寝具ショップで布団セットを購入したとき、店員さんから「布団のカビ対策に除湿シートも一緒に購入するといいですよ!」と言われたことはありませんか?除湿シートって絶対にないとダメなの?と疑問に思う方も多いと思います。
実のところ、除湿シートが必要かどうかは生活環境により大きく左右されます。使うべき人が除湿シートを使っていないとカビ問題に悩まされたり、また反対にそこまで必要でない人が除湿シートを買ったところで宝の持ち腐れになってしまいます。そこで今回は、除湿シートは必要かどうか、3つの場合で考えたいと思います!
目次
寝室に除湿シートは必要?
そもそも除湿シートは本当に必要なのでしょうか?畳・フローリング・ベッドなど、寝室のシーン別に解説します。
畳に布団の場合

寝室の床が畳なら、除湿シートは必ずしも必要ではありません。畳の素材には天然の調湿機能があるからです。
敷布団を敷いているときに溜まった湿気を畳が吸い取り、昼間のうちにその湿気を吐き出します。しかし、起床時に畳と敷布団がジトーッと湿っているのなら、除湿シートを使いましょう。特に梅雨の時期などは注意して見てください。畳の上だからといって敷布団を敷きっぱなしにしていると湿気が溜まってしまいますので、こまめに部屋干ししましょう。
フローリングに布団の場合

もし寝室の床がフローリングなら、除湿シートを使うことを強くおすすめします。フローリングには畳のような調湿機能がないので、湿気はたまり放題になり敷布団がジトジトになってしまうからです。毎日の寝汗で湿気の温床となっているためカビも発生しやすくなります。ジメジメした夏はもちろん、加湿器を使用する冬も除湿シートが大活躍してくれます。
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こんな場合はなくても大丈夫!

フローリングの上で敷布団を使っているからといって、たった一日で敷布団が湿気ってカビが生えることなんてほぼありません。そのため、もし毎日布団を乾かして押入れにしまえているのなら、除湿シートは必ずしも必要ではありません。
ベッドを使用している場合

通気性があまり良くないベッドを使用している場合は、マットレスの下に除湿シートやすのこを敷くといいですよ。例えば下記のベッドは、通気性が気になります。
- フロアベッド
- ローベッド
- 合板床板のベッド
- 床下一面が収納スペースになっているベッド

反対に、下記のベッドなら通気性が良いので、除湿シートが不要です。
- すのこベッド
- 畳ベッド
- メッシュ床板のパイプベッド
フローリング&布団派の方におすすめアイテム!
こちらでは、フローリング派の方向けに除湿効果が狙えるおすすめアイテムをご紹介いたします!
除湿シート付き敷布団
毎日干したての気持ちよさ 1枚で寝られるオールインワン敷布団
除湿シートが付いた敷布団はカビ対策にぴったり!シートが湿気を含むとセンサーがピンクになってお知らせしてくれるので、天日干しするタイミングが一目瞭然なんです。汗っかきのパパや子どもにもぜひおすすめ!タテ繊維の構造で反発力があるので、厚さ3cmと薄型ながら底つき感なく快適にお休みいただけますよ。
すのこベッド
極上の寝心地 桐天然木二つ折りすのこベッド
京都に古くから伝わる「みやび格子すのこ」を取り入れたベッドです。タテ型の格子構造により、通常の2倍の通気性があります。湿気をしっかり放出して、さらさらに♪体を点で支えてゴツゴツ感も感じにくく、朝まで快適ですよ。ストッパーで2つ折りに固定できるので、そのまま布団を部屋干し可能。除湿シートいらずで安心ですね。
3段階高さ調節可能 北欧パイン材使用 脚付きすのこベッド
空気の通り道がたくさんあるすのこベッドは、うまく湿気を逃がしてくれます。カビ対策には、脚付きタイプ(ステーションタイプ)が特におすすめ。吸放湿性の高い天然木を使用しているとより効果的です。こちらのすのこベッドは、ヘッドレスでコンパクトなつくりになっているため、狭いお部屋にも余裕を持って置くことができます!
シンプルデザイン 棚・コンセント付きデザインすのこベッド
床版部分がすのこ構造になっているこちらのアイテムは、通気性がよくカビの心配もありません。布団派の方は、布団を敷いて使用することもできます。こちらでご紹介するのは、流れるような木目が美しいナチュラルテイストのシンプルデザインのベッド。溢れる木の温もり、ナチュラルなインテリアにもマッチすることででしょう♡
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畳ベッド
い草の香りが心を和ませる 照明・棚付き畳収納ベッド
除湿効果を持つ畳を床板に使用したベッド。畳に敷布団を敷くのに比べて立ち座りが楽なので、ご高齢の方や足腰の弱い方におすすめです。畳は取り外せるので、定期的に立てかけて乾かしましょう。収納スペースも豊富なので、お部屋に押入れやクローゼットがない方にもおすすめのアイテムです。
現代の生活に合う畳 布団が収納できる・美草・小上がり畳ベッド
天然の調湿機能がある畳ベッドは、布団を敷きながら除湿効果を狙うことができます。今回ご紹介するのは、畳の感触を楽しめるダブルサイズのベッドです。高機能で上質な畳を使用しているので、お手入れも簡単で使いやすいですよ。畳にしてはレアなカラーのブラックも選ぶことができ、お洒落な和モダンインテリアには欠かせないアイテムです。
★ほかにも畳ベッドをチェック↓↓
メッシュ床板のパイプベッド
スタイリッシュな雰囲気を演出 高さ調節可能なデイベッド
こちらのパイプベッドのメッシュ状になった床板は通気性抜群です。お手入れのしやすさもポイントとなっています。すのこに比べると耐久性が劣るので、マットレスや布団を敷く際には、体圧分散性の良いかなり厚手のものを合わせるようにしてください。使うだけで除湿することができるおすすめの実用的なアイテムです!
大人可愛い 2style×2wayデイベット
除湿機能もデザイン性もそちらも兼ね備えたベッドをお探しの方におすすめしたいのが、こちらのアイテム!滑らかでエレガントなアイアンラインが大人可愛い2wayベッドです。ソファとしてもベッドとしても、2wayでご使用いただけます。 布団を敷いての使用も可能となっています!床版部分は通気性抜群のワイヤーメッシュ構造になっているため、湿気がこもることなく快適に眠ることができます♡デザインも可愛くて除湿機能も備わっている無敵アイテムです♡
★ほかにもパイプベッドをチェック↓↓
敷き布団に合わせたい便利なシート
湿気やニオイをしっかりと吸収してくれる 湿度調整マット
おどろきの吸湿力で湿気をグングン吸い取ってくれる除湿シートです。販売枚数が100万枚以上と、ロングセラー商品!防ダニ・防カビ・消臭・有害物質吸着効果と機能性に優れており、ぜひ1枚は持っていたいアイテム。吸湿センサーがピンクからブルーになったら、干し時のサイン。日向などで干しておけば、また吸湿力が復活しますよ。汚れたら洗濯機で洗えます。長年使用し傷んできたら、小さくカットして下駄箱などに再利用できるのもポイントです。
どこでも気軽に清潔空間 消臭・抗菌仕様 洗える防ダニシート

こちらはダニ防止に効果的なシートです。特殊な防虫薬剤を使用しているので、イヤなダニを寄せ付けません。消臭・抗菌効果もあり、眠っているときのイヤな臭いも防ぎます。ベッドパッドや敷き布団の下などさまざまなシーンに使えますよ。汚れたらネットに入れて洗濯機で丸洗いできます。薄いので乾くのもあっという間!繰り返し洗っても防ダニ効果が続きます◎。
除湿機能バツグンなベッドのあるお部屋♡
ここまでで、どのタイプのベッドが布団ユーザーの除湿対策に向いているのかをご紹介いたしました。そこで、こちらでは、除湿機能バツグンなベッドのあるお部屋実例を覗いていきたいと思います!
すのこベッド
使っているだけで除湿効果のあるすのこベッドは、とても使いやすくおすすめです。さらにカビ対策を強化したい方は、未使用時に布団をめくっておくのもいいですね♪
窓からの眺めが最高なこちらのお部屋には、低めのすのこベッドが置かれてあります。ナチュラルお洒落な雰囲気を出しながらマットレスにも布団にも対応可能な優秀アイテムです。
畳ベッド
畳ベッドには、天然の除湿効果が備わっているため、カビの心配もありませんね!晴れた週末には布団を天日干しすることでさらに除湿効果をアップすることができます。
ギターがいい味を出しているこちらのお部屋。こちらは、実は畳ベッドなんだとか。柄物の布団を敷くとよりお洒落になりますね!
パイプベッド
家族の寝室では、パイプベッド二台くっつけて広々と使うのがいいですよ♡子供の寝汗が気になる方も、使いながら布団の除湿をしてくれるこちらのアイテムなら安心です。
男らしいインテリアのスパイスとなるパイプベッド。布団を敷いてもこんなにかっこいい寝室になります!
まとめ
週に2.3回布団を干すことができれば除湿シートは必ずしも必要とは言えませんが、あるのに越したことはなさそうですね!
湿気はカビの原因にもなりますので、布団を長持ちさせたい場合には用意しておいてもいいと思います。カビが生えてしまったらお手入れが大変ですもんね。備えあれば憂いなし、です!