不眠について(その2)

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睡眠を知って、睡眠を得る

不眠について(その2)

外因性の不眠は身体の外部に原因があり睡眠を妨げられることで睡眠薬依存性とアルコール依存性があります。

概日リズム睡眠障害とは判りやすい例でいえば「時差ぼけ」などです。睡眠時随伴症とは眠っている間に起こる異常を指し、有名な例では夢遊病、金縛り、寝言などです。

内科・精神科的睡眠障害ですが、精神障害、神経疾患、内科的疾患を伴う異常を指し、パーキンソン病、鬱病、パニック障害、認知症、胃潰瘍、喘息などがこれに当たります。

これらの原因は近年よくメディアなどでも取り上げられる病名が上がっていますが精神的や身体的な原因がとても多く、そのために不眠に陥っている人が多いことがわかります。

不眠症のタイプには大きく分けて下記があります。ひとつは「身体の不調が原因タイプ」です。パーキンソン病、鬱病、甲状腺疾患、パニック障害、いたみ、認知症、胃潰瘍、喘息、かゆみ、心疾患などが相当します。

睡眠は健康のバロメーターですが、良い睡眠は健康でなくては得られないものです。病気にかかってしまうとなかなか良い睡眠は得られず、「睡眠をとる」こと自体、恐怖に陥ったりする場合もあり、なかなかベッドに入れない人も居ます。

例えばパーキンソン病では睡眠と覚醒のコントロールのトラブルや手足の振え、筋肉のこわばり、意思とは反して身体が動く不随意運動が原因となって睡眠が阻害されます。又、治療薬ドーパミンアゴニストの副作用として不眠が起こることがあります。

2012年1月18日 / タグ:[ , ]