肌に触れている面積が大きいにもかかわらず、お手入れを後回しにされがちな枕。そのまま放っておくと黄ばみや臭いに悩まされることになってしまいます!
最近はご自宅で洗える枕も登場していますが、いまいちお手入れの仕方が分からない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は枕の正しいお手入れ方法について解説していきます。
目次
洗える枕・洗えない枕
洗える枕
- パイプストロー
- ポリエステル
- コルマビーズ
- ダウン
洗える素材であっても必ず洗濯表示を確認するようにしてください。手洗いができないものはドライクリーニングに出しましょう。
洗えない枕
- そばがら
- 低反発ウレタンフォーム
- 細かいビーズ
そばがらや細かいビーズは非常に乾きにくいためカビが発生し腐敗する恐れがあります。低反発の素材は洗濯によってその効果が損なわれてしまうので洗濯には不向きです。
枕の正しい洗い方
準備するもの
- 洗面台
- 枕がぴったり入る洗濯ネット
- 液体洗剤
- ゴム手袋
洗い方
- カバーをはずし、枕本体を洗濯ネットに入れる。
- ゴム手袋をつけたら洗面台に40度のお湯をはり、液体用洗剤を良く溶かします。
- 枕をお湯に浸けて優しく押し洗いします。その後、20分程度浸け置きします。
- 洗面台の水を捨ててネットのまま洗濯機に入れます。洗濯機を「一番弱い」設定にして1分脱水してから、ふたたび押し洗いしましょう。洗剤が残らないように、最低でも2回すすぎます。すすぎの水がキレイになったら、完了です。
枕の正しい乾かし方
- 洗濯で崩れた形を整える
- 風通しの良い日陰で平干しする
洗濯後の枕は水分をたっぷり含んでいるので乾燥には時間がかかります。枕の1番厚みがある部分をにぎって手に水分が残らなくなるまで気長に待ちましょう。
これはやめて!枕を汚すNG行動
帰ってそのまま寝てしまう
お風呂に入らずに寝てしまうと、整髪料やメイクで枕を汚してしまいます。汗や皮脂もそのまま枕が吸い込んでしまうので、臭いや黄ばみ、ダニの原因になってしまいます。
カバーをしているからと油断は禁物です!
洗えない素材だからとお手入れしない
「使っている枕は洗えない素材だから洗濯できないし…。」とお手入れをしないのは間違っています。
洗えないからといって使い続ければ枕は汚れていきます。布団クリーナーを使ったりクリーニングに出したりしてメンテナンスをしましょう。
まとめ
安眠のためには布団だけではなく枕も清潔に保つ必要があります。寝ている間の汗や皮脂が蓄積している枕をそのままにしてはいけません。
こちらで紹介したお手入れ方法を参考にさっそく枕をお手入れしてみてください。キレイな枕は安眠効果も抜群ですよ!