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  1. たもつ
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知ってた?ベッドルームのカビは「生える前に予防」が鉄則!

毎晩コップ1杯(約200㏄)の汗をかきながら眠りの時間を過ごしているベッドルームは、家の中でも湿気がこもりやすいので、カビが生えやすい場所だとか。カビというと、お風呂に生えるイメージが強いかもしれませんが、ベッドルームに潜むカビこそわたしたちの健康に重大な影響を与える恐れがあります。

そんなこわいベッドルームのカビ対策、一体どのようにすればいいか悩みますよね。そこで本記事ではベッドルームのカビ対策について調べてみました!

まずは「敵=カビ」を知ることから

カビを撃退したいなら、まずはその正体に迫りましょう。カビって一体何?どうやって発生し増えていくの?そんな疑問にお答えします。

カビってなに?

微生物であるカビは菌類の一種。形は糸状で、成長すると集まって綿毛のような円形のコロニーになり、その表面にたくさんの胞子をつけます

世界には約3万種類のカビが生息していると言われています。

お家の中に見られるカビの種類

たくさんの種類があるカビ。例えばブルーチーズやカマンベールチーズもその一種としてよく知られていますよね。

では、お部屋の中で見かけるカビにはどんな種類があるのでしょうか

黒カビ

お部屋の中で最もよく発見されるのが黒カビ。風呂や壁紙、窓や洗面所など家の様々な場所に発生し、空気に浮遊するのでいろんなところに飛んでいって、さまざまな場所で増殖。見た目が悪いのはもちろんですが、エアコンなどに発生して吸い込んでしまうとアレルギーの原因になることも。

赤カビ

ピンクや赤みがかった色をした赤カビは、お風呂や洗面所などの水回りでよく見られます。ヌメリがあり、水分さえあればすぐに繁殖するので見つけたらすぐに撃退を。増殖のスピードが速いため、こまめな対策と注意が必要です。

緑カビ

和室の畳の裏や木材、しまいこんでいた服などに発生する緑カビは湿気の多いところが大好き。木材や畳のような自然素材などは腐敗したり劣化を進めてしまう可能性も。

青カビ

黒カビと同じように、いつも空気中に浮遊しているのが青カビ。パンやビスケットなどに発生しますね。点在する小さなカビでも、目に見えない菌糸が張っている場合があるので注意しましょう。

カビが発生するメカニズム

カビは、5~45℃の間で繁殖しますが、特に28℃前後がもっともさかんに繁殖すると言われています。

湿度は60%以上、特に80%を超えるジメジメした温かい場所はカビとって絶好の環境です。

また人の皮脂汚れやアカ、ホコリなどはカビの栄養源となります。

ベッドルームのカビがこわい理由

カビを吸い込むと、ぜんそくなどのアレルギーの原因となり体調を崩して病気に発展する可能性もあります。 カビが最も多くみられるのはお風呂場ですが、お風呂場に何時間も過ごす人はそうはいません。

一方、ベッドルームは眠っている間の長い時間を過ごす場所。そんなベッドルームにカビが生えていたら…。就寝中ずっと呼吸するたびにカビの胞子を吸い込んでしまうことになります。ベッドルームのカビは、お風呂場のカビよりも深刻といえます。

カビが生えてしまったら

ベッドルームでカビが発生する場所として多いのが、窓のサッシやカーペット、布団やマットレス、木製ベッドの木の部分。点々と黒いカビを発見してしまったら驚愕ですよね。

窓のサッシやすのこなら、消毒用のエタノールや塩素系の漂白剤を使用し、ひどい場合にサンドペーパーで表面を削るなどの対処法もあります。しかし布もののカビは繊維の奥まで浸透しているため、なかなか取れません。マットレスなら自宅では洗うことは不可能に近いため、カビが生えないようにすることが何よりも重要です。

カビを生やさないためにできること

こわ〜いカビは発見してからではなく、生やさないための対策が大事。カビとは無縁なきれいなベッドルームをキープするために、以下のポイントをおさえておきましょう。

朝起きたら換気をして空気を入れ替える

まず、朝起きたら窓を開けて、夜の間にこもった湿気を逃しましょう。

窓を開けるのは少しだけでも構いませんが、空気の通り道には入口と出口があるのでベッドルームの窓を開けたら室内のドアも開けて、空気が入れ替わるようにしましょう。

過度な暖房&加湿器の使用を控える

冬場に部屋を暖房であたためすぎると、外気温との差から「結露」が起こることがあります。また、眠っている間に加湿器をつけっぱなしにしていると朝起きたときに窓ガラスに一面水滴がつき、カーテンまでびっしょりと濡れてしまいます。

カビは、じめじめした湿度の高いところが大好きなので、冬場暖房であたためられ潤ったベッドルームは格好の場所です。過度な暖房&加湿器の使用は控え、タイマーを利用するか寝る前にスイッチを切るようにしましょう

布団は天日干し!マットレスは立てて風を通す!

布団やマットレスにも寝ている間の湿気がこもっています。毎日は難しくてもお天気のいい晴れた日には、天日干しをするようにしましょう。

ただし、マットレスは重さもあり、運ぶのもなかなか大変です。そのため、マットレスはベッドフレームの上で立てて風を通します。ベッドフレームの床板がすのこの場合は、すのこにも風を当てることができカビを生えることを防ぐことができます。

湿度調整マットを使う

湿度調整マットを使うのも、おすすめの方法です。湿度調整マットとは、敷布団やベッドパッドの下に敷いておくだけで、湿気を吸い取ってくれる便利なアイテム。

吸湿量が増えるとセンサーの色が変わり、お手入れの時期を教えてくれます。風通しの良い場所に干せば、吸湿力が復活。繰り返し長く使えます。

みなさんのカビ対策4例

ここからは、Instagramで見つけた上手なカビ対策の実例をご紹介します。みなさんの素晴らしい工夫、きっと参考になるはずです。

ヒバチップ

foodbureauさんの湿気・カビ対策は、「ヒバチップ」です。ヒバチップは初耳!という方も多いと思いますが、青森ヒバの有効成分が多く含まれている部分から作られています。

カビ対策や殺菌効果が2年間は衰えることがなく、ヒバの精油をたらせば効果が復活する優れものです!

マットレスに空気を通す

マットレスを裏返すタイミングの際についでにマットレスを立てて、半日くらい乾燥させていらっしゃるmegu6465さん。

お部屋の中でも窓を開けて風通しをよくすることで、マットレスの湿気はかなり軽減されます。「カビ」対策、バッチリですね!

布団乾燥機

ホワイト×木目のデザインに一目惚れで購入されたというこちらはなんと布団乾燥機。寝具の湿気取りやダニ対策にも大活躍しているそうです。

出しっ放しにしても可愛いデザインで、花粉や天候でなかなかお布団が干せない時期にも重宝しそうです♡

エアコンのメンテナンス

ベッドルームのアイデアではないかもしれませんが、エアコン掃除をプロにお任せしたというmiyo_344さん。

夏場のエアコン使用が終わるとその役目を終えてしばらく使うことのない秋口~冬にかけて、カビが繁殖しやすい場所でもあります。寒い冬に備えてプロにお掃除してもらうと、気持ちよく使うことができますね!

【まとめ】不快なカビは予防を心がけよう

黒い点々とした「カビ」は見つけたら、ギョッとしてしまう不快なものです。長く使用しているバスタオルなどに「カビ」が生えてしまったら洗濯を繰り返してもなかなか根絶できないように、布製品に生えてしまった「カビ」は残念ながら完全に取り除くことは難しいです。

そのため、ベッドルームには「カビ」を生えさせないことが大前提!こまめに換気をしたり心がけひとつで防ぐことができるので、ぜひ続けてみてくださいね。

カビ対策におすすめの寝具&寝具カバー

ここからはおすすめの寝具&寝具カバーをご紹介します。こまめなカビ対策のひとつは、寝具のお手入れや寝具カバーを定期的にクリーニングすること。寝具カバーのお洗濯は週に1回、お布団の天日干しはできる限り毎日行うのが理想です。

季節ごとのメンテナンスや模様替えはもちろんですが、特にベッドリネンは洗い替えをストックしておくと便利ですね。

憧れの贅沢空間 綿100%リゾートデザインカバーリング 布団カバーベッド用セット

全サイズ継ぎ目なしでオーダーメイドのようにデザインした掛け布団カバー、やわらかな肌触りで高品質なピローケースとベッド用ボックスシーツのリゾートデザインカバーリングセット。美しいグラデーションで描く華やかなパターンは、まるで海外リゾートを思わせるデザイン。天然綿100%を使用し、シワになりにくい加工やシルクプロテイン加工をプラス。デザインはもちろん、肌触りや実用性にもこだわっています。

日本製・綿100%エレガントモダンボーダーデザインカバーリング 布団カバーセット

「ボーダー」と聞くと、子どもっぽくなってしまうイメージがありませんか?絶妙な色味やボーダーのパターンなどデザインにこだわると、こんなにおしゃれでモダンな印象に!大人の寝室にもぴったりなカバーリングセットです。セット内容は、掛ふとんカバーと敷ふとんカバーに枕カバー。寝具の大きさに合わせて3サイズからお選びいただけます。肌触りの良いコットン100%素材も魅力です。

上質空間 プレミアム毛布とモダンストライプのカバーリング 掛け布団カバー

いつもの寝室をホテルのような上質空間に変えてくれるのが、こちらの掛け布団カバーです。光沢のあるストライプ柄は、モダンで洗練されたイメージを与えてくれます。体が当たる面には、柔らかくあたたかいプレミアム毛布素材を使用。従来のマイクロファイバーよりも密度が高く、格段になめらかな肌触りです。さらにお洗濯の際は乾きが速いのもポイント。こまめにお手入れできる実用性も兼ね備えています。

カビ対策におすすめのカーテン

一見、汚れていないように見えるカーテンですが、ほこりや手垢などの汚れや、室内の湿気を含むなど思った以上に汚れています。 ベッドルームを掃除する時にはたきや掃除機のブラシでほこりを取り除いて、日ごろのお手入れに。

また、薄手のカーテンなら年に2回、厚手なら年に1回を目安に、お洗濯・クリーニングしましょう。季節ごとに変えるとお部屋の印象がガラリと変わるカーテン。姉妹サイトのCOVEARTHからおすすめの商品をご紹介します。

選べる20カラー×54サイズ 防炎・1級遮光カーテン

54ものサイズ展開でどんな窓にも「ピッタリ」が見つかる…だけではありません。選べるカラーの数はなんと20色!どんな窓にも、どんなテイストのお部屋にも合うカーテンです。防炎・1級遮光に洗濯OKと機能も充実。ISO9001を取得した国内工場で製造、さらに1年保証つきで安心。こまめなお手入れとお洗濯でカビ知らずのベッドルームを目指しましょう。

選べる6カラー×54サイズ 防炎ミラーレースカーテン

自然の風を通すレースカーテンは、薄手なため外からの視線が気になりますよね。こちらのミラーレースカーテンは、外の光を反射することで視線をシャットアウト。プライバシーをしっかり守って安心してお部屋の中でお過ごしいただけます。カーテンとコーディネートするのも楽しい選べる6色に、54通りのサイズ展開。防炎機能付きで、カビ対策にうれしい丸洗いOKなのも魅力です。

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