寝ている時は換気がしにくいもの。寝室の換気がうまくできていないという方も多いのではないでしょうか。そこで、寝室の換気の効果とやり方、睡眠への作用などについて解説します。この記事をお読みになったら、寝室の換気をしてみてくださいね。そして、換気をすることで、よりぐっすり眠りやすくなる寝具もご紹介しますのでぜひご覧ください♪
寝室換気の効果は?
さっそく、寝室換気の効果について考えてみましょう。
酸素濃度が増える
寝室に換気を全くしないと、どんどん二酸化炭素量が増えていきます。そうなると、睡眠の質も低下し、気持ちよく寝られません。寝て起きた後でも、ボーッとしている。疲れが取り切れないなどの症状が出ます。
それに対して、寝室の換気をすると、酸素濃度が増え、睡眠の質が向上し、朝もすっきり起きられる効果が期待できます。
湿気を逃すことができる
寝具にはどうしても湿気がこもりやすいもの。寝汗や空気中の湿気が寝具にまとわりついて、蒸れやすくなり、それがカビやダニの発生につながることも。
そんな心配を解消してくれるのが寝室の換気です。寝具の湿気が抜けやすくなります。室内環境も爽やかになり、2重の効果がありますね♪
脱臭できる
寝具を使っているうちに、ニオイがこもってくることがあります。ありますというよりも、これは避けられないことです。ずっと新品状態というわけにはいきませんよね。
そこで行いたいのが寝室の換気。寝具のニオイを脱臭してくれて、いい香りが戻ることもあります。とてもうれしい効果ですね。
コロナ対策になる
コロナウィルスの蔓延により、換気の重要性があちこちで説かれていますが、その点は寝室でも変わりません。きれいな空気を入れて、コロナに打ち勝ちましょう。
効果のある寝室換気方法
どのようにして、寝室の換気の効果を上げたらいいか、いろいろとお考えになるでしょう。これからいくつかいい方法をご紹介しますね。
窓は全開にしない
寝室の換気の効果を上げるには、窓を全開にすればいいのではと思っている人もいるでしょうが、これは逆効果です。
空気は狭いところから広いところに流れるときに、勢いよく流れるので、広く窓を開けすぎると、思ったほどの換気効果が得られません。
一番いいのは、空気の入り口の窓は5~15cm程度狭めに開けて置き、出口の窓は大きく開けておくことです。
冬は短時間でも効果がある
夏の寝室の換気はしやすいですが、冬はやりたくないという人も多いです。せっかく暖房で暖まった寝室が換気で冷えてしまうからです。
確かに理解できる点ではありますが、短時間でもいいので寝る前に換気をすることで、酸素量も増え、睡眠の質が向上する効果があります。
それから、冬はエアコンで壁、床、天井を暖めてから換気をすると、室温が下がりにくくなりますよ。
24時間換気システムを上手に利用
24時間換気システムがあるおうちなら、上手に利用して、寝室の換気もしてください。24時間換気システムには、2時間で室内の空気を入れ替える効果があります。そして、24時間働くのですから、寝ている最中の換気もばっちりできますよ。
窓が一つしかない場合は扇風機を活用
寝室には窓が一つというご家庭も多いでしょうが、窓が一つだけだと、空気が流れにくくなります。そこでおすすめするのが扇風機やサーキュレーターの活用です。
ドアを開けて、そこに扇風機やサーキュレーターを置き、窓の方に向けて風を送りだせば、効果的な換気ができるようになります。
寝室用換気扇を取り付ける
寝室で使用するのに適した換気扇があります。そのような換気扇を取り付ければ、換気効果は大きくアップします。換気扇というと音が心配ですが、寝室用のものは防音タイプになっていますから、安心です。
寝室の換気は効果だけ?注意点は?
寝室の換気にはいろいろな効果が期待できますが、マイナス面はないのでしょうか。また、どんな点に注意すればいいのでしょうか。いくつかのポイントをアドバイスします。
余計なものを取り込んでしまうことがある
寝室の換気によって酸素量が増えますが、それと同時にPM2.5や排気ガス、花粉なども取り込んでしまうことがあります。そのようなものは寝室にも寝具にもいい影響はありません。
そこで対策として、空気清浄機を設置すれば、換気の効果だけを高めて、害を減らせます。ただし、空気清浄機に換気効果はありません。
狭い部屋で複数人で寝る時はよく換気を
狭い部屋で複数人で寝る時に閉め切ったままの状態だと、二酸化炭素濃度が大きく上昇します。それでは、健康的な睡眠は得られません。
窓の開けっぱなしというわけにはいかないでしょうが、せめてドアは開けて置き、室内に空気を循環するようにしてください。もし24時間換気システムがあるようなら、効果は大きくなります。
花粉が入ってきたら
季節によっては、寝室の換気で花粉が入ってくることがありますが、だからといって換気をやめてしまうのはよくありません。
花粉の1つの対策方法として空気清浄機を取り上げましたが、それ以外に窓際付近に定期的に掃除機をかけたり濡れたタオルで取り除いたりするのも悪くありません。
また、床もきれいに掃除しましょう。こうすれば、花粉が寝室内で再び舞うのを防げ、清潔な状態でお休みいただけます。
まとめ
寝室の換気。おろそかになりがちですが、しっかり行わないと快適な就寝環境が得られません。この記事でも、寝室の換気の効果ややり方をご紹介しましたので、ぜひ実践してみてくださいね。
おすすめの商品
今回は寝室の換気の特集でしたが、おすすめ商品としては換気効果を上げやすい寝具をBED STYLEの商品ラインナップから選んでみます。よいものが見つかったら、ぜひご利用ください♪
毎日干したての気持ちよさ 1枚で寝られるオールインワン敷布団
敷布団、クッションマット、除湿シートが全部1枚になった、とても使いやすい寝具です。内部は3層構造になっていて、湿気をしっかり吸収してくれます。汗っかきな人でも、爽やかな状態でお休みいただけます。フローリングに直置きしても、湿気が残らないほどの吸湿効果がありますよ。吸い取った湿気は部屋干しでも乾きます。室内を換気しながら部屋干しすれば、効果もさらに高まります。薄くて軽い作りになっていますが、底付き感はありません。高反発で体をしっかり支え、圧力も分散してくれます。
安心安全ほこりの出にくい 国産洗える布団3点セット
ポリエステル素材を使ったホコリが出にくい布団3点セットのご紹介です。換気して使えば、なおのこと空気も清浄になって、気持ちよく寝られます。セットすべて洗えます。洗えば、ダニのふんや死骸も減り、黄ばみ、汚れ、ニオイも取れて、爽やかな状態になりますね♡布団も枕もすべてにピーチスキン加工が施されています。しっとり滑らかでとても心地よい肌触りです。敷布団には中綿を3.0kg、掛布団には1.5kg、枕には400g使用。いずれもとてもふんわりしていて、暖かいです。そして、軽いので収納も楽です。
布団を湿気や結露から守ってくれる 檜仕様四つ折り式すのこベッド
檜を使った四つ折りすのこベッドです。檜には様々な効果があることが知られています。調湿効果、断熱効果、抗菌効果、防虫効果などです。そのため、とても快適な状態でお休みいただけます。すのこベッドですから布団の下に敷くだけで、空気が流れ、湿気がこもりにくくなります。寝室を換気すれば、さらに通気性がよくなり、カビなどが発生しにくいです。四つに折って立てかけるだけで、布団の部屋干しが簡単にできます。雨続きの日などは、室内干しで布団を爽やかにしましょう。
ショート丈対応 コンパクトマットレス高通気性薄型ボンネルコイル
180cmのショート丈と195cmのレギュラー丈の2種類から選べる薄型ボンネルコイルマットレスです。寝室やベッドの大きさに応じたものが選べます。通気性、速乾性の高い3次元メッシュを採用。いつも爽やかな状態でお休みいただけ、暑くても寝苦しくなりません。換気をすれば、その効果もさらにアップします。タイプはボンネルコイル。反発力が高く、体をしっかりと支えます。お布団で寝ているような寝心地です。
通気性の良い ホテル品質 薄型ファイバーマットレス
中材にポリエチレン樹脂を採用したファイバーマットレスです。この素材は吸水率が低く、無味、無臭、無毒という特徴があるので、安心してお使いいただけます。適度な硬さと反発力があります。そのため、寝返りも打ちやすく、快適な寝心地になっています。通気性は抜群です。寝汗も湿気もこもらず、カビやダニも発生しにくいです、嫌なニオイも防げます。換気をすれば、通気性はさらによくなります。冷水または常温のシャワーで水洗い可能。通気性がいいだけでも爽やかなのに、丸洗いでさらに清潔になります。