快適に寝られる掛け布団が欲しい、多くの人の願いです。そんな掛け布団を探している人もいらっしゃるでしょう。それなら、羽毛布団を購入してみてはいかがでしょうか。冬は暖かく、夏は爽やかです。今回はそんな羽毛布団の特集。併せて、おすすめの商品もご紹介しますから、ぜひ1枚いいものを見つけてください。
羽毛布団の特徴
まず羽毛布団の特徴を見てみましょう。
保温効果が高い

羽毛布団とは、ダック(アヒル)やグース(ガチョウ)などの水鳥の羽を使用した掛け布団のことで、とても暖かです。
羽毛は周囲の温度が低くなると、膨らんで、空気を多く含むようになり、暖気を外に逃しません。冬場は羽毛布団だけ掛ければ、他に何もいらないというほどの保温効果を発揮します。
ふんわり軽い

重い掛け布団は体に圧迫感を生み、あまり健康的ではありません。軽くてふんわりした布団のほうが体にも良く、気持ちもいいです。
そんな特徴があるのが羽毛布団。中には掛けているのが感じられないほど軽やかなものがあり、スッキリした気分でお休みいただけます。
肌触りが優しい

羽毛布団の肌触りはソフトで優しいです。これは使われている側生地にもよりますが、羽毛布団自体あまり重みがない上、素材になっているダウンが体に柔らかくフィットします。
羽毛布団を使って、肌がしっくりこないという人はあまりいません。
通気性がいい

羽毛布団の特徴の一つに通気性の良さがあります。意外に空気が流れやすく、蒸れにくくなっています。
そのため、薄手の羽毛布団を使うと、夏でも爽やかで快適です。
羽毛布団を選ぶポイント
優れた特徴がいろいろある羽毛布団ですが、様々な種類があります。そこで、その種類の選び方のポイントをお伝えしましょう。
羽毛の種類

羽毛布団の羽毛の種類は4つくらいあります。品質の高い順に並べてみましょう。
1.アイダーダック
2.マザーグース
3.グース
4.ダック
アイダーダックは最高品質の羽毛。極上の寝心地をもたらしますが、その分お値段が非常に高いです。マザーグースがその次。保温性や耐久性は抜群です。グースは保温性と耐久性があり、さらにニオイがないのがいいところですね。ダックは一番安価な羽毛布団。品質では他の種類よりも劣りますが、寝心地が悪いと決まっているわけではなく、ふんわり暖かなものも結構ありますよ。
産地

羽毛布団用の水鳥は日本では育成されていません。すべて海外産です。その中でも特に寒さが厳しい地域で作られたものは、高品質といわれています。
具体的には、ポーランド産やハンガリー産などです。一方、アジア産の羽毛には品質の悪いものが含まれています。
ボリューム

羽毛布団のボリュームを表す数値がダウンパワーです。dpという単位で表示します。日本羽毛製品協同組合では、ダウンパワーに4つのランクをつけています。
・プレミアムゴールドラベル:440dp以上
・ロイヤルゴールドラベル:400dp以上
・エクセルゴールドラベル:350dp以上
・ニューゴールドラベル:300dp以上
ダウンパワーの数値が大きいほど、繊維の間により多くの空気を取り込み、寝ている人から発する熱をしっかりキープするので、より暖かくなります。
ダウン率

羽毛布団の羽毛のことをダウンといいますが、羽毛布団にはこのダウンとフェザーという羽が含まれています。
そのうちのダウンの含まれる割合がダウン率で、ダウン率が高いもののほうが高品質で保温性に優れるといわれています。
価格

気持ちが良くて暖かな羽毛布団の価格は高そうに思われますが、どうでしょうか。これはこれまで見てきた特徴や種類によっても変わってきます。
冬用の羽毛布団の場合、安いものでは1万円台からあります。高いものは天井知らずで、100万円以上なんて品もあります。そのような品にはなかなか手が出ないでしょうが、5~10万円くらいのものを購入すると、質もかなり良くなります。
羽毛布団の正しいお手入れ方法
羽毛布団は大切に使うと、20~30年は持つといわれています。しかし、そうなるかどうかは日頃のお手入れ次第。そこで、どのようにお手入れすればいいのか、正しい方法をご紹介します。
羽毛布団は天日干しすべき?

羽毛布団を天日干ししてはいけないと思っている人もいます。しかし、そんなことはありません。羽毛布団を天日干ししても、羽毛自体は傷みません。
ただ、側生地に使われているポリエステルや綿は天日干しで劣化する恐れがあります。それを避けるには、天日干しする時間を片面1時間ずつくらいにするのとカバーをかけたまま干すのがいい方法です。
洗っていいの?

掛け布団は体に直接触れるものだけに、汚れやすいです。ただ、羽毛布団は洗っていいのでしょうか。答えはOKです。普通の羽毛布団と側生地は洗えます。
とはいえ、大きな羽毛布団は家庭用の洗濯機には入れにくいもの。そこでおすすめの方法として、布団丸洗い業者やクリーニング店に依頼することができます。これならスッキリきれいな状態になって戻ってきますよ♪
ニオイが出てきたら

羽毛布団の種類によってはニオイが発生するものもあります。特に湿度の高い時期に発生することがあります。
そのようなときは、羽毛布団を小さく畳んで、中の空気をゆっくりと押し出しましょう。余り勢いよくやると、生地を傷めますから、あくまでもゆっくりとです。これを何回か繰り返します。これで内部の空気が入れ替わり、ニオイも幾分軽減されますよ。
おすすめの商品
羽毛布団が欲しい、そんなご希望を持っている人のためにBED STYLEおすすめの羽毛布団を厳選いたします。とても心地いい羽毛布団ばかりですから、ぜひとも使っていただきたいです。また、羽毛布団に負けないくらい魅力的な商品もご紹介します。ぜひチェックしてみてください。
9色から選べる グースダウン羽毛布団8点セット ベッドタイプ
豊富なカラーバリエーションから選べる羽毛布団セットのご紹介です。お部屋のインテリアにもマッチするカラーが選びやすくなっています。羽毛の種類はグースダウン。ダックダウンに比べて希少・高級で、より高い保温性を期待できます。空気もたっぷり抱え込むことができますから、布団の中の暖気を逃しません。そして、ふんわり軽やか。快適な寝心地をもたらします。側生地はコットン100%。羽毛の吸放湿性を損なわず、ソフトで肌にも優しい優れた生地です。羽毛布団と肌掛け布団の2枚合わせになっていて、オールシーズン用です。
9色から選べる グースダウン羽毛布団8点セット 和タイプ
こちらもグースダウンを使用している和タイプの布団セットです。掛け布団や各カバーの他に、敷布団が入っています。硬わた入りの三層構造でボリューム感がすごいです!お客様からの要望が強く、この仕様が実現しました。ついているカバーはしわになりにくいため洗濯後の乾きも早いため、洗ってもすぐにまた使用することができますよ。着脱しやすいファスナー式となっています。
グースダウン羽毛布団8点セット プレミアム敷布団(極厚ボリュームタイプ)
こちらは先程からご紹介しているシリーズの敷布団が極厚タイプのセット。敷布団の厚みがなんと15cmとなっています!ふかふかしていて心地よく底付き感が無いため気持ちよくおやすみできますね。マットレス無しでしっかりと体を支えてくれる敷布団を探している方におすすめです。掛け布団は立体キルト加工が施され、体と密着するためとてもあたたかいだけでなく安心感もありますよ♪
洗濯機で洗えるエクセルゴールドラベルフランス産ダウン90% (シングル)
驚きの魅力が詰まったこちらの羽毛布団。なんと洗濯機で洗うことができちゃうんです。特に夏の暑い時期はよく汗をかき、布団の汚れも心配になる方も多いはず。それがこの布団なら綺麗にすることができるためいつでも気持ちよく眠ることができます。フランス産のダウンを90%使用し、軽くて柔らかく包まれて眠る心地よさを体感できます。こちらはシングルサイズですが、他にもサイズ展開していますので、好みのものを選んでみてくださいね。
20色から選べる羽根布団8点セット ベッドタイプ
最後にご紹介するのは、羽毛ではなく羽根を使用した布団の8点セット。厳選したスモールフェザーを使用していて冬は暖かいのはもちろん、夏は涼しく快適に眠ることができます。側地はコットン100%を使用しているのでなめらかな肌触り。それだけでなく、羽根の飛び出しを抑えてくれるため吸放湿性を損ないません。掛け布団・敷布団・枕カバーは洗濯機で洗うことができるので、お布団の清潔感もばっちりです!
まとめ
とっても気持ちがいい羽毛布団。今年はそんな羽毛布団で寝ようと決めた人もいるかもしれません。その商品選びの参考になるように、選び方やおすすめ羽毛布団をご紹介しました。この記事がきっかけで、皆さんが素敵な羽毛布団を見つけられますように心より願っています。