夫婦やカップルでベッドを購入するときに、ベッドの大きさだけで選んでいませんか?大きな1台のベッドだと隣の振動が気になったり、家族の成長に合わせてベッドの買い替えが必要になったりするケースもあります。
そんなときにおすすめしたいのが、ベッドを連結することです。快適な睡眠を実現させるためのダブルベッドの連結についてご紹介します。
ベッドを連結するという発想
誰かと一緒に寝るベッドを購入する際に、ベッドを連結するという発想はなかなかないかもしれません。しかし、ベッドを連結すると1台のベッドで一緒に寝る時とは違ったメリットがあります。
2台以上のベッドを1台のベッドとして使う
2台以上のベッドを連結して使うと、1台の大きいベッドとして使うことができます。
連結ベッドを購入すれば、専用の連結金具で2台のベッドを固定することができるのでベッドの間に隙間ができることなく快適に眠れます。
ベッドによって寝心地が変えられる
連結ベッドのメリットは、ベッド毎に寝心地を変えられることです。1台の大きなベッドだとマットレスが1枚ですが、連結ベッドの場合は複数枚になるので硬めと柔らかめで分けることができます。
また、マットレスが分かれることで隣の人が寝返りしても振動が気になりません。
寝具のバリエーションが豊富
クイーンベッド以上の広さを連結ベッドで実現させるとシングルサイズやセミシングルサイズのベッドを組み合わせることになります。
シングルサイズを2つ連結するとキングサイズ以上になりますが、寝具はシングルサイズ用のもので良いのでバリエーションが豊富です。
通常クイーンサイズ以上になると寝具の種類が少なくなってしまいますが、連結ベッドならマットレス毎に寝具を取り付けることも可能なので好きなデザインが見つかります。
タイミングに合わせて連結・分割ができる
連結ベッドは2つのベッドを専用の連結金具で固定しているため、タイミングに合わせて連結や分割することが可能です。
連結するのも分割するのも作業自体はとても簡単です。ネジを外したり金具の接合を外したりするだけなので、気軽に模様替えができます。
ダブルベッド連結のバリエーション
家族の成長に合わせた寝室のレイアウト変更にも便利な連結ベッド。ダブルベッドを使った連結のバリエーションをいくつかご紹介します。
ダブルベッドを2台連結する
まずおすすめしたいのがダブルベッドを2台連結する方法です。ダブルベッドといえば2人用のベッドと認識している人もいるかもしれませんが、1人で使えばゆったり広々とくつろげるベッドです。そのため、海外では1人用ベッドにダブルベッドを選ぶことも多いんですよ♪ダブルベッドを2台連結すれば、体格の良い方でも広々と眠ることができます。
おすすめポイント①大人2人が広々と眠れる
ベッドを選ぶ際に大切にしたいのが、ベッドの幅です。男性が寝るのに快適なベッドの幅が85cm、女性は80cmといわれています。一般的なダブルベッドの幅は140cmのため、ダブルベッドは大人2人が寝るのにはぎりぎりもしくは少し狭めです。そんなダブルベッドを2台連結するとベッドの幅が280cmになりますので、ゆったりと眠ることができます。
おすすめポイント②家族4人でも眠れる
ダブルベッドを2台連結すれば、夫婦と子ども2人の合計4人でも眠れるほどの広さになります。もしマットレス同士の間のわずかな隙間が気になるようであれば、連結ベッド用のスキマパッドがあるので利用すると良いでしょう。夫婦の間に子供をはさめば、子どもがベッドから転落する心配もありません。
ダブルベッドとシングルベッドを連結する
ダブルベッドを使ったベッドを連結する方法には、ダブルベッドとシングルベッドを連結するという選択肢もあります。こちらは、小さな子どもがいるファミリーにおすすめで、子どもの成長に合わせてベッドの買い替えをしなくて済みます。
おすすめポイント①子どもとの添い寝もできる
ダブルベッド2台を連結して使うのも子どもと添い寝するのに十分な広さがありますが、ダブルベッドとシングルベッドの組み合わせでも大人2人と子ども1人が適度にゆとりを持って眠ることができます。
おすすめポイント②将来子どもと別々にするのにも便利
ダブルベッド2台を連結して使うと、将来的に分割するときに1台の置くスペースに苦労するというケースがあります。ダブルベッドとシングルベッドを連結すれば、シングルベッドを子ども部屋に移動して使うことができます。子どもが小さいうちは一緒に川の字になって寝たいけれど、将来的に別々にベッドで寝るということが決まっている方におすすめです。
ダブルベッドを連結して置くには
ベッドを購入する際にダブルベッドを連結して使うときにいくつかおさえておきたいポイントがあります。イメージだけで購入してしまうと、部屋が狭くなってしまったり、コストだけがかかってしまったりすることもあります。ダブルベッドを連結して置くにはどのような点について注意すると良いのかお伝えします。
8畳以上のスペースが必要
ダブルベッドを連結して置く際には、部屋の広さが8畳以上あることが必要です。6畳でも置くことはできますが、部屋の形状や扉の位置により窮屈だと感じる可能性が高まります。
ベッドのタイプによりますが、ベッド周りの通路やドアの開き方なども置くベッドのサイズを決める際に重要なポイントです。ベッドを置くだけでもそれなりに圧迫感があるので、スペースにゆとりをもてるようにしましょう。
ダブルベッドを入れる搬入経路の確保
ダブルベッドは横幅が140cmあるので、ある程度の搬入経路の確保が必要です。
ベッドフレームが組み立て式でマットレスも圧縮梱包の場合は問題ありませんが、搬入経路に急な曲がり角がないか、また通路の幅は十分かを事前に確認しましょう。
寝る人の幅から組み合わせを考える
ダブルベッドを連結する場合に限らず、ベッドを購入する際には寝る人に必要な幅からベッドのサイズを決めましょう。
中でもダブルベッドはシングルベッドの2倍の広さだと思われていることが多く、メーカーによっても若干ベッドの幅に違いがあるので寸法を確認することをおすすめします。
将来をイメージしてベッドを選ぶ
1台のベッドではなく連結ベッドを選ぶ際には、将来をイメージしてベッドを選びましょう。夫婦2人のためのベッドならシングルベッド2台やセミシングルベッドを2台にするというケースもあるかもしれません。
また、ダブルベッドとシングルベッドを購入して将来は夫婦用と子ども用に分けるという案もあります。
連結可能なダブルベッドのおすすめ商品
1台の大きなベッドを購入するよりも寝室のレイアウトの可能性が広がる連結可能なベッド。シンプルなものからデザインや素材にこだわったものなど、様々なテイストのものがあります。連結可能なダブルベッドのおすすめ商品を5つご紹介します。
モダンライトとコンセントが付いたローベッド
ベッドは寝る場所としてはもちろんのこと、寛ぎの場所でもあります。ベッドでゆったりと寛ぐのに便利なライトやコンセントが完備されているベッドがあります。子どもと添い寝をしていて夜中に必要があればライトをすぐにつけることも可能です。高さが低いローベッドなら子どもが転落して大きなケガをする心配もありません。
収納付きの敷布団でも使えるベッド
一般的にベッドを購入する際はベッドフレームと一緒にマットレスを購入します。そのため、布団だけのときよりもコストがかかりますが、敷布団をそのまま使えるベッドならリーズナブルにベッドを置くことができます。もともと家族で敷布団を敷いて寝ていてベッドに変えたいという人におすすめです。また、ヘッドボードが薄型で引き出しも2杯ついているので収納家具を購入する必要がありません。
ハイクオリティのおしゃれなベッド
連結ベッドの機能性だけでなく、使い勝手のクオリティも求めたい方におすすめなのがデザインや機能にもこだわったベッドです。将来子ども部屋のベッドにする際も使いやすいシンプルなデザインなので長く使うことができます。ヘッドボードにはLEDライトや棚、コンセントが完備されているので、身の回りのことを済ませることができるようになっているのが魅力です。
通気性抜群のすのこベッド
ベッドを設置すると気になるのがベッドの下の湿気やカビ。掃除したくても大きいサイズのベッドになるとなかなか大変です。すのこベッドなら年中を通して通気性が良く、ベッドの下を収納スペースに使うことも可能です。また、おしゃれなヘッドボードは高級感があるので、インテリアにこだわりたい人にもおすすめです。連結金具はサイドフレームの両端に取り付けるタイプなので簡単に取り外しが可能です。
シンプルデザインが人気のフロアベッド
どんなインテリアにも合うのがシンプルなデザインのフロアベッドです。ファミリーで川の字になって寝たいけれどベッドは諦められないという方におすすめです。また、1台の大きなベッドだと高くてなかなか購入できないというケースも多いのですが、連結ベッドなら無駄な買い増しをしなくて済みます。低めのベッドなので部屋も広く見えておすすめです。
まとめ
家族そろって大きなベッド1台で寝るというのももちろん素敵ですが、ワンランク上の寝心地を求めるならダブルベッドを連結させることをおすすめします。ライフスタイルに合わせてベッドの連結や分割可能な連結ベッドなら、柔軟に使い分けることが可能です。ファミリーで長くリーズナブルにベッドを使いたい方は、ダブルベッドを連結する方法も検討してみてください。