お部屋のカーテン、こまめに洗濯をしていますか?きれいに見えていても、目に見えない花粉やほこり、においなど様々な汚れが付いていてカーテンは実はけっこう汚れています。 家の中でも特に気にしてほしいのがリビングと寝室のカーテン。リビングは家中で一番人が集まるところなのでその分汚れやにおいも付きやすいのできれいにしておきたいところです。
また、寝室は寝るための場所なので清潔な環境を整えるためにはカーテンのお手入れはとても重要です。今回は、寝室のカーテンの正しいお手入れ方法と洗濯のコツについてご説明していきましょう!
目次
寝室のカーテンを洗う前にやっておくこと
洗濯マークのチェック
カーテンレールから外したら、まず最初にやることは洗濯マークのチェックです。
<選択マークの意味>
・「洗濯不可」マーク
タライに×が付いているマークです。お家での洗濯は難しいため、クリーニング屋さんで洗濯してもらう必要があります。
・「手洗い可」マーク
タライと手が描かれているマークです。手洗いはもちろん、洗濯機の手洗いコースかドライコースで洗濯できます。
・「洗濯可」マーク
タライのみのマークで、数字は限界の温度を表します。自宅の洗濯機で洗濯可能ですが、素材によってはシワにならないよう工夫が必要です。
洗う前の下準備
目立つ汚れがないか確認
洗濯マークを確認したら、次に洗う前の下準備を始めます。まずはベランダや庭など、外の明るいところでカーテンについたほこりをはたきながら目立つ汚れがないか確認をしていきましょう。
寝室のカーテンなので大きな汚れはないイメージですが、外してみるとけっこう砂ぼこりや結露によるカビなど思わぬ黒ずみがついていることもあります。
目立つ汚れがある場合は、洗濯機に入れる前に中性洗剤で先に汚れの部分だけ手洗いをしておきましょう。
洗濯ネットに入れる
汚れのチェックが終わったら、カーテンのプリーツに沿って降りたたみ、さらにジャバラに折りたたんで洗濯ネットに入れましょう。しっかりと畳むところがお洗濯前の最後のポイントです!
そのまま洗濯機に入れてしまうとカーテンの型崩れの原因になりますので、必ず大きめの洗濯ネットを使用してください。
寝室のカーテンの洗濯方法
「洗濯可」のマークのカーテンの場合
さあ、いよいよ洗濯スタートです。「洗濯可」のマークのカーテンの場合は、市販の中性洗剤を適量、洗濯機に入れて、お水は最大量にセットして洗っていきます。
脱水時間は短い方が生地を傷めないので、30秒程度の「短時間」に設定してください。
「手洗い可」のマークのカーテンの場合
「手洗い可」のマークのカーテンの場合は、おしゃれ着洗い用の洗剤を使用します。
洗濯機の「おしゃれ着コース」「手洗いコース」「ドライコース」などのコースで洗うと、手洗いよりも手間がかかりません。
レースカーテンの場合
レースのカーテンの場合、黄ばみが気になるようでしたら酸素系漂白剤を一緒に投入するとさらにきれいになりますよ。
カーテンから取り外したフックもこの時に洗剤をつけて手洗いをしておくといいですね。
柔軟剤を入れる場合
柔軟剤はお好みですが、寝室のカーテンなので匂いの強い柔軟剤は避けましょう。
消臭効果やフレグランス効果を考えて入れる場合は、抗菌で香りが優しいタイプを選ぶようにしてください。
カーテンを干す
洗い終わったらカーテンを干していきます。レースや軽い素材のカーテンはカーテンレールに戻して自然乾燥させるのが一番きれいに型崩れせずに干せる方法です。
レールに戻して手で軽くパンパンと叩いて形を整えたらあとは窓を開けて、寝室の風通しを兼ねて自然の風で乾かしましょう。
しっかりとした素材のカーテンは、濡れて重くなってしまうとカーテンレールを壊してしまう可能性がありますので、物干し竿などに干す方が良いでしょう。
【まとめ】普段のお手入れが大切
カーテンのお手入れは次のポイントを押さえて行うことが大切です。
・カーテンは自宅で洗えるものと洗えないものがある
・ほこりや汚れは軽く落としてから洗う
・匂いの強い柔軟剤は使わない
・自然乾燥で部屋の空気もきれいに入れ替え
カーテンはもちろん洗った方がきれいになりますが、洗いすぎると生地が傷んでしまいます。洗濯はワンシーズンに一度を目安にするのがおすすめです。寝室の清潔を保つためにも除菌スプレーや簡単な掃除機かけなど、ちょっとしたお手入れでカーテンの汚れは最小限に抑えることができます。
こちらの記事を参考にして、お気に入りのカーテンを綺麗に長く使いましょう。