季節の変わり目に収納することになる毛布や羽毛布団。その後はどうしていますか。実は収納前にやるべきことのほか、またシーズンが変わって使う前にやるべきこともあります。それがどのようなことなのかを今回解説しますから、ぜひ実践してみてください。併せて、おすすめの毛布や羽毛布団なども取り上げます。
毛布や羽毛布団をキチンと収納しないとどうなる
収納してあった毛布や羽毛布団の使用前にやるべきことを考える前に、毛布や羽毛布団をキチンと収納しないとどうなるのかを見ておきましょう。
カビが生えることがある

毛布や羽毛布団は湿気を嫌います。湿気がたまったまま収納してしまうと、カビが生えることも。
カビは湿気のある場所を好み、押し入れやクローゼットにそのような状態の毛布や羽毛布団をしまっておくことで、次のシーズに使えなくなってしまうことがあります。
虫に食われる心配がある

毛布や羽毛布団の収納の仕方によっては、虫に食われてしまう場合があります。虫に食われると、穴があちこちに空き、中身が飛び出してしまうことも。
修復ができる場合もありますが、面倒ですから、きちんと収納しておきたいところです。
汚れてしまうことも

毛布や羽毛布団を収納するときは、きれいにしてからというのが鉄則です。汚れたまま収納すると、次のシーズン使う時不快です。
また、きれいに収納したつもりでも、収納の仕方が悪いと、汚れてしまう場合もあります。
収納してあった毛布や羽毛布団を使う前には?
続いて、収納してあった毛布や羽毛布団を使う前には何をやるべきなのかを見てみましょう。
毛布の場合

まず収納してあった毛布を使う前にやるべきことを確認しておきましょう。
天日干し
押し入れやクローゼットに収納してあった毛布には湿気が少したまっていることがあるので、天日干しをした方がいいでしょう。天日干ししなくても使えないことはありませんが、乾燥状態にしておいた方が気分よく寝られます。
洗うべき?
毛布を収納するときに洗うという人も結構いますが、その反対の人は少ないようです。ただ、1シーズン押し入れやクローゼットに入れておいた毛布は多少汚れる可能性もあるので、洗えるのなら洗ってから使いたいところです。
収納後に毛布がカビ臭くなったら?
毛布を収納後にカビ臭くなる場合があります。このような場合に使用前にやるべきことは、次のようなことです。
- 日差しの強い時間に2~3時間天日干し
- コインランドリーの乾燥機で乾燥させる
- 重曹を毛布に振りかけ、30分待った後に掃除機で吸い取る
いずれかの方法を試すことで、毛布のカビ臭さを軽減できます。
収納後に毛布にダニが発生した場合は?
毛布収納後にダニが発生した場合に使用前にやるべきことは、洗濯することですが、洗濯だけでは十分ではありません。これでダニは減りますが、完全死滅にまでは至りません。ではどうすればいいのかというと、しっかり乾燥させること、掃除機でダニのふんや死骸を吸い取ることがダニ駆除の基本です。
羽毛布団の場合

続いて、羽毛布団を収納後、寒くなってきたときに使う前にやるべきことです。
収納後に側生地が破れた場合は
羽毛布団の収納後に、気がついたら側生地が破れていたということがあるかもしれません。そのようなときは使用前に縫いたくもなるでしょうが、これは正しい対処法ではありません。針で縫うと、側生地に施された加工がだめになってしまいます。そこでやるべきことは、補修布をアイロンで熱圧着させること。これで破れた部分がふさがれます。ただ、自分でうまくできないときは、リフォームに出すのもおすすめです。
汚れたらクリーニングに出す
羽毛布団収納後に汚れたら、使用前に毛布のように洗濯はしにくいです。洗濯できるタイプがないことはないのですが、普通はできないので、クリーニングに出しましょう。プロのクリーニング屋さんが洗濯すれば、清潔かつふかふかな状態になるので、快適に寝られるようになります。なお、羽毛布団はクリーニング屋さんまでもっていくのが大変ですが、宅配クリーニングを利用すれば、手間が省けます。
湿気がたまっていたら
羽毛布団を収納している間に、湿気がこもることがあります。そのような場合は使用前に干す必要があるのですが、羽毛布団は天日干しには向いていません。直射日光で側生地が傷む恐れがあるのです。そこで風通しのいい場所で日陰干しか部屋干しをします。もし日に当たる場所しか干す場所がないということなら、カバーをつけて干せば大丈夫です。
羽毛布団を圧縮袋に入れて収納すると
羽毛布団はかさばるので、圧縮袋に入れて収納しようという人がいるかもしれません。しかし、これはよくないです。羽毛布団の中の羽毛がつぶれてしまうからです、そうなると、次のシーズンの使用前に何をやっても、ふかふか感や保温性が戻りません。したがって、圧縮袋は使わないようにしましょう。
収納で羽毛布団が臭くなったら
羽毛布団を長期収納しておくと、臭くなることがあります。そのような時、使用前にやるべきことは、次のようなことです。
- 風通しのいい場所で陰干しして、しっかり乾燥させる
- 羽毛布団をたたんで、体重をかけて中の空気を押し出す(3~4回やる)
- クリーニング店に依頼する
自分でやってもにおいが取れないときは、専門のクリーニング店にお願いしましょう。
おすすめの商品
ここからは、BED STYLEおすすめの毛布や羽毛布団をご紹介いたします。どの商品も収納後の使用前にやるべきことをやれば、清潔な状態を維持でき、寒い時期に大活躍してくれるというものです。気に入ったものがあれば、ぜひチェックしてみてください。
プレミアムマイクロファイバー贅沢仕立て 発熱わた入り2枚合わせ毛布
ワンシーズン使って、収納した後に冬が来るのが待ち遠しくなる、そんな毛布がこちらの2枚合わせ毛布。贅沢な毛並みが格段の滑らかさと暖かさをもたらします。プレミアムな肌触りで、「吸湿発熱わた」入りで、保温性も抜群。生地も厚手ですから、しっかりと体を保護。これで寒さ対策も万全ですね♡ご家庭の洗濯機で丸洗いできます。収納後使用する前に洗っていただくと、清潔な状態で使えますよ。静電気の発生も抑制されているので、不快なぱちぱちで悩まされることもありません。
熱を逃がさないあたたか毛布 保温わたアルヒートスーパー入り二層キルト毛布
二層キルト、保温わた、マイクロファイバーの3つの特徴により、朝までとっても暖かく過ごせる毛布です。二層キルトは熱を逃さず、保温わたは暖かさをキープ、マイクロファイバーはふかふかあったか。保温わたもぎゅっとたっぷり詰め込んであるので、ボリューム感も満点です。これなら冬の寒さも大丈夫でしょう。重すぎず軽すぎず程よい感じでもあります。圧迫感もなく快適です。なお、収納後に使用する前には、洗濯機で洗濯していただくと、きれいでふんわりした状態で使えるようになります。
9色から選べる ダックダウン羽毛掛布団
こちらは、ダックダウンを使用した羽毛布団。ふんわりとしたボリューム感、体を包んでくれる暖かさ、軽やかな掛け心地などとても気持ちのいい掛け布団です。羽毛とともにキルティングにもこだわっています。立体キルトになっていて、縫い合わせ部分にも羽毛が入り、暖かさを逃さない構造になっています。体にも寄り添い、隙間もできにくいので、冷気も入ってきません。これで保温性はさらにアップ。冬の寒さもこたえませんね♪収納後使う前には、ぜひ陰干しをしておいてください。
プレミアムゴールドラベル 羽毛布団8点セット 硬綿入り極厚ボリュームタイプ
ポーランド産グースダウンを使用した羽毛布団などの8点セットをご紹介しましょう。ポーランドは極寒の地。この地で育った羽毛は保温力、包容力とも抜群です。空気もたくさん含み、ふんわり軽く、暖かく、長持ち。とっても優秀な羽毛布団です。そのため、日本羽毛製品協同組合のランク付けではプレミアムゴールドラベルを取得。最高級レベルの評価を受けています。この素晴らしい羽毛布団をワンシーズン収納後に使う前には、陰干しでよい状態にしておきましょう。セットの敷布団は極厚ボリュームタイプです。
フランス産ダックダウンエクセルゴールド洗える羽毛布団8点セット 硬わた入りボリュームタイプ
羽毛布団というと、ご家庭では洗えないものが多いのですが、こちらの羽毛布団は違います。テフロン加工で気軽にいつでも洗えます。使用中に洗うこともできるし、収納後使う前に洗うこともできます。これで清潔な状態で使えますね♪しかもしっかり乾きますから、元の状態が復元されて、また快適な寝心地が得られます。羽毛の種類はフランス産ダックダウン。軽くて柔らかくて暖かいです。羽毛布団以外には、敷布団や枕などもついています。
まとめ
収納しておいた毛布や掛け布団を使う前には、やるべきことがあるのはご理解いただけましたか。それをやらないでそのまま使うという人もいるようですが、ケアはしっかりしておきたいところ。今回はその具体的な方法をご紹介しました。収納後に清潔に使える商品も取り上げてみました。ぜひこの情報も参考にしていただき、毛布や羽毛布団の収納後また使う時に、きれいな状態にしていただければと思います。