ベッドの寝心地は体格との相性も関係します。小柄な方には小さいベッドが良いと言われるのもそのためです。しかし、小さいベッドに合うマットレスを探すのは、普通サイズに比べると、難易度が上がりますよね。そこでこの記事では、小さいサイズのベッド特集、マットレス選びのコツについて扱っていきたいと思います。
目次
小さいサイズのベッドとは
まず、「小さいサイズ」のベッドについて説明します。小さいサイズというのは、普通のベッドよりも長さや幅がないもののことです。いわゆるショート丈ベッドやセミシングルベッドですね。では、この2種類について、以下で詳しくみていきましょう。
ショート丈ベッド
ショート丈ベッドは、通常サイズよりも20㎝丈が短いもののことです。普通のベッドは、200㎝前後の長さがありますが、ショート丈は180㎝とコンパクトなんですよ。そして、ワンルームなど限られたスペースの部屋に暮らしている場合、ショート丈を選ぶメリットは大きいです。
まずお部屋に置く時、場所選びが自由になります。20㎝短いだけで、ドアやクローゼットの開閉を邪魔することがなくなるので、好きなレイアウトを楽しめるんです。また、丈が短いと材料も少なくて済むので、安く購入できますよ。
セミシングルベッド
セミシングルベッドは、幅がないベッドのことです。シングルサイズのベッドで、幅は100㎝ありますが、セミシングルは80㎝。こちらも、20㎝少ないという特徴がありますね。
セミシングルも、お部屋のスペース節約に役立つベッドなんですよ。ベッド幅がなくなると、その分空間が広く使えるようになります。日中室内で過ごす時、部屋に友人を呼んだ時にくつろげる場所が確保できますよ。そして、セミシングルもショート丈同様に安価で入手できるベッドなので、経済面でも助かりますね。
小さいサイズのベッドがぴったりな方
実は、小さいサイズのベッドは、誰でも使えるわけではないんです。お部屋のスペースが限られていても、体がベッドからはみ出てしまうようでは、寝心地が悪くなってしまいますよね。寝心地がいまいちでぐっすり眠れないと、体の疲れを上手くとれませんし、ベッドを用意した意味がないです。体のサイズに合ったものを選んだ方が良いです。では、どんな方が小さいサイズのベッドを使えるのかというと、「体が小さい人」です。具体的には、女性や子どもが該当します。以下で解説していきますね。
小柄な女性
小さいサイズのベッドは、女性を対象に作られていることがほとんどです。もちろん、条件を満たせば男性でもショート丈に寝られる方はいるでしょう。そして、女性全員がショート丈に合うわけでもないんです。女性でも、身長が160㎝以上になると、ショート丈からはみ出てしまう可能性が高いからです。
立っている時の身長だと、余裕そうに感じるかもしれませんが、横になった時は足の甲の長さが追加されます。さらに枕の位置のことも考えると、身長に15㎝はプラスして考えた方が良いでしょう。そうなると、180㎝のショート丈ベッドに寝られる「小柄な女性」とは、身長160㎝までの人を指していることになります。
幼児～小学生の子ども
子どもも小さいサイズのベッドを使用可能です。特にお部屋のスペースが限られる場合は、ショート丈やセミシングルといったコンパクトなベッドがおすすめですよ。ただ、体格や成長具合によっては、普通サイズのベッドの方が良いこともあります。
身長が160㎝以上なら、ショート丈からはみ出してしまいます。また、肩幅が広めならセミシングルでは寝返りを打ちにくいかもしれません。ベッド幅は肩幅の2倍必要なので、幅80㎝のセミシングルベッドを検討するなら、お子さんの肩幅が40㎝以下でないと窮屈に感じるでしょう。小さなベッドは基本的にお子さんに合いますが、成長で体格が大きく変化する可能性が高いことも考えておくと良いですね。
小さいサイズのベッドに使えるマットレスとは？
小さいサイズのベッドを検討しているなら、チェックしておきたいのがマットレスの問題です。基本的にはマットレスとベッドの大きさは合わせた方が良いとされています。マットレスは寝心地に直接影響しますから、なるべくベッドと差がない方が無難ですよね。では、ここからは小さいサイズのベッドに使うマットレスについて、見ていきましょう。
180㎝のショート丈マットレス
180㎝のショート丈ベッドには、やはりそのサイズ専用のマットレスを使うのが理想的です。もしきっちり同じサイズが見つからなかったら、できるだけ近いサイズを選びます。近いサイズと言っても、ベッドより小さいものが良いでしょう。
フレームからはみ出すこともありませんし、パッドを使えば隙間をカバーできます。反対に、ショート丈ベッドに普通の丈のマットレスのような大きいサイズを置くと、きれいにフレームに収まらなくなります。マットレスが平らにならず、寝心地が悪くなる可能性があるので、ショート丈専用のマットレスか、やや小さめのものを選んでください。
幅80㎝のセミシングルマットレス
セミシングル用のマットレスも、できる限りベッドと同じサイズが望ましいです。セミシングルは幅が狭いので、ベッドのフレームによってはサイズが異なるものを使うと、マットレスがはみ出てしまいますよね。
また、シーツやパッドがずれてシワになる、マットレスが安定しなくて寝心地がいまいちといったトラブルも予想されます。こちらも、セミシングルベッド用のマットレスを選ぶことをおすすめします。
小さいサイズのベッドに合うマットレス選びのポイント
小さいサイズのベッドには、小さめのマットレスが合うと話しました。しかし、ベッドが定番サイズから外れると、それに合うマットレス探しはなかなか大変ですよね。そこでここからは、小さいサイズに合うマットレス選びのポイントを紹介していきます。
ベッドと合わせて購入する
マットレスとベッドのサイズのずれを防ぐには、ベッドとマットレスをセットで購入するのが一番です。合わせて購入すると、ベッドとマットレスのサイズにずれがないからです。
ベッドとマットレスを別々に買うと、メーカーや製品によって、若干サイズが異なる場合があります。そうなると、自力でベッドに合うマットレスを探さなくてはいけませんよね。 その点、ベッドと一緒に買えば、最初からちょうど良いものを手に入れられますし、マットレス探しの手間も省けるので、お得ですよ。
マットレスと一体になっているベッドを選ぶ
全てのマットレスが、ベッドと一緒に販売されているわけではありませんし、やむをえず別々に購入する方も多いと思います。
ただ、どうしても小さいサイズのベッドに合うマットレスが見つからない時は、マットレスベッドも検討してみてください。マットレスベッドは、マットレスに脚がついたタイプのベッドです。これなら、最初からマットレスが一体となっているので、ベッドとのずれも起こりません。じっくりショート丈やセミシングルのマットレスを探す時間がない時にもおすすめです。
【まとめ】小さいサイズのベッドに合ったマットレスを見つけよう
小さいサイズのベッドと合うマットレスは、通常サイズに比べると数が少ないです。今はショート丈ベッド、セミシングルベッドが増えてきたこともあり、マットレスも多目に生産されるようになりました。しかし、やはりベッドと別々に探すとなると手間がかかると思います。なるべく、小さいサイズのマットレスはベッドフレームと一緒に購入することをおすすめします。その方が寝心地も良いはずです。ベッドとぴったりのマットレスで、毎日ぐっすり眠りましょう。
おすすめの商品
狭いスペースにもスッキリ 新・ショート丈脚付きマットレスベッド
こちらは、ショート丈のマットレスベッドです。コンパクトでワンルームにぴったりなんですよ。最初からマットレス付きなので、ベッドとマットレスのサイズで悩むこともありません。カラーも豊富なので、お好みのものを見つけられますね。
完成品女性に優しいおしゃれで可愛いコンパクト折りたたみショート丈ベッド
こちらは、折りたたみ可能なショートベッドです。小さめのサイズな上に折りたためるので、お部屋を広々させられます。リクライニング付きなのも嬉しいですね。脚にはキャスターがついているので、移動も簡単ですよ。
狭くても置ける 棚・コンセント付きショート丈チェストベッド
こちらは、便利な収納機能付きです。すっきりとコンパクトな見た目なので、ワンルームも開放的になりますね。引き出しがフットボード側に付いているのも、省スペースのポイントですよ。また、散らかりがちな物は、ベッドの中に収納してしまえば、お部屋をきれいに保てるでしょう。
4.5畳におさまる コンパクトショート丈ロフトベッド
こちらは、小さいサイズのロフトベッドです。ショート丈なので、部屋のレイアウトを気にせず置けるのが嬉しいですね。ロフトベッドは空間を有効に使える仕様ですので、ぜひベッド下を活かしましょう。机やソファを置いてみるのもおすすめです。
