環境変化と不眠(その1)

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睡眠を知って、睡眠を得る

環境変化と不眠(その1)

不眠の原因のひとつに環境変化があります。

環境変化とひと言に言いましても室内環境を指す場合と社会環境の
変化を指す場合など色々あります。

まず室内環境ですが、冬は特に暖房をつけているので就寝時の
室温コントロールは不可欠です。

起きている時は暖房を23度くらいに設定している場合が多いですが
就寝直前には20度くらいにして
暖房は消して寝るくらいがベストな室温だと思います。
また、あまり暑すぎても寒すぎても入眠しにくくなることがあります。
快適な睡眠にはふとんの中の温度も重要で体温より少し低い34度
くらいがよいようです。
しかしながら眠りが深くなると体温が下がりますので注意が必要です。
布団を掛けていても夜中に寒くて目が覚めた、なんて経験があるのでは
ないでしょうか?

さらに不眠を引き起こす環境変化にはどんなものがあるか見てみましょう。
代表的なものが旅行などで急激に環境が変化して眠れない、といった場合です。
人間はまわりの環境には慣れていくものですが、あまりにも急激に
環境変化が起こった場合には対応しきれないようです。

旅行などの一時的なものでなく、例えば女性が結婚したり、
男性が定年退職した時などライフスタイルの変化でも不眠は見られます。

2012年1月8日 / タグ:[ , , ]