不眠と筋肉の関係(その1)

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睡眠を知って、睡眠を得る

不眠と筋肉の関係(その1)

「筋肉と不眠」は、一見、何の関係もなさそうなものが実は大きな関係があるのです。

旅行に行ったときに普段あまり歩かない人が何万歩も歩いたとか、ジムで
ダンスやウェイトトレーニングなどのメニューをがんばり過ぎた時になんだか
夜寝付かれなかった、なんて経験はないでしょうか?

全身の筋肉、特に首、背中、肩の筋肉が堅くなって硬直していると交感神経と
副交感神経の切り替えスイッチがうまく切り替わらなくなるようです。

身体をマッサージされていて、あまりの気持ちよさに眠くなってしまった
という経験はありませんか?
これはマッサージをしてもらっているうちに筋肉も柔らかくほぐれて
交感神経が副交感神経に切り替わっているのです。

しかし、ただマッサージするだけだと1日でまたすぐに凝った
状態に戻ってしまいますが、深層筋肉に届くようにマッサージするとまるで違います。
深層筋肉に届くマッサージは、どこでも実施しているマッサージではないですが、
深層筋治療をやっているマッサージ店では実施しているようです。

筋肉の硬直は恐ろしいことに骨格までを歪ませるようです。
筋肉を硬直させるような行為とは何も重いものを持ったり、
激しい労働ばかりをしたからということばかりではありません。
何気なくあなたが日常やっているハンドバッグを同じ肩にかけることや
長時間動かずにパソコン作業をすることなど日常の何気ない行為でも
筋肉は硬直していきます。

2011年12月30日 / タグ:[ , , ]