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【不快な静電気を防ごう】ベッドシーツの静電気対策

季節を問わず発生する静電気によるぱちぱち、いやですよね。静電気はいろいろなものに発生しますが、ベッドシーツも例外ではありません。寝るとき、交換時に発生する静電気で不快な思いをした方もいらっしゃることでしょう。そこで今回は、ベッドシーツの静電気対策について考えてみます。

併せて、おすすめの静電気防止加工が施されている商品もご紹介するので、ぜひゲットして、快適な睡眠環境を整えてください。

静電気が起こりやすいベッドシーツの素材

ベッドシーツの素材によって、静電気が起こりやすいものと起こりにくいものがあります。どのような素材がそうなのか、チェックしてみましょう。

綿

静電気が起こりやすいかどうかは、摩擦帯電列という表で見ます。この表の外側に行くほど、帯電しやすくなります。

そして、プラスとマイナスの反対に帯電しやすい素材同士を摩擦すると、強い静電気が発生するのです。

綿の場合、中間くらいに位置しているので、帯電しにくく、静電気は発生しにくくなっています。シーツの静電気が嫌なら、綿素材のものを選ぶといいです。

麻は摩擦帯電列のほぼ真ん中に位置します。これは最も帯電しにくい素材ということになり、静電気発生の確率は極めて低いです。綿同様、麻のシーツを選んでも静電気防止になります。

絹は、摩擦帯電列のやや右側に位置しています。これはプラスに帯電しやすいということで、マイナスに帯電しやすいものと摩擦が起きると綿や麻よりも静電気発生率が高まります。

ただ、右側といってもそれほど偏っているわけではないので、さほどひどい静電気は起きにくいです。

ポリエステル

ポリエステルは、摩擦帯電列の左側に位置し、マイナスに帯電しやすくなっています。これはプラスに帯電しやすいものとの組み合わせで、静電気が発生しやすいということです。

しかも、ポリエステルは水分を含んでいないので、乾燥しやすいことから、余計に静電気の発生が多くなります。

レーヨン

レーヨンはプラスに帯電しやすいことはしやすいのですが、摩擦帯電列の真ん中に近いところに位置しています。

したがって、帯電とはいってもそれほどひどくはならず、静電気発生の率も低いです。

ナイロン

ナイロンはプラスに帯電しやすく、マイナスに帯電しやすいものと摩擦することで、強い静電気が発生します。

ベッドシーツの静電気が怖い理由

静電気というと、ぱちぱちして不快なものと誰しも思っているでしょうが、それだけでは済まない場合があります。人体へ何らかの影響を及ぼすケースもあり、怖さもあります。

肩こりや腰痛

ベッドシーツに静電気が発生し、その状態のまま寝てしまうと、筋肉が硬直し、肩こりや腰痛が発生することがあります。

ぱちぱちだけでも嫌ですが、肩こりや腰痛ともなれば、さらに不快度が増します。

疲れが取れない

いったんベッドシーツに静電気が発生すると、なかなかその静電気は抜けません。その状態でぐっすり寝たつもりになっても、疲れが取れないことも…。気分もすっきりせず、爽快な目覚めが得にくいです。

効果的なベッドシーツの静電気対策

ベッドシーツの静電気の怖さが分かったところで、今度は対策のほうを考えてみましょう。対策をしっかりすれば、ある程度静電気は防げますから、いたずらに不安になる必要はありません。

導電性繊維が入った生地を使用

導電性繊維が混合したシーツを使用すると、静電気の発生が抑えられ、不快なぱちぱちもなくなるほか、ほこりや花粉もつきにくくなります。

帯電防止剤が織り込まれた生地を使用

帯電防止剤という静電気の防止生地があります。これは、シーツの表面に織り込む生地で、シーツそのものを帯電しにくくさせます。

加湿器を使う

静電気は乾燥した場所で発生しやすいです。お部屋が乾燥していると、ドアノブだけでなく、ベッドシーツにも静電界が発生しやすくなります。

そのような場合に役立つのが加湿器。加湿器でお部屋に適度な湿度をもたらせば、シーツにも静電気が発生しにくくなります。

他の寝具との組み合わせに注意する

ベッドシーツとマットレス、ベッドシーツと敷パッド、ベッドシーツと毛布のように、ベッドで寝る場合はいくつかの寝具を組み合わせます。

これらの寝具をセット販売で購入する場合はいいですが、別々購入となった場合、素材の組み合わせによっては、静電気が発生しやすくなることがあります。

特にプラスに帯電しやすい素材とマイナスに帯電しやすい素材が触れ合うとよくありませんから、購入時に注意しましょう。

柔軟剤や帯電防止スプレーを使う

ベッドシーツを洗濯するときに、柔軟剤を使うのもいい静電気防止効果になります。柔軟剤には繊維のすべりをよくし、摩擦を減らす作用があり、静電気発生の原因を抑える効果が期待できます。

帯電防止スプレーは、静電気防止スプレーとも呼ばれ、まさに静電気防止に役立つスプレーです。柔軟剤にしろ耐電防止スプレーにしろ、衣類で使ったことがある人もいるでしょうが、ベッドシーツにも使えます。

まとめ

1年中発生する静電気。ぱちぱちと不快なだけでなく、体にもよくありません。特にベッドシーツで発生する静電気は、寝ている間中体に影響するので、どうしても抑えたいところ。今回はその方法などを特集しました。皆さん方もベッドシーツの静電気を抑えて、快適な就寝環境を整えるようにしてください。


おすすめの商品

最後に、BED STYLEの商品ラインナップから、静電気防止に効果があるシーツなどのおすすめ商品をピックアップしてみます。ぜひこれらの商品を取り入れて、不快な静電気を防止してください。

格別の暖かさ プレミアムマイクロファイバー贅沢仕立て パッド一体型ボックスシーツ

密度が濃く繊維が細かいプレミアムマイクロファイバーを使用したパッド一体型ボックスシーツです。肌触りはとてもなめらかで、ふんわりと暖かいです。とろけるような肌触りで、幸せな気分でお休みいただけます。これなら、朝までぐっすり寝られますね♪生地には導電性繊維を混合。静電気による不快なぱちぱちも、花粉やほこりの付着も防げます。劣化しにくい繊維なので、制電効果は半永久的に続きます。ずっと快適です。

丸洗いできる 北欧モダンスタイル ふわふわ敷パッド 吸湿発熱わた入り

今度はふわふわの敷パッドをご紹介。表地がポリエステル100%になっていて、静電気防止糸を使用しています。これで不快な静電気ともおさらばとなり、快適にお休みになれます。内部のわたは吸湿発熱タイプ。寝汗を吸い取ってくれるうえに、蒸れにくい素材です。暖かさもあります。四隅にゴムバンドがついていますから、ベッドマットレスから外れにくくなっています。サイズはシングルからキングまで5種類あり、ベッドサイズに応じたものが選べますね♡

プレミアムマイクロファイバー贅沢仕立て 発熱わた入り2枚合わせ毛布+パッド一体型ボックスシーツ

発熱わた入り2枚合わせ毛布とパッド一体型ボックスシーツがセットになった商品です。ともに静電気防止糸を使用。嫌な静電気で悩まないようになります。素材には「ベンベルグ」という素材を混合。汗を吸い取って、湿気を外部に放出し、熱を発するという優れた素材です。肌触りもふわふわ感が格別で、ベッドから抜け出せなくなりそうです。カラーバリエーションはいろいろあり、インテリアに合う一品を選べます。

一年中快適 20色から選べる コットンタオル ボックスシーツ

こちらはコットン(綿)を使用しているので、静電気が発生しにくいボックスシーツです。静電気防止加工が施されているわけではありませんが、肌にあたる部分がコットン100%で寝心地抜群です♪肌寒い季節は暖かく、暑い季節はさっぱりとしていて、365日快適にお休みいただけます。これなら就寝環境もばっちり整いますね。全周ゴム仕様になっています。マットレスにかぶせるだけで使用可能。ワイドキングやファミリー用の特大サイズもご用意しております。

ショート丈専用ザブザブ洗えて気持ちいいコットンタオル ボックスシーツ

コットン100%を使用したサラサラふわふわ心地よいショート丈ボックスシーツです。汗も吸い取ってくれて、べたつかずさわやかです。また、静電気防止効果もあり、ぱちぱちで困ることも減ります。天然のタオル素材により、優しい肌触りに仕上がっています。体にもなじみやすく、気分よく寝られますよ♪家庭用の洗濯機で手軽に洗えるのも嬉しいポイント。汗をかいても、キレイになるので、清潔です。カラーバリエーションは10色。何種類かそろえておくと、気分転換にもなります。

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