外を見たときには、まだ道路のアスファルトが見えていました。

それが今朝、外をみると、一面真っ白でした。
道路には除雪車が走り、ご近所の皆が、それぞれの玄関先で雪かきをしていました。

屋根も、木々も、何もかもが、雪で覆われています。
父と母は、いま温泉旅行に出かけています。

帰宅するのは明日で、明日は私も仕事に出なければなりません。
(そうだ、雪かきしなきゃ)私はテラスから、スノーダンプを取り出してきました。

一度、家中に戻ると、スノーウェアに着替えて手袋をしました。
それから長靴をはき、外へ出ました。

ご近所さん達は、もうかなり綺麗に、家の周囲の雪を除けてあります。
スノーダンプを両手で押して、私も雪を集め始めました。

雪国では、積雪があると、道路に除雪車が出ます。
しかし除雪車が通ると、除雪した道路の両端に、押し固められた硬い雪の壁ができます。

人が歩いて家から出るときにも、駐車場から車を出すときにも、その大きな雪の塊は
大きな障害になります。

だから、除雪車が通った後、今度はそれぞれの家いえの人が、その硬い雪の塊を
除けなければならないのでした。

腕に力を込めて、私はスノーダンプを押しました。
でも、スノーダンプの中に入る雪の量は、ほんの少しです。

同じ作業を、何時間も行なわなければ、家前の雪は取り除けません。
スノーダンプを押して、雪を集めます。

それからそれを引っぱって、近くの小さな川の堤防へ行き、そこから流れの中に
雪を落とします。

ようやく終わった…と思ったときには、もうお昼の12時でした。
汗だくの私は、すぐにお風呂に入りました。

お昼ごはんを食べなければ…と一度は思ったのですが、疲れてしまい、そのままリビングの
ソファベッドに横になりました。

まぶたが、少しづつ、少しづつ、重くなってきます。
精一杯、身体を動かしたという充実感と疲れが、私の身体中を、心地よく支配していきます。

ふうわりとした新雪に包まれるように、私は、ソファベッドの中で目を閉じました。

2012年1月26日 / タグ:[ , , ]