寝室インテリア・ベッド情報のベッドスタイルマガジン

パートナーと一緒に寝るというと、ダブルベッドを選ぶ場合もあります。ただ、ダブルベッドで2人で寝ていると、少し窮屈に感じることも。寝返りも打ちにくいです。

その点、クイーンサイズベッドならゆとりを持って寝られます。お互いに睡眠の邪魔をしないで済みます。

クイーンサイズのベッドには、クイーンサイズのマットレスが必要です。けれどもシングルなど流通量の多いサイズに比べると商品数が少なく、ぴったり合うものが見つからないこともあります。

マットレス付きの商品ならフレームに合うマットレスが一緒に届くため、別に選ぶ手間が省けます。サイズを間違えてしまう心配もなく、安心ですね。

クイーンサイズのマットレスには、セミシングルサイズを2つ並べてクイーンサイズにする商品もあります。単にクイーンのマットレスを1つドンと並べるのに比べると、2人で寝ている時にお互いの振動が相手に響きにくいです。

大きく寝返っても迷惑をかけなくて済むのは気が楽ですね。2つに分けられれば、搬入や搬出もしやすくなります。

クイーンという名称からも感じられますが、マットレス付きクイーンサイズベッドには高級感があるものが多いです。

まるでホテルで寝ているような、贅沢仕様のものもあります。シングルなど通常サイズのベッドでは実感しにくいゆったり感があり、リッチな気分でお休みいただけます。

ロータイプのクイーンサイズベッドは、安定感が抜群です。横揺れもしにくく、快適にお休みいただけます。クイーンサイズベッドはかなりお部屋のスペースを取りますが、ローベッドを選んでおくと、ベッドの大きさからくる圧迫感を軽減してくれます。

収納付きベッドなら、いろいろな荷物を収納できて、お部屋の片付けもしやすくなりますが、特にクイーンサイズともなると大容量です。

大きな荷物、かさばる荷物でもしまっておけます。収納付きクイーンサイズベッドがあるだけで、他の収納家具がいらなくなることもあります。

すのこタイプのクイーンサイズベッドは、通気性が非常によく、蒸れません。特に夏はこの特徴により、快適にお休みいただけます。

ただ、冬は通気性がいいので、幾分寒さを感じることがありますが、そこは厚めのベッドパッドなどで対策を講じられます。

ボンネルコイルのスプリング同士は、鉄線で連結されています。スプリングの数は比較的少なめであるため、お手頃価格なものが多くなっています。寝心地としては硬めで、布団で寝ている感覚です。

ただ、スプリングが連結されているので、振動が伝わりやすいデメリットがあります。それが気になるようなら、分割できるマットレスを敷くのがおすすめです。

ポケットコイルのスプリングは、一つ一つ別々に包まれています。そのため、振動が周りに伝わりにくく、2人で寝ていてもお互いの寝返りが気になりません。クイーンサイズベッドで夫婦で寝る場合も、気持ちよくお休みいただけます。

体の曲線に応じて沈み込むような感じがあり、フィット感が抜群にいいです。体圧分散性にも優れています。

フランスベッド独自の高密度連続スプリングマットレスは、一列につながった鋼線を高密度で編み込んでいます。

耐久性に優れ、通気性が抜群、寝返りがしやすい、正しい寝姿勢を維持できるなどのメリットがあります。

ここからはノンコイルタイプのマットレスです。ウレタン素材のマットレスには、高反発タイプと低反発タイプがあります。

高反発タイプは反発力が強く耐久性があり、長く使えます。適度な硬さもあり、体も沈み込みすぎず、寝返りも打ちやすい設計です。低反発タイプは反発力が弱く、やわらかい寝心地と心地よいフィット感があります。

ファイバーマットレスは、自宅で洗えるのが特徴です。ダニやカビが気になる方にもおすすめです。反発力が高いため寝返りも打ちやすく、血流を妨げる心配がありません。

数あるマットレスの中でもとくに通気性がよく、日本のじめじめした気候にもマッチしています。

クイーンサイズの寸法は、横幅160cm、長さ195cmです。かなり大きいです。このくらいの大きさになると、玄関、通路、階段、エレベーターなどを通せない場合があります。

せっかくお気に入りのベッドやマットレスを購入しても、お部屋に搬入できなければ使えません。最悪の場合、処分ということにもなりますから、お部屋に搬入できるかどうか事前によくチェックしておきましょう。圧縮梱包タイプを選ぶのもおすすめです。

大きなクイーンサイズベッドとクイーンサイズマットレスをお部屋に搬入できたとしても、かなりのスペースを取ることは間違いありません。

したがって、普通サイズのお部屋だと、設置によって狭く感じられます。それを少しでも感じたくないというのなら、ロータイプを選ぶのがおすすめです。

クイーンサイズのベッドやマットレスに合うシーツや敷パッド、毛布、掛布団などはあまり多くありません。クイーンサイズは需要がそれほど大きくなく、関連商品も少なくなっているうえに、お値段も高めです。

ただ、クイーンサイズの寝具が見つけにくくても、シングルベッド用の寝具を2つ使うこともできますから、それで選択肢を増やすこともできます。