TOP > ベッドスタイルコラム > ベッドスタイル公式ブログ > ベッドは眠る人の聖域
先日、親世代である知人に、「睡眠に関して、特にこだわっていることはありますか?」と聞いてみました。その方からの答えは非常にシンプルでわかりやすいものでした。
「何にもないのよ。ホントに何にもないわねぇ。私ね、ベッドの上に横になるのが大好きなの。もう、それだけでいいのよ。だって、自分の世界!って感じがするでしょう?」
その方にとってベッドの上は自分の世界なんです。おそらく多くの方が同じような考えを持っているのではないでしょうか。眠る場所というのは自分(たち)の聖域であり、自分(たち)だけの世界なんですね。
一人暮らしの方でもベッドを置かれている方は、「ベッド=私の王国の象徴」とも言えるのではないでしょうか。カップルでベッドで寝られている方は、「私たち二人の世界」とは言えるのではないでしょうか。
お子様がいらっしゃるご家庭では、「父さんと母さんは二人で一組ですよー。だから、子どもたちはいずれは独立して羽ばたいてゆくのだよー。」と、ダブルベッドが暗黙のうちに、そんなメッセージをしっかりと子どもたちに伝えているのかもしれません。
一人で眠るベッドはその人だけの世界。二人で眠るベッドは二人だけの世界。
ベッドは、その上で眠る人と外界との境界線をはっきりと引いているのかもしれません。ベッドはこだわりや想いを持つと、それに応えてくれる素晴らしい家具であると思います。