環境変化と不眠(その2)

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睡眠を知って、睡眠を得る

環境変化と不眠(その2)

いままでキャリアを積んでお金も自分で稼いできた女性が結婚して家に入り
男性の収入で暮らすようになると、自分への尊厳性が希薄となって
生き甲斐もなく感じてしまいそのストレスから不眠になるケースもあります。

一方、男性の定年退職の場合はいままで「出勤」という形で張り詰めていた緊張感が
失われてしまうため、いわゆる精神的に空っぽな状態から夜中にベッドの上に
起き上がって眠れないなどということがよくあります。

そしてこのような環境変化による不眠の対処法として、
手っ取り早いのは睡眠剤ですが、できれば薬は飲みたくないもの。

不眠の原因は精神的なストレスなのですから、ものごとを楽観的な方向へ
考えることによってずいぶん楽になる場合があります。

たとえば、失敗は成功の素、変化を期待するより自分の見方を変える、
自分には無いものを人が持っていても、自分にあって人にないものもある。
今、持っているものに感謝すること、などです。

「なかなかそんなに簡単に物事の見方なんて変わらないわ」という人に
オススメなのがヨガです。
汗をかくこともストレス解消にはよいことですが、それ以上に
ヨガのもつ世界観、考え方などに触れると「自分はなんて小さいことで
悩んでいたんだろう」と思えるようになります。

その他、ヨガに限らず身体を動かすことは睡眠に限らずいい効果をもたらします。
ただし、筋肉の疲れすぎは不眠の原因になりますので、できればその日のうちに
ケアして筋肉の疲れを残さないようにしましょう。

2012年1月11日 / タグ:[ , , ]