新生活でマットレスの購入や買い替えを検討しているが、どういったマットレスを選ぶことがいいのかわからない、あるいは、たくさんのマットレスにどういった違いがあるのかわからない、という声をよく耳にします。
マットレスの平均寿命は約10年といわれています。洋服と違って場所も取り、何より価格が高い。気軽に買えるものではありませんが、1日のうち約1/3にあたる時間を過ごし、長期間使うマットレスにはこだわりを持ちたいものです。
是非、自分のこだわりやライフスタイルに合わせたマットレスを見つけましょう。
マットレスの種類
マットレスのサイズは一般的にはセミシングルからキングを作っているメーカーがほとんどですが、シリーズによって大きいサイズは作っていない場合もあります。
サイズの種類
一般的なサイズをご紹介いたします。
※クイーンとキングのマットレスは2枚仕様になっていることもあります。
マットレスのサイズはメーカーごとに違う?
ダブルサイズまではどのメーカーもほぼ同じサイズ感になっています。上記に記載したサイズでマットレスは作られますが、クイーン以上はそれぞれのメーカーでサイズや名称が異なりますので、ひとくくりに「クイーン」ではなく、購入の際はサイズをかならず確認することが大切です。
マットレスの素材の種類
ベッドの寝心地を決めるのは、マットレスの素材です。その役割は、身体を支え、眠っている間の振動を抑え、体圧を分散させること。
人気のスプリングマットレスには、隣同士のコイルが繋がっている「ボンネル(連結型)コイル」と、それぞれのコイルが独立している「ポケットコイル」があり、さらにそのコイルの長さや太さなどにより細かい寝心地が作られます。
ボンネルコイル
コイルとコイルが繋がっている連結型。隣同士のコイルが繋がっていることで、程よい弾力性と寝姿勢保持、寝返りのしやすさなどに優れています。
ただし、振動が伝わりやすいというデメリットがあります。
ポケットコイル
焼き入れによって耐久性を高めたコイルスプリングを個別に不織布の袋に入れた構造。
それぞれが独立して動くので、身体の軽い部分は浅く、重い部分は深く身体にフィットします。振動が伝わりにくく、体圧分散に優れ、自然な寝姿勢を保ちます。
ウレタン
スプリングの他に、ウレタン素材のマットレスもあります。スプリングマットレスよりも軽量で、折り畳むことができるものも多いです。
高反発ウレタンはしっかり体を支え、低反発ウレタンは体にフィットし圧迫感を軽減してくれます。
それぞれのサイズの特徴
サイズ別使用人数
それぞれのマットレスサイズについておすすめの使用人数例をご紹介いたします。
セミシングル 1人(小柄な方やお子様向け)
シングル 1人(標準体型の男女)
セミダブル 1人(寝返りが多い方、がっしりした男性)
ダブル 2人(もしくは1人でゆったり)
クイーン 2人(2人+小さなお子様1人と一緒にお休みになることも可能)
キング 2人(2人+お子様1人、もしくは2人でゆったり)
サイズによって寝装品のそろえやすさは違う?
メーカーやブランド独自のマットレスサイズであった場合は、同じメーカーで探したほうが一式をそろえやすいです。最近はインターネットで数多くの商品が見られるのでそう心配することはないのですが、マットレスのサイズを検討するときは寝具のそろえやすさも頭の片隅に覚えておいてください。
また、クイックシーツには対応マットレスの厚さがありますのでご自分のマットレスの厚さも把握しておきましょう。
マットレスサイズの選び方
使う人の体型や寝相に合わせて選ぶ
そのマットレスを誰が使用するのかによって検討するサイズが決まります。もしゆったりと使いたいのなら、1人でもセミダブルもしくはダブルを選ぶことをおすすめします。もちろんシングルでも充分な幅がありますが、120cm以上の幅があれば寝返りをたくさんしても安心です。
生活スペースに合わせて選ぶ
大きめのベッドを使用したくても、ベッドを置くことで寝室もしくはワンルームの部屋が圧迫されてしまうと、他の家具が置けなかったり部屋でゆったりくつろげなかったりと、悪影響が出てしまいます。大きめのベッドを置きたいけど生活スペースも確保したい!という場合は、省スペースなタイプのベッドを選びましょう。
また、マットレスをお部屋にいれるための搬入経路が確保できるかも事前に確認しておきましょう。
ベッドフレームに合わせて選ぶ
基本的にはシングル~ダブルまではどのメーカーも同じサイズ感ですが、1~2cm大きく作っていることもあります。フレームに対してマットレスがぴったり乗るサイズかどうか確認しましょう。クイーン以上のサイズはメーカーによってマットレスサイズが異なりますので、検討の際は要注意です。
また、ヘッドボード付きのフレームの場合、メーカー側がそのフレームに対して提案しているマットレス以外を選ぶときは、あまりに厚さが違うとヘッドボードの見えがかりが変わることもあります。
おすすめ商品
汗を逃す フランスベッド マルチラススーパースプリングマットレス
高密度連続スプリング構造で寝返りがしやすく、適度な弾力性があります。通気性が良いため乾燥しやすく、湿気がこもりにくいです。マットレスの表面には高級感のある生地を採用。耐久性や保温性に優れており、肌触りも抜群!思わず頬ずりしたくなるような心地よさです。2年間の安心保証付きも嬉しいポイントですね。
上げ下ろしもラクラク 2段ベッド用薄型マットレス (5cm厚タイプ)
なんと厚さ5cmという薄型のマットレスのご紹介です。こちらはロフトベッドや2段ベッド、ハイベッドなどに最適なマットレス。薄型のため底つき感が心配されますが、ご安心を。優れたクッション性でしっかりとした寝心地を体感していただけます。重さは約4kgで移動もしやすいです。シルバーグレーとネイビーの2カラーからお選びください。
フランスベッド 圧縮ロール梱包仕様 コンパクトモデルマットレス 厚さ16cm
マットレスに高密度連続スプリングを使用しており、通気性に優れています。寝返りがしやすく、体圧分散性にも優れていますよ。圧縮ロール梱包仕様で搬入・設置もスムーズに行えます。安心の日本製で2年保証付きなのも嬉しいポイントですね♪
ショート丈ベッド用綿混サテンホテルスタイルストライプカバーリング 枕カバー
サテン織の生地なので光沢感があります。ストライプ柄にすることで光沢感、高級感がより引き立ち、質感はさらりとしています。綿とポリエステルが50%ずつなのでお洗濯の際も綿100%に比べて乾きは早いです。枕カバーはまわりに縁があり、後ろ側での合わせ式のタイプです。
スキマパッド
マットレスとマットレスの間の隙間を埋めるためのパッドで、横になったときの段差をなくすためのものです。連結ベッドの隙間が気になる方におすすめのアイテムです。ウレタンを使用しているのであたりも柔らかく快適にお使いいただけます。パッドの側生地はお洗濯可能でいつでも清潔が保てます。
まとめ
マットレスを検討する際は、どんなマットレスがほしいのか、自分のライフスタイルに合ったサイズやこだわりは何なのか、などを決めて探していきましょう。きっとお気に入りの1点が見つかるはずです。