成長期の子供には、健康のために質の高い睡眠をとってほしいですよね。子供の睡眠は成長ホルモンが分泌されて発育を促すだけでなく、心の健康にも非常に重要です。
今回は、睡眠の質に直結する「マットレス」についてのお話です。大切なお子様の成長、健康のためにも、ポイントをおさえて子供用マットレスを選びましょう。
目次
選び方の5つのポイント
子供用マットレスを選ぶポイントは下記の5つです。
- 硬さ
- 通気性
- サイズ
- 材質
- 強度
ここで詳しく説明していきます。
硬さ
基本的に子供用も大人用もマットレスの硬さの目安は同じです。
まっすぐ立った姿勢のまま横になり、横から見て首や腰が曲がり過ぎずに眠れる姿勢になる硬さが理想です。柔らかすぎるマットレスでは腰が沈みすぎて背骨が正しいカーブ(S字)をえがけません。成長期の子供の骨は大人より柔らかいため、正しい姿勢で眠るようにしないと歪みの原因になっていまいます。
また子供は寝返りが多いですよね。寝返りは体の歪みを整える行為でもあるので、寝ている間によく動く子供ほど健康であるといわれます。寝返りをしやすい、ある程度の硬さのマットレスを選ぶといいでしょう。
通気性
大人に比べると子供は体温が高く新陳代謝も活発なため、寝汗をかきやすいのが特徴です。寝ている間に寝汗はマットレスに染み込み、蒸れてしまうだけでなくカビやダニの発生原因になります。お布団と違って簡単に干すことができないので、通気性の良いマットレスを選ぶといいでしょう。凹凸タイプのマットレスは通気性も良い上に、体との接触部分が少ないため汗をかきにくく、体圧が分散されて血流を妨げにくいのでおすすめです。
またマットレスの上に、吸水性に優れた丸洗いできるベッドパッド(敷きパッド)を敷く方法もあります。おねしょをしてしまったときなどにもパッドだけ洗えるので非常に便利です。
サイズ
一般的な子供用マットレス(ジュニアサイズ)は、80~90㎝×160~180㎝などで、身長160㎝くらいまでは使用できるサイズです。大人用のシングルサイズは約100㎝×約195㎝ですので、使い始める時期に合わせてサイズを選ぶといいでしょう。
例えばベビーベッドを卒業して2~3歳から使い始めるのならジュニアサイズ、小学校低学年ころから使うのならシングルサイズ(セミシングルサイズ)でもいいかもしれません。子供の身長の伸び方には個人差がありますので、成長に合わせて選んであげたいですね。
ただし買い替えるとなると金額も大きく、使わなくなったマットレスの処理も考える必要があるということをお忘れなく。
材質
適度な硬さで通気性が良いマットレスの中には、防菌・防虫加工が施されたものもあります。アレルギーや喘息などの原因となるカビの増殖やダニの発生を防ぐので、マットレスの材質もチェックしてみてくださいね。
強度
子供はマットレスの上で飛んだり跳ねたりしますよね。マットレスで遊ばせないことが一番ですが、マットレスとベッドは強度(耐荷重)にも気を付けるといいでしょう。
まとめ
親にとっては、子供がぐっすり眠れることが第一ですよね。適したマットレスのほかに、快適な寝具や眠りやすい部屋の環境など、しっかり整えてあげることが大切です。今回ご紹介したマットレス選びのポイントをぜひ参考にしてくださいね!
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