あなたは、「窓際にベッドを置くときのメリット・デメリット」を考えたことありますか?あまり意識せずにベッドを置く方も多いですが、実は、ベッドを窓際で使うときにはメリット・デメリットを理解した対策が必須!
そこで本記事では、ベッド配置の基本とベッドを窓際で使う際の工夫について解説していきます。ぜひ、あなたの寝室づくりの参考にしてみてください。
目次
ベッド配置の基本を理解しよう
まずは、ベッド配置の基本レイアウトとそれぞれのメリット・デメリットをご紹介します。基本のレイアウトとは以下の2つです。
- 窓際にベッドを配置する
- 窓から離してベッドを配置
それではさっそく解説していきましょう。
窓際にベッドを配置するメリット・デメリット

メリット
- 他の家具の配置がしやすい
- 太陽の光を感じながら目覚められる
真ん中にベッドを置くよりも圧迫感がなくなり、部屋を広く見せる効果が期待できます。さらに東側の窓際にベッドを配置すると、朝日が当たって気持ちよく目覚めることができます。
デメリット
- 熱気や冷気を感じやすい
- 結露が発生し、ベッドフレームや布団にカビが生えやすい
- 窓の掃除がしにくい
- 騒音が気になる
窓際は窓を閉めていても外気の影響を受けやすくなっています。さらに、室内と外気の温度差で結露が発生し、ベッドマットや布団に湿気がこもり、カビが発生する恐れがあるのです。
窓際とベッドの間には埃がたまりやすく、カビやダニが増殖する可能性も高まります。その他には、お住まいの環境によって、窓を通しての外の騒音が気になって寝づらいということもあるかもしれません。
ベッドを窓から離して配置するメリット・デメリット

メリット
- 外気の影響を受けない
- 掃除がしやすい
広い寝室であればお部屋の中心に置くことでホテルのような贅沢な空間が生まれます。直射日光が当たったり、冷気を感じることもなく、ベッド下のお掃除もしやすいのも魅力の1つです。
デメリット
- 狭い寝室やワンルームには向かない
- 部屋に圧迫感を与えやすい
窓際ではない入口近くにベッドを配置するには、ある程度広さのあるお部屋でなければなりません。一人暮らし用の寝室やワンルームでは空間が狭く感じられるため、窓からベッドを離して置いているケースは少ないでしょう。
ワンルームでどのようにベッドを配置するべきか、建築士が解説した動画がありますのでぜひ参考にしてください♪
窓際にベッドを置いて快適に過ごす方法

上記で述べたように、窓際にベッドを配置することにより、さまざまな弊害が生まれます。しかし、コンパクトな住宅が多い日本の環境、特にワンルームでは、窓際に配置せざるを得ないことがしばしば。
窓際にベッドを配置することで起こる不都合をなくすためにはどうすればよいでしょうか。
カーテンで光、音、冷気をシャットアウト
陽が当たりすぎて熱気がこもる、冬の冷気がつらいなどのときは、遮光・遮熱・保温機能のあるカーテンで防ぎましょう。さらに抗菌・防カビ機能のあるものは、冬の結露や日当たりの悪い窓にもおすすめです。窓の外からの騒音もある程度ならばカーテンで軽減されます。
気をつけなければならないのはカーテンの長さです。窓の高さに関係なく、できれば床まで届く長さを選ぶと、外気からの影響を受けにくくなります。
選べる20カラー×54サイズ 防炎・1級遮光カーテン
1級遮光機能付きで、屋外からの光をしっかりさえぎってくれるカーテンです。防炎加工もあり洗濯できるなど、機能性に優れています。カラーはベーシックカラーやパステルカラーなど全部で20色をご用意していますので、お部屋のインテリアに合わせてお選びください。丈は90cmから240cmまで18サイズ、幅はこちらの100cmのほかに150cm、200cmと、全部で54サイズ取りそろえています。さらに丈は付属のアジャスターフックで調整できるので、ご自宅の窓にピッタリ合わせられますよ。
木と小鳥をあしらったナチュラルな柄と優れた機能性がお部屋を守る デザインカーテン
アイボリーの背景に木と小鳥をデザインしたカーテンです。まるで森の中にいるような気分を味わえます♪遮光2級と外からの光をしっかり遮断し、プライバシーも確保。洗濯機で洗える、形状記憶加工など機能面も充実しています。サイズは幅100cm、丈の長さが135cm、178cm、200cmからの3つからお選びください。
選べる6カラー×54サイズ 防炎ミラーレースカーテン
プライバシーをしっかり守るミラーレースカーテンは、安心してリラックスするためになくてはならないマストアイテム。お部屋のインテリアやカーテンに合わせてコーディネートできる6色展開です。防災加工が施されている上に、洗濯OKの高性能!サイズも全部で54種類揃っているため、自分好みのお部屋が作れますよ♡
窓から50cmだけでも離す
掃除しにくいという面では、窓のある壁からベッドを少し離して隙間をつくり、できるだけ掃除しやすいようにします。窓から少し離すことで、窓を開けての換気もしやすくなります。
窓から離すことで、冬の結露の影響も減らすことができます。最低50cmは離すと良いですよ。窓とベッドの間にナイトテーブルを置くレイアウトがおすすめです。
窓をリフォーム
やむを得ず窓際にベッドを置くことになったけど、外の音や冷気が気になり眠れない…という方は、思い切って窓のリフォームをしてみてはいかがでしょうか?
複層ガラスや二重サッシに変えると、遮熱・遮音・防犯効果が大幅アップします。何年も騒音や冷気に悩まされるよりも、快眠のためにコストをかけることも一つの手段です。
【レイアウト図で学ぶ】ワンルームのベッド配置例
スペースに限りあるワンルームだからこそ、ベッドの配置に悩んでしまいがちです。そこでこちらでは、ワンルームにベッドを置く際の配置例をご紹介します!
お部屋の手前

お部屋の手前にベッドを配置することで、お部屋の奥側にソファーやテレビを置いてリラックスするスペースをつくることができます。
また、ベッドとソファーの間にシェルフを置くことで、空間にメリハリが生まれます。
お部屋の奥壁側

ワンルームにベッドを置く場合、お部屋の奥壁側にベッドをくっつけて配置すると、お部屋の手前に広々したスペースを確保することができます。
また、ソファーの背をベッドに向けて、お部屋のゾーニングをするのもおすすめです。空間を区切ることで、スペースに限りのあるワンルームでも、お部屋にメリハリが生まれます。
お部屋の壁際(導線を意識)

ワンルームはスペースに限りがあり、家具をたくさん置くと狭く感じてしまいます。そこでお部屋の導線を意識することで、お部屋に開放感が生まれ過ごしやすくなります。
こちらお部屋ではベッドとソファーが一直線になるよう配置し、お部屋の入り口から窓までに導線を確保しています。
お部屋の奥窓際

こちらは、窓が壁の真ん中に位置しているワンルームです。
こういう場合、ベッドをお部屋の左端に配置し、ベッドのヘッド部分が窓に面するように配置。
ベッドと窓が接している部分を最小限にできるので、暑さや寒さ、結露に悩まされずに済みます。

こちらのお部屋では、ベッドの下半分が窓にかぶるように設置してみました。 お部屋の奥にベッドを置くと、お部屋手前にスペースが生まれ、お部屋を出入りしやすくなります。
本記事でもご紹介した通り、お部屋の置く窓際にベッドを配置する場合は、窓から50cmだけでも離すことを心がけましょう。
クローゼット前
ワンルームの場合、クローゼット前にベッドを置きたい方も多いと思います。扉の種類によっても配置パターンは変わりますので、それぞれご紹介していきます。
引き戸

引き戸タイプのクローゼットの前にベッドを置く場合、ベッドとクローゼットの間に人一人が通れるスペースを確保することがポイントとなってきます。
こちらのお部屋は、入口の対角線上にクローゼットがあるワンルームです。クローゼット前に動線を確保しつつベッドを置き、部屋の手前にスペースを確保できるレイアウトに仕上げました。

引き戸タイプのクローゼットは扉を開閉するスペースが必要ないため、狭いワンルームでもベッドの配置がしやすいお部屋です。
入口横にクローゼットがある場合は、入口から見てベッドを左角に寄せ、視界の妨げにならないよう配置します。
入口から見て正面には背の高い家具やベッドのような存在感のある家具を置かないのがポイントです。
折れ戸

折れ戸タイプのクローゼットは、扉が前に出てくるつくりとなっているため、ベッドとクローゼットの間に「人+扉」分のスペースを確保する必要があります。
入口の対角線上に折り戸のクローゼットがある場合は、お部屋の中央にベッドを配置するのがおすすめです。

入口横に折り戸のクローゼットがある場合は、引き戸のクローゼット同様、入口から見て左側にベッドを配置すると空間が広く見えます。
ベランダへのアクセスを考えると、ベッドと窓の間は50㎝以上空けるのが理想です。観葉植物を飾れば、寂しい印象になることもありません。
チェスト

最後に、お部屋奥にチェストを置いた場合のベッドの配置を考えてみましょう。
ベッドはお部屋の真ん中に配置し、入り口やチェストの周りに人が余裕を持って通行できるスペースを設けるのがおすすめです。
おすすめベッド
BED STYLEでは、窓際でも使いやすいコンパクトで湿気に強いすのこベッドを取り扱っています。本日はその中からおすすめのベッドを7つご紹介します!
小さいサイズでお部屋を広く 天然木ショート丈すのこベッド
こちらのセミシングルサイズのベッドは長さ180cmのショート丈サイズです。通常サイズのベッドは置きにくい、狭いお部屋にもぴったりとフィットするコンパクトサイズなので、一人暮らしのワンルームや子ども部屋などに重宝しますよ。オール天然木を使用した、木の温もり溢れるデザインで、通気性も抜群なすのこ板を使用しました。快適な環境でお休みいただけます。
美しい上質デザインで機能性抜群 棚付すのこベッド
こちらは、世界のホテルに納品実績がある家具メーカーが製作したベッドです。床板にLVLすのこを使用しているので、通気性も抜群です。耐荷重も約200kgととても頑丈な設計なので、大柄な男性にもおすすめです。直線的なフォルムに円錐状の脚がスタイリッシュなデザイン。ベッド下は16.5cm空いているので、お部屋を広く見せる効果もありますよ。ロボット掃除機も通れるので、ベッド下までしっかり掃除できて安心です。
スマートスタイル 棚・コンセント付きデザインすのこベッド
こちらのセミシングルベッドは、幅82㎝と狭いスペースにも置けるショート幅タイプのベッドです。ベッドデザインは木の風合いが美しく、バックデザインも背面化粧を施してあるので、レイアウトを選ばずに設置することが可能です。 カラーは2色展開。ウォルナットブラウンとシャビーブラウンからお好きなカラーをお選びください。
高い通気性で快適 ガス圧式大容量跳ね上げベッド 横開きタイプ
通気性の高いウレタンとすのこ構造で、跳ね上げ式の収納付きベッドが出来上がりました!ほこりをしっかりブロックし、通気性も兼ね備えています。跳ね上げ式の収納は女性でも簡単に開閉ができ、ラグ・家電・スーツケースのような大型荷物も収納可能です。耐久性も高いので、お使いの敷布団をそのままご利用いただけます。
天然木の温もりが伝わる ショート丈北欧デザインベッド
お部屋の窓際にベッドを置く際には、通気性がよく場所を取らないベッドがおすすめです。こちらは180cmショート丈タイプで、ワンルームなど狭い部屋でも置きやすいサイズのベッドです。すのこ仕様なので風が通り、衛生面も考えられた可愛いデザインも魅力的。オプションで低めの脚も選べます。これなら湿気によるカビなどの心配もありません!
布団が干せて快適 国産頑丈すのこ跳ね上げ式大容量収納ベッド
窓際にベッドを置くと湿気が溜まりやすくなってしまいますが、こちらのベッドは違います!毎日気持ちよくお使いいただけるすのこ構造で、さらに持ち上げて布団を干すこともできます!ベッド下は大きな荷物も入る便利な広々収納が可能。使用していないときには簡単に布団を干しておくことができるため、湿気トラブルで悩んでいる方にもおすすめです♪
布団感覚で使えるスーパーロー設計 棚・コンセント付フロアベッド
窓際にベッドを置くと、窓からの光を遮断してしまうこともあります。こちらは床からの高さをできる限り抑えた「スーパーロー設計」のフロアベッドです。圧倒的な開放感で圧迫感がなく、通気性の良いすのこ構造になっているため、窓際に置いても窓からの光を遮りません。布団に近い感覚が日本人に馴染みのある心地よさを感じさせてくれますね♡
おすすめマットレス
BED STYLEにはすのこベッドに合わせるマットレスも豊富に取りそろえています。窓際に置くベッドフレームに合わせて、マットレスも湿気に強いタイプを選びましょう!
弾力のある ホテル品質 ボンネルコイルマットレスプレミアムタイプ
マットレスの中でもボンネルコイルタイプは通気性に優れており、窓際でも使いやすいアイテム。さらにこちらのマットレスには、抗菌・防臭加工や防ダニ加工をほどこしているので、さらに安心です。厚さ24cmとふっくらで、中は9層構造になっており、安定した寝心地を実感できます。コイルはJIS基準の8万回の耐久テストをクリアしており、確かな品質です。両面仕様なので、定期的に上下・天地を入れ替えて、長くお使いいただけます。
畳める ポケットコイル入り敷布団マットレス ショートタイプ
コンパクトなショート丈サイズのベッドフレームに対応したマットレスです。こちらはポケットコイルタイプで、体を点で支えて体圧を分散するので、理想的な寝姿勢をキープしてくれます。ボンネルコイルタイプのマットレスに比べて通気性は低くなりますが、表地にメッシュ生地を使い通気性もアップさせました。厚さ70cmと薄型で3つ折りにしてたためるので、陰干しするときも楽に持ち運べますね。
汗を逃す フランスベッド マルチラススーパースプリングマットレス
フランスベッド社が開発した、じめじめと湿気の多い日本の気候に合わせて設計されたマットレスです。独自の高密度連続スプリングを使用しているので、通気性に優れています。さらに側面にも通気孔を設置し、マットレス内部にこもりがちな湿気もしっかり逃します。腰が沈み込みにくく寝返りがしやすいので、朝まで快適に寝られますよ。表地にふっくらとしたキルティング加工をほどこしているので、さらっとした肌触りが心地良く、クッション性や保温性も抜群です♪
まとめ
こちらの記事ではベッドの配置別にメリット・デメリットを解説し、ベッドを窓際に置く際の工夫をご紹介しました。最後に、その内容を簡単におさらいしておきましょう。
- 窓際にベッドを置くメリット・デメリット
メリット | デメリット |
他の家具の配置がしやすい 部屋が広く見える | 直射日光が当たる 冷気や熱気を感じやすい 窓の結露によりベッドに湿気がこもる 掃除がしにくい 外の音が気になる |
- 窓から離してベッドを置くメリット・デメリット
メリット | デメリット |
直射日光が当たらない 冷気や熱気を感じない ベッドまわりの掃除がしやすい | 日本の住宅(特にワンルーム)では難しい 配置場所によって部屋が狭く感じる |
- 窓際にベッドを置いて快適に過ごす方法:「カーテンを活用する」「窓から50㎝だけ離す」「思い切って窓をリフォームする」
日本の住宅事情により、お部屋のレイアウトも自由にはできないことも多いと思われますが、工夫しながら寝心地の良いお部屋づくりを目指しましょう。